SNS時代の美術館マーケティングはどうあるべきか? 森美術館広報・洞田貫晋一朗に聞く2019年6月、興味深い書籍が刊行された。『シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』(翔泳社)は、SNS全盛の現代における美術館のデジタルマーケティング戦略を説くものだ。同書を執筆した森美術館広報・プロモーション担当の洞田貫晋一朗に、本書執筆の背景や、これからの美術館SNS戦略のあるべき姿について話を聞いた。 文=橋爪勇介 交通広告には頼らない 森美術館13.5万人、国立新美術館5万人、東京国立博物館1.6万人。これは入場者数ではない。各館のInstagramフォロワーの数だ。現在、森美術館が日本でもっとも多くのInstagramフォロワーを有する美術館であることはご存知だろうか。 2010年にローンチされた写真共有サービス・Instagramは、2019年6月7日に国内月間アクティブアカウント
ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田実業学校卒業後、早稲田大学第一文学部卒業。これまで経済誌や総合誌を舞台に、企業経営者(特に中小企業)、職人、研究者などのインタビュー記事を多数執筆。近年は人物評伝に注力。主な著書に『全員反対! だから売れる』(新潮社2004年)、『よくわかる介護・福祉業界』(日本実業出版社2007年改訂版)、『ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか』(ソフトバンククリエイティブ2006年)、『満身これ学究 古筆学の創始者、小松茂美の闘い』(文藝春秋2008年)、『大好きなニッポン、恥ずかしいニッポン』(マガジンハウス2011年)、『らくだ君の「直言流」』(出版芸術社)2014年)などがある。 katsumi-y@my.email.ne.jp 飛び立て、世界へ! 中小企業の海外進出奮闘記 小さくても特定の商品やサービスで世界的なシェアを持ち、グローバルに活動
2016年もいよいよ下半期突入。 歳を取るごとに1年が過ぎるスピードがますます加速するように感じるけれど、全然悲観的じゃない。むしろ毎日新しくて新鮮なことが向こうからどんどん飛び込んできて、毎日エキサイティングだ。 そんなわけで、今回も先月に引き続き最近気になるWebサービスやアプリケーションなどを紹介していきたい。前回は海外サイトを中心に紹介したけれど、今回は海外編・国内編と2本立てで紹介していく。ほとんどのサービスは無料だけれど、とんでもなく便利なものも多いので、きっとあなたの役に立つはずだ。 ちなみに前回の6月版の記事はこちら。 海外編 Real Time Users Real Time Usersは、1分(60秒)以内にサイトを閲覧しているひとの数を表示するカウンターのjavascriptプラグインだ。CSSで表示部分をカスタマイズすることができる。数行のコードではてなブログにも設
スラドの皆さんの中には、気に入った新製品がすぐに生産終了してしまい、残念に思った経験のある方も多いのではないだろうか。米国での調査によると、新製品を好んで購入する消費者の中には「失敗の前兆(harbingers of failure)」となる消費者が一定数存在するそうだ(Consumeristの記事、 Chicago Tribuneの記事、 ScienceDailyの記事 、 論文アブストラクト)。 米ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院などの研究者は、全米チェーンのコンビニエンスストアの顧客13万人の購買行動を調査。その結果、13%の顧客が新製品の失敗を予測できるような購買行動をとっていたとのこと。ここでは3年以内に生産終了するものを新製品の失敗と位置付けている。彼らが購入した新製品の半数以上が失敗に終わっており、製品を購入すれば購入するほど成功率が低下するという。既存の製品に関しても
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