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生物に関するcastleのブックマーク (285)

  • 伽藍の誤謬と戦局眼 - レジデント初期研修用資料

    2002年、ペンタゴンは、冷戦終結以降、最大規模の軍事作戦演習を行った。イランへの攻撃を想定した、「ミレニアムチャレンジ」と名付けられたこの演習は、情報化、ネットワーク化の行き届いた、最新装備の米軍が無敵であることを証明するための演習だったはずなのに、時代おくれの装備を与えられた「仮想イラン」軍に、「仮想米軍」は歯がたたなかった。 ポール・バン・ライパー退役中将が率いた「仮想イラン」軍は、ことごとく米軍の行く手を遮ることに成功した。 ペルシャ湾岸に入った米艦隊は、イラン軍の自爆船、対艦巡航ミサイルによる攻撃を受け、米戦艦のほぼ半数が沈められるか、作戦遂行ができない状態に追い込まれた。これはパール・ハーバー以来の大失態だった。 情報の伽藍に圧倒される 「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」というに登場するこのエピソードの主役、ポール・ヴァン・ライパー退役海兵隊中将がどうして強か

    castle
    castle 2009/11/24
    「(情報収集手段を手に入れた人は)壮大な伽藍を夢見て、設計して~道具であるはずの情報に圧倒されて、動けなくなる」「弾が撃てれば、人は殺せる。~戦争で必要なのは「弾を撃つための目標と、その根拠」が全て」
  • Tetsuya Isozaki on Twitter: "「資金供給増やしてインフレ」とか「郵政ファンド」など、「カネあげれば喜ぶ」と思ってる人は今も多い。蛇口の元栓をひねれば水が供給されて作物が育つと思ってらっしゃるけど、ドバドバ水をあげても水浸しで根が腐っちゃうだけ。"

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    castle 2009/11/24
    「「資金供給増やしてインフレ」「郵政ファンド」など「カネあげれば喜ぶ」と思ってる人は多い。蛇口の元栓をひねれば水が供給されて作物が育つと思っているけど、ドバドバ水をあげても水浸しで根が腐っちゃうだけ」
  • 『アースダイバー』/21世紀の旅のガイドブック - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ 『とーりまかし』の記事 先日、第4回ジオメディアサミットで、(株)リクルート旅行カンパニー じゃらんリサーチセンターの加藤さんのプレゼンがすばらしかったと書いたのだが、その時に資料としていただいた、『とーりまかし』という雑誌が、なかなか面白い。しかも、最近私があらためて読み始めている、多摩大学教授の中沢新一氏のインタビュー記事があって、あらためて『じゃらん』の編集に関わる人のレベルの高さと着眼点の良さを感じた。先日のプレゼンターの加藤さんのような素晴らしい取組みは、けして1回かぎりの偶然の産物ではないようだ。 ■中沢新一氏の『アースダイバー』 この記事は、中沢氏の著書、『アースダイバー』*1をベースとしたものだが、これは知る人ぞ知る大変な名著で、一読すると東京という都市のヴェールがはがれて、驚くべき相貌に愕然とすることになる。同時に、自分自身の足で歩いて体全体で東京という街を感じてみた

    『アースダイバー』/21世紀の旅のガイドブック - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    castle
    castle 2009/11/17
    「自然といわず生命といわず、あらゆるところに自分の原理を浸透させていこうという押しつけがましさが、キリスト教と資本主義と科学主義という、西洋の生んだグローバリズムの三つの武器には共通している」
  • finalvent on Twitter: "@repon 多分、団塊世代から「父」はないんだと思う。てか、彼らは老人になれない。"

    castle
    castle 2009/11/16
    「多分、団塊世代から「父」はないんだと思う。てか、彼らは老人になれない/いや、団塊の上までは「父」がいた」「「父」というのは、掟のために死ねる人。それがいい悪いとかじゃなく、掟を体現できること」
  • finalvent on Twitter: "@repon いやそういう認識距離の装置性を許さない直接性だということがわからないと上滑りする。"

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    castle 2009/11/16
    「(続)~けどそういかないでしょ/そういう認識距離の装置性を許さない直接性だということがわからないと上滑りする/いやその渦中に自己が先駆的に置かれてしまう、いわば運命性が問題なんだよ」
  • 武道を科学するのはたいへんぽい - Spherical-moss.net

    合気道を科学することはできるんじゃろうかということを、ついったーにいる合気道つかいと合気道つかいじゃないけどそのへん考えてくれそうな人に聞いてみた。 とりあえずログを保管してみました。 ログ TsumuRi: 武道を中学校で必修化するってなんなんだろう。技術としては人を傷つけるための技術じゃないか。精神性を教えられなかったら、暴走する子どもが増えるだけじゃないのか。 bluesyk: じゃあ禅寺への奉公を中学校で必修で。 TsumuRi: @bluesykさんが禅寺好きな件 bluesyk: まともな大学生がまともなレポート各レベルの初等的な分析力が足り無すぎるよね、武道必修とか。 ch1248: 武道って技術身に付いた後に精神性が身に付くことが多いのだけど、3年半ぐらい毎日やって、やっと精神性身に付くかどうかくらい。 bluesyk: といっても一回しか行ってない。というか何

    castle
    castle 2009/11/16
    「自分の呼吸と心臓っていうめちゃ近いものを自分で意識的にコントロールする感覚掴むコツ、それ超えたとき何かが見えた」「やってるうちに力のベクトルとかも頭の中で見えてるけど説明しろって言われたら困るあれ」
  • 緩歩動物 - Wikipedia

    体長は50マイクロメートルから1.7ミリメートルの微小な動物である。体節制をもち、基的には頭部1節と胴部4節からなり、キチン質のクチクラで覆われている。真クマムシ目のものは外面がほぼなめらかだが、異クマムシ目のものは装甲板や棘(とげ)、毛などを持ち、変化に富んだ外見をしている。 胴部の各体節から出る4対の脚を持ち、前の3対は体節の両腹側に備わり、最後の1対は体節の後端を占める。脚は丸く突き出て関節がなく、先端には基的に4-10の爪、または粘着性の円盤状組織が備わっている。 頭部に眼点を持つものもある。口の近くに口縁乳頭などの小突起を持つ例もあるが、外部に出た触角や口器などはない。 内部形態[編集] 体腔は生殖腺のまわりに限られる。口から胃、直腸からなる消化器系を持ち、口の中には1対の歯針(stylet)がある。排出物は顆粒状に蓄積され、脱皮の際にクチクラと一緒に捨てられる。 呼吸器系

    緩歩動物 - Wikipedia
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    castle 2009/11/16
    「体長は50マイクロMから1.7㎜。熱帯から極地方、超深海底から高山、温泉の中まで、海洋・陸水・陸上の殆どありとあらゆる環境に生息」「乾燥すると代謝をほぼ止めて乾眠と呼ばれるクリプトビオシスの状態に入る」
  • 「ナーガルジュナへの手紙」 - おかくじら

    castle
    castle 2009/11/09
    「脳には多数の記憶の集合があるけれど、言語を司る部分と一次的に結合している記憶の集合が意識。接触を失ったのが無意識」「「意識」というのは「言語を扱う技術」の体系」「言語がなくても生命はなくなりません」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    引越し遍歴パートⅡ 2018年に「上京して10年で引越しを6回した」というブログを書いた。 月日は流れ、あれから6年…さらに2回の引越しをした。ホテル暮らしも含めると3回かもしれない。 前回の記事では主に神奈川〜千葉〜東京の引越し事情を書いた。関東の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいたに過…

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    castle
    castle 2009/11/06
    「利己・利他を行う世界像をもたらしている論理や心理の説明体系を抜きにして、利己や利他を考えても人々の行動は予想がつかない」「経済学が布教されることで、人を『利己』で行動するユニットとして教育していた」
  • ケインズとラムゼー* : 池田信夫 blog

    2009年11月03日23:33 カテゴリ経済テクニカル ケインズとラムゼー* ケインズが1921年に書いた『確率論』は最近、行動経済学の先駆としてあらためて注目されている(*テクニカル)。 このでケインズは、サイコロの目のような客観的確率をモデルとする古典的な確率論に対して、直観によって決まる確率関係にもとづく確率論を構築し、社会科学の基礎にしようとした。この確率関係は知覚される命題と命題の論理的関係だが、主観的ではなく客観的な概念である。確率関係によって決まる結果は客観的に検証可能だが、その基礎となる直観は検証も反証もできない。この確率関係は意思決定の基礎となるもので、その選好の大小や無差別性によって人々の行動が決まる。 ・・・と要約すると明らかなように、ここでは確率関係という無定義語が主観的でもなく客観的でもない奇妙な概念として使われている。この点を批判したのが、ラムゼーの「真理と

    ケインズとラムゼー* : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2009/11/05
    「ラムゼーは、すべての人々が完璧な最適化計算を行なうと考えることは、問題を単純化する方便にすぎないと考えていた」「経済学を「一方では形式論理学から、他方では記述的心理学から区別」する理論を構築する」
  • 3ToheiLog: にげだめ(2):あしたのジョーと3C分析

    にげだめ(2):あしたのジョーと3C分析 前回、「つづく」といったからには続きを書かねば。どうも僕の書き物は投げ出しが多すぎる。 実際、こういう長文は読まれる回数もすくない自己満足だ。手間がかかるわりに得るものは少ないのだが、こういう「上手くいかなくても考えを文章化する」という不毛の地を一回気で片付けないと、どうも僕は前に進めないようだ。気が空回りして、伝わらないかもしれないが、お許されたし。 僕も、にげちゃだめだな、うん。 今後のあらまし 兵隊は、敵が怖いんじゃない。それ以上に、味方の視線=恥が怖いから逃げ出さないのだ。 サラリーマンは、上司が怖いんじゃない。同僚に負けたと思われるのが怖いから過労するのだ。 これが前回のお話。 この 「特攻隊的な何か」 という話の意図を表現するためには、まず「三角関係」のエネルギーについて説明しなきゃいけないようだ。 そんなわけで、エヴァンゲ

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    castle 2009/10/31
    「男の(恋の)動機は彼女ではなくて、恋敵が生み出しているんじゃね?」「競争者というのはもう一人の自分」「同じ道を歩む仲間がいて、競い合うライバルがいるときにこそ、自分の身を滅ぼす「勇気の決断」をする」
  • 統合失調症:細胞増殖遺伝子欠如が一因 岐阜薬科大が発表 - 毎日jp(毎日新聞)

    岐阜薬科大(岐阜市)薬効解析学研究室の原英彰教授(51)らの研究グループは14日、人間の誰もが持つ細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如が統合失調症(PPI障害)の発症原因の一つであることを突き止めたと発表した。同日付の米国科学誌「PLoS ONE」に掲載。HB-EGFは、がん研究などで注目されてきたが、精神疾患との因果関係を示したのは初めてという。 原教授らは、前脳のHB-EGFを別の遺伝子に取り換えて8週間が経過したマウスと、正常なマウスを比較。遺伝子取り換えでHB-EGFが欠損したマウスは、落ち着きなく動き回り、コミュニケーション能力や記憶力の低下がみられた。これらの行動は、統合失調症に特徴的な行動だという。 また、欠損したマウスは神経に伝達される刺激を受け取る神経細胞「樹状突起」につながっている細胞の一部「スパイン」が正常なマウスの半分程度に減少。神経伝達物質「モノアミン」の分泌量も

    castle
    castle 2009/10/30
    「人間の誰もが持つ細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如が統合失調症(PPI障害)の発症原因の一つであることを突き止めたと発表」「前脳のHB-EGFを別の遺伝子に取り換えて8週間が経過したマウスと、正常なマウスを比較」
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    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

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    castle 2009/10/29
    「子供とは、自分であり、同時に自分が愛した人でもあり、その未来を生きるはずの自分と愛する人の生きた姿でもある子供というものを、自分の自らの手で殺めてしまったという事実は、重くその身にのしかかってくる」
  • 女性の気持ちが理解できない的な話: 極東ブログ

    2ちゃんねるを多少ブログっぽくしたような、読売新聞の小町板のような、はてなの匿名ブログに「の気持ちが理解できない」という話題が最近あった。の気持ちが理解できない夫の事例である。話者の夫はコミュニケーション上の解決策を求めたものだ。ざっと読んでみたが、こういう種類の問題は存外に難しいだろうと思った。難しさは、そもそも男性というのは女性の気持ちが理解できないからではないか。と考えてみて、さてそれもわからない。男性と女性で気持ちというのはそれほど違ったものでもないんじゃないか。ジェンダーとセックスの違いみたいなものではないかもしれない。と曖昧な枕を置いてみたものの、ブログのネタとしては女性の気持ちが理解できない的な話である。 先日ニューズウィークで「The Pursuit of Sexual Happiness. Why Women Have Sex: New Research(性的幸福の追

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    castle 2009/10/16
    「友達の恋人を盗ることは、最適な遺伝子を持ったパートナー獲得努力。嫉妬とは他者への脅し(NW)」「財のシステム差で性行動は変わるのでは」「(女性の性は)自我の下位意識において諸価値の計算が行われている」
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    聖蹟桜ヶ丘へ 今年度の授業が全て終了した。最後の授業はテスト返却とその確認作業の後は特に何をしろとも言われていなかったので、『耳をすませば』の後半、お姉さんと雫が言い争いをする場面を生徒と皆で見た。 この場面。あの場面、お姉さんは雫に「今しなきゃいけないことから逃…

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    castle 2009/10/11
    「「問題(不整合)を見出す」→「整合的な説明を付けようとする」→「知識・体験・情報から説明を組み上げる」→「自分の常識の範囲で妥当な結論を決める」が自動的に」「問題を発見する→(自分の中で)解決する」
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    引越し遍歴パートⅡ 2018年に「上京して10年で引越しを6回した」というブログを書いた。 月日は流れ、あれから6年…さらに2回の引越しをした。ホテル暮らしも含めると3回かもしれない。 前回の記事では主に神奈川〜千葉〜東京の引越し事情を書いた。関東の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいたに過…

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    castle 2009/10/09
    「人間の生存性と幸福の確保は、どのような集団を構築するかに左右されるから、現状の技術と知識を並べ立てて、その本人が満足する答えを選んで納得してもらうしかない」「誘導や恣意的な情報からは人は離れていく」
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    超絶品!死ぬまでに一度はべてほしい煮込み10選 ああ。いかにもインターネット!みたいなタイトルをつけてしまった。 「超絶品!死ぬまでに一度はべてほしい煮込み10選」て。読んでほしすぎて大仰な形容詞をつけて数字を入れて読み手の注意を引くタイトル、もうネット記事まるだしである。 でも、わかってほしい。…

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    castle 2009/10/03
    「「生まれて汚れる」という共通項はどんな現象にも認められる理」「自分が朽ちていくという体験がないうちは、そうした「生まれて汚れる」という変化の質感がわからない」「少子化やモンスターペアレンツの原因」
  • 3ToheiLog: わたしはあなたじゃありません。でもわたしはあなたです

    わたしはあなたじゃありません。でもわたしはあなたです {【警告】以下の文には、脈絡も意義もライフハックもビジネスチャンスも無いので、そういうのが必要な方は速やかに「Back」ボタンを押すことをお勧めします。 * タイトルに惹かれて、数学を勉強することの意味――「1+1」の思想 というエントリを読みかけてやめた。 なんかぴんとこない。 僕はたぶん日人の平均よりは、数学とかもしてはきたけれど、結局、「役に立つからやっていた」わけではない。やらないと気持ち悪かっただけだ。 たとえば、野球選手が「野球をすることの意味」というエントリを書いていてさ、「野球をすると健康によく長生きができる」とか、「野球をすると反射神経が鍛えられる」とか、「仲間と力を合わせることを学ぶ」言われても、多分、やっぱり眉をひそめると思う。 野球選手は、もともとは野球やりたくて野球やっているのだろう。(プロになったあと

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    castle 2009/09/26
    「(癖の本質は「意味」とかじゃ無く)反復の記憶。論理思考とか数学も」「モデル化できそうなパターンがあって、それを抽象化しないのも、僕には気持ちが悪い」「模倣欲求こそが、社会を、文化を、言語を作った」
  • 不自由意思の源 - 書評 - つぎはぎだらけの脳と心 : 404 Blog Not Found

    2009年09月22日05:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 不自由意思の源 - 書評 - つぎはぎだらけの脳と心 インターシフトより献御礼。 つぎはぎだらけの脳と心 David J. Linden / 夏目 大訳 [原著:The Accidental Mind] 「プルーストとイカ」、「脳の中の身体地図」に続く同社の「脳シリーズ」三作目は、「単純な脳、複雑な「私」」の池谷裕二をして、「同業者として"ネ神様"のような存在」と言わしめる著者による。 脳科学のを通読している人には驚きは少ないかも知れないが、それだけに書は脳科学のとして最良のまとめになっている。むしろ脳科学のをほとんど読んでいない人がうらやましい。いきなり書から始められるのだから。 書「つぎはぎだらけの脳と心」の原題は、"The Accidental Mind"。表題どおり、脳と心がいかに Accide

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    castle 2009/09/22
    「「その場しのぎ」の脳が人間らしさを生んだ/脳に知的な設計者はいない」「脳のガラクタぶりをハードウェアにとどまらず、その上で実行されるソフトウェア=心にまで敷衍した」「我々の心にも知的設計者はいない」
  • つきはぎだらけの脳と心 - 池田信夫 blog

    脳が驚異的に複雑で巧妙にできていることは誰でも知っているが、それは脳の性能が高いことを必ずしも意味しない。むしろ脳は進化の過程で行き当たりばったりに複雑化し、古い脳の上に新しい脳がつぎ足されているため、機能が重複して効率が悪いというのが書のテーマだ。進化の初期の段階でつくられたまま、ほとんど使われていない古い機能も常に「オン」になっているので、わずか1.3kgの器官を維持するために人間の摂取するエネルギーの2割が使われている。素子(ニューロン)の性能は半導体の数万分の一以下しかなく、処理速度も正確さもはるかに劣る。 その代わり脳は、100億のニューロンと500兆のシナプスからなる恐るべき超並列コンピュータで、この並列処理によって素子の低性能を補っている。たとえば眼球の機能は不完全なので、情報の入力は不安定だ。次の図はサッカード(視点運動)とよばれる現象の実験で、左側の写真を4分間見ると

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    castle 2009/09/22
    「(脳が複雑で巧妙にできていることは)脳の性能が高いことを必ずしも意味しない。むしろ脳は進化の過程で行き当たりばったりに複雑化し、古い脳の上に新しい脳がつぎ足されているため、機能が重複して効率が悪い」