横浜DeNAベイスターズのラミレス監督が、2016年シーズンを振り返り、「ここまで話していいの?」というところまでじっくり語り尽くすNumberWeb独占の連続インタビュー。全4回シリーズの最終回は、われらがハマの番長・三浦大輔投手の引退試合のことから、チームにとって初めてのクライマックスシリーズの裏側を教えてくれました。負傷した梶谷隆幸選手の献身、今永昇太投手の戦う姿勢、そして、CSジャイアンツ戦の勝敗を決したあるコーチの“英断”とは? ――シーズン最終戦は三浦大輔投手の引退試合となりました。勝てば5割、2位の可能性も残っていたなかで、三浦投手をどこまで投げさせるかは難しい判断だったのではないでしょうか。 「一人の選手をどう起用すべきか、今シーズンのなかでいちばん考えたゲームだった。最後の試合だから、できれば7回まで投げてもらうのか。それとも5割到達を重視するのか。交代の際には代打を送る