少子化に伴い人手不足が業界を問わずに叫ばれています。しかしまとまった数の正社員希望者がいるにも関わらず、企業からほぼ見向きもされていないのが就職氷河期世代です。就職氷河期世代は1975年から1985年に産まれた人が該当すると言われています。正社員ポジションの募集に恵まれなかった時期です。
35歳ITエンジニア定年説は2000年代中盤に言われていたものですが、それは既に過去のものになりました。2022年現在では40代での転職は問題なくできる企業が増えています。2010年代はまだ「年齢は35歳以下まで、転職回数は次で3回まで、一社当たり在籍年数は1年以上」という隠れ要件を持っていた企業が多かったのですが、人手不足やスキル要件の高まりによりここ数年で大幅に緩和されました。 2010年代中盤、まだ世間を席巻していた35歳ITエンジニア定年説を信じ、「これを最後の転職だと思って来ました」と語るミドルには当時の職場で何名かお会いしました。しかし2022年に振り返るとその全員が40歳を越えて新天地に転職しました。 候補者目線で言うと、現在も尚30代以下に拘っている企業は、年齢ベースの偏見が強いと思って良いでしょうし、無理に入ったとしてツラい思いをすることが予想されるため、「先に変な会社に
個人的にバブル現象について著しく興味がありまして、90年代のバブル期から始まってIT革命、その後の局所的なブームも含めて大小バブルとそれに伴う人の流れを意識して観察しています。 これまでも何度か話題にしましたが、バブルというのは当事者はあまり「この繁栄に終わりがある」とは思いにくいものです。自分が信じたものに対し「需要がついてきた」と誤解しやすいものです。 さて、今回のテーマはエンジニア採用シーンの高騰はバブルなのか?そしてバブルだとすればその終焉はどのようにして起きるのか?ということです。 エンジニア採用シーンはバブルなのか?提示年収も、それに伴う採用フィーもそれぞれ高騰しています。 提示年収で言うと先立ってとあるSESの会社さんが下記のような投稿をされ、話題になっていました。一日で問い合わせが30件を越えたとも書かれていました。 ・年収250~400万前後の人は大体みんな最低でも530
これまで未経験エンジニアに関する包囲網についてお話をしてきました。このお話は非常によく読んで頂いておりまして、本noteでも2番目のPVになっております。 未経験エンジニア、世間的には駆け出しエンジニアなどとも呼ばれていますが、こちらの状況が徐々に変わってきました。それが今回お話をする未経験フリーランスです。未経験フリーランスとはオンラインサロン・オンラインプログラミングスクールを出た後に直ちにフリーランスになるという状況です。今回はそのようなお話です。 有料設定していますが、最後まで無料でお読みいただけます。もしよければ投げ銭感覚で応援をお願い致します。 ご覧頂きましてありがとうございます。 11月の公開以後、継続的にお読み頂いているものになります。 今は未経験エンジニアより未経験フリーランスの方へと情報商材市場が移ってきた感がありますね。こちらも書かねば。 https://t.co/M
どこへ行ったんでしょう?。2019年までは「経験社数は3社まで」「年齢は35歳まで」と経営層が注文をつけても何とかなりましたが今は昔。面談手法とか役に立たないほど母集団形成ができない現状についてです。 各人材紹介、媒体、各社エンジニア採用担当のみなさんと情報交換する中で見えてきた中堅エンジニアの行先についてお話します。 30代中堅ITエンジニアは観測範囲では ・コンサルになった ・ユニコーン、GAFAに吸われた ・シード期のスタートアップでメンバーになった ・フリーランスになった という具合。 その他目撃情報求む。 — 久松剛 (@makaibito) June 24, 2021 ・30代中盤まで ・3社以下経験 という採用フィルターについては個人的に 「昔厳守する企業ありましたね」 「懐かしいですね」 と秒で切って捨てるレベルになってる。 — 久松剛 (@makaibito) July
本noteでも時折話題にするエンジニア未経験者層。またしても見てられない状況が出てきました。未経験者層を巡るビジネスがどうなって居るのか、その解説と私が手掛けた成功事例を交えながら、あるべき像をお話させていただきます。ネガティブなことばかり書くと当の未経験者の皆さんに届かないので、希望に繋がるようなことも残したいなと思います。 色々と見てられないから未経験者のキャリアパスについて書くか。 前職でこれぞというキャリアチェンジ例をいくつか残せたものの、誰もブログ化する気配ないし! — 久松剛/採用コンサルもするPO・EM・PjM (@makaibito) November 6, 2020 特定の個人や団体を非難する意図はありません。ただし、他人の人生を弄ぶのは、IT業界の健全化からすると許しがたいものです。一人でも多くITエンジニアとして立ち上がって頂ければと願うばかりです。 有料設定していま
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