――プロ入りして4年目を迎えています。ここまでのプロ生活は順調でしたか? 厚ヶ瀬 …いや、順調ではないですね。納得いかない結果も多いし、チームに迷惑をかけたこともあるので順調ではないですね。 ――去年の右肩脱臼の影響も大きい? 厚ヶ瀬 脱臼はクセになっていますね(苦笑)。スローイングで外れることはないんですけど、ヘッドスライディングがちょっと不安です。ランナーとしてリードして、頭から帰塁するのはちょっと怖いです。去年の開幕戦で初めて脱臼して、これまでに4回外れています。最後に外れたのが、去年の4月のジャパンとの強化試合でした。試合後、「今シーズンはショートは守れない」と言われました。 ――肩の不安がありながらも、ジャパンとの強化試合後には、マドンナジャパン・新谷博監督(元西武など)から「代表候補選手」の一人に選ばれました。 厚ヶ瀬 新谷監督からは「治ったら、代表に来てくれ」と言われましたけ