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  • 橋はなぜ落ちたのか

    橋はなぜ落ちたのか 設計の失敗学 Design Paradigms: Case Histories of Error and Judgment in Engineering ヘンリー・ペトロスキー / 朝日新聞社 / 2001/10/25 ★★★★★ 見事な科学技術史 著者は一般人向けのエンジニアリングの啓蒙書を書いている人。書は、橋などの巨大建造物の歴史上の欠陥を紹介し、それらの設計上の間違いがどのように発生したのかを論じる工学一般の学生あたりをターゲットとしたである。過去の間違いを学ぶことで、今後の設計に活かすことができるという思想を見事に体現している良いだった。著者は構造工学だけでなく、他のエンジニアリング分野にもこれらの教訓を活かすことができると主張している。 主なトピックには、「スケール効果の見落とし」、「理論の精度は低かったが、安全係数を大きくとっていたせいで事故につなが

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2015/01/29
    橋は 30 年ごとに大事故を起こす説(!)
  • 科学論の現在

    科学論の現在 金森修,中島秀人 / 勁草書房 / 2002/04/20 ★★★★ まあ普通 金森修(『サイエンス・ウォーズ』と中島秀人(『橋はなぜ落ちたのか』)を含む8人による、教科書として使うことも念頭に置いた概説書。帯には「トーマス・クーン以降の科学論を総括し、21世紀を展望する」とある。 第I部「科学論の理論的基礎」ではSSK、実験室研究、テクノロジー論を扱い、第II部「科学論と社会のインターフェイス」では科学教育、コミュニケーション、政策を扱い、第III部「科学論最前線」ではレギュラトリー・サイエンス、実験装置論、カルチュラル・スタディーズを扱っている。 率直な印象を言うと、いずれも「常識の範囲内」である。クーンを起点とする相対主義/懐疑主義がいったん極端なところまで行った後に、外部的要因と内部的要因によって揺り戻しが起こり、「まあそんなところで手を打ちましょうかね」というあたりに

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2015/01/29
    “クーンを起点とする相対主義/懐疑主義がいったん極端なところまで行った後に外部的要因と内部的要因によって揺り戻しが起こり「まあそんなところで手を打ちましょうかね」というあたりに落ち着いたという感じだ”
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