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パシフィックアジアカーリング選手権の日本代表に男子はSC軽井沢クラブ、女子はLS北見(写真)が決定した 【写真は共同】 今季のカーリング最終戦に当たる「パシフィックアジアカーリング選手権(以下PACC)大会日本代表決定戦」が北海道北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われた。 男子は平昌五輪代表のSC軽井沢クラブが日本選手権優勝のチームIWAIを3勝1敗で、女子はロコ・ソラーレ北見(LS北見)が同じく全日本女王の富士急を3戦全勝でそれぞれ退けた。両チームは来季のA代表チームに認定され、11月のPACCの出場権を獲得した。 男女共に順当な結果だったと言っていいだろう。SC軽井沢クラブは先攻時のフォース(相手に1点を取らせること)に成功したエンドが10/12、LS北見は後攻時の複数得点エンドが7/10と、それぞれ横綱相撲とも呼べる安定した試合だった。 そして、これらのエンドのほとんどに
北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われた「全農2018パシフィックアジアカーリング選手権(以下PACC)大会日本代表決定戦」で今季の最終戦が終わった。 男子は平昌五輪代表のSC軽井沢クラブと、2月の日本選手権を制したチームIWAIとの対戦だ。 結果から書いてしまうと、3勝1敗でSC軽井沢クラブが順当に代表の座に就いたが、チームIWAIの健闘も光った。 3月に米ラスベガスで開催された世界選手権では3勝9敗で、13カ国中11位という決して満足できる結果ではなかったが、主将の岩井真幸は「ボロ負けしたカナダ戦などは本当に何もできなかったけれど、学ぶものは多かったです。世界の曲がるアイスに立てた経験、そしてどうしたらそこで勝てるか考えることで練習から意識が変わったと思う」と手応えを口にした。 チームメイトも同調する。 リードとして2試合に出場した似里浩志は「ラスベガスの曲がるアイスを経験
北海道北見市常呂町で開催されていた「全農2018パシフィックアジアカーリング選手権大会日本代表決定戦」。男子は平昌五輪代表のSC軽井沢クラブが、2月の日本選手権を制したチームIWAIをくだし、来季の日本代表の座に就いた。だが、SC軽井沢クラブのコーチボックスにはあの人がいなかった。そう、クラブ創設からチームを率いたグレイト・ピジョンこと長岡はと美コーチだ。平昌五輪後、既に勇退を発表していたが、今回、その理由や、両角兄弟、藤澤五月ら愛弟子たちの秘話、そして彼女が描く日本カーリング界の未来像について存分に語ってくれた。 ご飯好きの藤澤のために4時起きで炊き出し ーーまずは、今回のスウェーデン遠征、お疲れ様でした。 「お疲れ様でした。でも、リンド(JD・リンドナショナルコーチ)もいたし、私はコーチっていうよりメシ炊きババアだったけどね」 ーーはと美さんって、ときどき自虐的に「ババア」とか言います
5月18日(金)に北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで全農2018パシフィックアジアカーリング選手権(以下PACC)大会日本代表決定戦が開幕する。男子は平昌五輪代表のSC軽井沢クラブと2月の日本選手権を制したチームIWAIとの対戦だ。 大方の予想ではSC軽井沢クラブが有利とされている。国内はもちろん、世界で残してきた実績も十分で、技術面でも経験面でも隙は見当たらない。 両角友佑、山口剛史、清水徹郎、平田洸介の4人は五輪を終えてから3月にミックスダブルスの日本選手権に参加し、ロコ・ソラーレ北見の藤澤五月と組んで優勝を果たした山口が世界選手権出場のためにスウェーデンに遠征した。そのため、メンバー全員が揃っての公式戦は五輪以来、11週ぶりとなる。 しかし、それについても両角友は「思ったより問題を感じなかった。揃って(のゲーム)は久しぶりだけど、それぞれアイスには乗っていたからコンディショ
3月26日、平昌五輪カーリング男子代表・SC軽井沢クラブがスポンサーのエステー株式会社(東京新宿区)を表敬訪問し、五輪の報告を行った。 鈴木喬(たかし)会長、鈴木貴子社長をはじめ役員が揃った会議室でメンバーはそれぞれ五輪の経験と感想を思い思いの言葉で語った。 セカンドの山口剛史は「憧れて憧れてたどり着いた特別な舞台でした。(五輪には)魔物がいるかと聞かれたら正直、分かりません。いたとしたら僕の心の中だったかもしれません」と独特の言い回しをしたが、初の五輪で知った、4勝5敗という現在地を改めて噛み締めたことだろう。 続いて両角友佑らは役員からの質問を受け、スイープの役割や本場カナダのカーリングの雰囲気、トレーニングのディティールなどを丁寧かつ気さくに答えた。 サプライズがあったのは記念撮影のタイミングだ。 鈴木喬(たかし)会長の、 「ぜひ北京では金メダルを。我々エステーは次の4年もサポートを
五輪が閉幕し2週間経った。赤いサイロは依然品薄で、彼女らが食べていたイチゴは品種流出問題を燻らせ、北見市長は涙で語り、猫も杓子も「そだねー」を乱発している。カーリングの熱狂、その名残はまだまだ感じられる。 もちろん、カーリングが話題になること、注目度が上がることはポジティブなことだが、3度目の五輪を経験したロコ・ソラーレ北見(以下LS北見)の主将・本橋麻里は「あ、これ、4年に一度、来るやつだ」と冷静だったりする。ぜひ4年に一度のブームではなく、継続した人気と、競技そのものへの注目を保ってほしい。 定着と普及という意味では、惜しくも4強を逃した男子のSC軽井沢クラブの新規ファンのほうが地に足が付いているかもしれない。LS北見周辺に浮上するような芸能事務所だ音楽プロデューサーといった景気のいい登場人物は、真偽のほどは別にしても、彼らの近くには出てこない。しかしそのぶん、純粋にカーリング競技のフ
カーリングの男子代表として平昌五輪に出場していたSC軽井沢クラブが予選リーグ最終戦で韓国に敗れ、あと一歩のところで準決勝進出を懸けたタイブレイク進出を逃した。同じ日に女子代表のLS北見が同じく予選リーグ最終戦に敗れながらも日本カーリング史上初の準決勝進出を決めているだけに、本当に残念でならない。 2016年の世界選手権で日本チームとして初の銀メダルを獲得し、今回の平昌五輪でも準決勝進出を果たしたLS北見が賞賛に値するのは言うまでもない。だがその一方で予選リーグで敗退したSC軽井沢クラブも、LS北見に匹敵する評価を受けてもいいのではないだろうか。 これまで日本のカーリングは女子ばかりが注目されてきた。1998年に長野五輪から正式種目になって以降、すべての五輪に出場し続けている女子代表に対し、男子代表は自国開催の長野五輪に出場して以降、今回の平昌五輪まで一度も出場できなかったことを考えれば注目
平昌五輪カーリングで日本勢初の銅メダルを獲得した女子代表、LS北見の藤沢五月、吉田知那美、吉田夕梨花の3選手が、3月に青森市で開催される日本混合ダブルス選手権に、日本カーリング協会推薦枠で出場することが25日、関係者への取材で分かった。男子代表のSC軽井沢クの3選手とペアを結成する。 藤沢は山口剛史、吉田知は清水徹郎、吉田夕は両角友佑と組む。優勝ペアは4月にスウェーデンで行われる世界選手権に出場する。 混合ダブルスは平昌冬季五輪で新採用され、強化と普及の点から日本協会推薦枠を昨年から導入した。昨年は女子で五輪3度出場の小笠原歩が阿部晋也とのペアで推薦枠参加して優勝。世界選手権に臨んだが五輪出場枠を逃した。(共同) 平昌五輪特集へ
カーリング両角友、北京五輪へ前向き発言「戻ってきたい」 敗退後は配慮から慎重姿勢も 拡大 カーリング男子代表として平昌五輪に出場したSC軽井沢クラブのスキップ・両角友佑(33)が24日、NHKの五輪番組に出演し、4年後の北京五輪を目指すことに前向きな姿勢を見せた。1次リーグ8位で敗退が決まった直後には、自分たちを支援してくれる人々に配慮し慎重な発言をしていたが、「自分たちはまたここに戻ってきたいと思っています」と静かに闘志を燃やした。 チームメンバー5人でNHKの五輪ハイライト番組に出演した両角友は、日本男子としては98年長野五輪以来20年ぶりの出場となった今大会を「実際には自分たちは8位という結果で終わって、20年ぶりにオリンピックという舞台には戻ってきたんですけど、十分な順位だったかどうかは自分たちとしては分からないです」と振り返った。 その上で、敗退決定後の発言を「4年間競技を続ける
◆平昌五輪第13日 ▽カーリング男子1次リーグ 日本4―10韓国(21日、江陵カーリングセンター) 男子1次リーグ(L)最終戦で、世界ランク8位の日本代表「SC軽井沢ク」は同16位の韓国に4―10で敗れ、4勝5敗の8位で敗退が決まった。勝てば4強進出の可能性を残していたが、3―3で迎えた第6エンド(E)にミスが続いて大量4失点し、第8Eを終えてギブアップ。98年長野五輪以来20年ぶりの大舞台だったが、1次L突破の夢は22年北京五輪に持ち越しとなった。 無念のギブアップだった。わずかな4強進出の望みがあった日本だったが、大量得点差に終戦を悟った。4―7で迎えた第8E。最終ショット前に韓国のストーンが3つ得点圏にあった。日本は、両角友が円心を狙うドロー・ショットを選択したが、手前の石に阻まれた。ダメ押しの3点が韓国に。両角友は「今日が一番、自分たちらしい形が作れなかった。これが五輪の魔物? 今
平昌五輪第13日(21日、江陵カーリングセンター)カーリング男子1次リーグで、SC軽井沢クラブの日本(世界ランキング8位)が韓国(同16位)との最終戦に4-10で敗れ、通算成績4勝5敗で予選敗退となった。日本はリード両角公佑(29)、セカンド山口剛史(33)、サード清水徹郎(30)、スキップ両角友佑(33)のメンバーで臨んだが、第6エンドに4点を奪われたのが響いた。 --戦いを終えてどんな気持ちでしょうか 両角友「残念ですけど、とりあえず終わったなという感じです。この一年間、この大会のために頑張ってきましたし、自分たちも最後の試合ね、ちょっとショットがよくなかったですけど、それも自分たちの実力だと思います。今、出せるものが出せなかったというのを、また次のどこかの大会でしっかりと晴らせればと思います」 --初めてのオリンピックはどんな大会でしたか 両角公「本当にすごく楽しみにしていたので、も
平昌五輪の男子カーリング。日本代表のSC軽井沢クラブは、3勝3敗で5日目を終えた。 初戦のノルウェー戦に勝利したあと、2戦目のイギリス戦、3戦目のスイス戦はいずれも1点差で惜敗。4戦目のイタリア戦、5戦目のアメリカ戦と連勝して白星先行に戻したが、6戦目は全勝で首位を走るスウェーデンに力負けした。 リードの両角公佑(もろずみ・こうすけ)はここまでの成績について、WCF(世界カーリング機構)のインタビューでこう答えた。 「We're not surprised at our position(ここまでの結果について特に驚きはない)」 その言葉どおりだろう。ここまで、SC軽井沢は順当な戦いを見せている。 平昌五輪で奮闘しているカーリング男子日本代表のSC軽井沢クラブ 序盤戦はよく曲がるアイスにアジャストすることに注力しつつも、試合ごとに4選手の出来に波があった。それでも、イタリア戦あたりからショ
「僕のピョンチャンは選手村のビビンパとストーンチェックです」 SC軽井沢クラブのフィフス・平田洸介は、五輪会場である江陵カーリングセンターの一角に陣取り、双眼鏡片手にそう笑う。選手村には様々な食事が用意されているが、ビビンパが一番、好みらしい。 ストーンチェックというのは、彼が五輪のアイスで毎日、繰り返している仕事だ。カーリングストーンには石ごとの微妙な曲がりグセがあり、中には“荒れ石”と呼ばれる曲がり過ぎる、あるいは曲がらない石も存在する。得点に直結するショットでその石を使うわけにはいかないため、平田はナンバリングされているストーンを「Bシートの4番はよく曲がる」といった具合にチェックし、また他国がどんな順番でどの選手にどの石を投げさせているかも偵察し、参考にする。日本の試合がないカードや女子の試合でもその作業は休みなく遂行される。 「正直、眠いっす。でも、これが僕の仕事ですし、楽しいっ
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