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ウナギと鰻と書評に関するkowyoshiのブックマーク (8)

  • 静岡新聞社・南日本新聞社・宮崎日日新聞社編『ウナギNOW』(静岡新聞社)、黒木真理『ウナギの博物誌』(化学同人)、石川博『鰻』 - 栗原 裕一郎による読書日記 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    ホーム読書日記/コラム/対談・鼎談静岡新聞社・南日新聞社・宮崎日日新聞社編『ウナギNOW』(静岡新聞社)、黒木真理『ウナギの博物誌』(化学同人)、石川博『鰻』 ウナギに尋ねる未来ウナギの稚魚であるシラスウナギの記録的な不漁が報じられた。ニホンウナギの激減はだいぶ前から憂慮されていて、2014年に国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定した。一六年にはワシントン条約締約国会議でニホンウナギの国際取引に関する調査が決定、輸出入が規制されるのではとの懸念が高まっている。 絶滅が心配されながら、土用の丑(うし)の日が近づくとスーパーやコンビニ、牛丼チェーンなどに大量の蒲焼(かばや)きが並ぶ状況には変化がなく、このままじゃい尽くしてしまうぞと毎年騒ぎになる。だが規制が入る気配はなく、水産庁からは、減少の原因が特定できないのでべ控えても意味はないなんて見解が出された。ええっ!? と驚く一方

    静岡新聞社・南日本新聞社・宮崎日日新聞社編『ウナギNOW』(静岡新聞社)、黒木真理『ウナギの博物誌』(化学同人)、石川博『鰻』 - 栗原 裕一郎による読書日記 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    kowyoshi
    kowyoshi 2019/04/08
    とりあえず『ウナギNOW-絶滅の危機!! 伝統食は守れるのか?』はweb連載のときからいろいろなサイドから幅広くウナギについて取り上げていたから、ウナギ問題の入門書として最適。
  • SUNDAY LIBRARY:木村 衣有子・評『うなぎと日本人』伊集院静/選 日本ペンクラブ/編 | 毎日新聞

    老いを感じればこそ 追い求めてしまう ◆『うなぎと日人』伊集院静/選 日ペンクラブ/編(角川文庫/税抜き640円) 受け身でいよう、うなぎに対しては。とはいえ、年に一度はべる機会が訪れるのだった。一昨年は、秋田にて接待、去年は浅草で開店祝い、今年は年頭に差し入れ、そんな機会を得て、うな重をべた。もちろん、おいしい。どうも、ごちそうさまです。ただ、誘われたら断らなくても、自分からは切り出さない。うなぎには淡泊でいたいし、それでいいと思っている。 『うなぎと日人』を読むと、私のそういうスタンスとはまるで逆のうなぎ観を突きつけられる。うなぎを題材にしたエッセー、漫画、落語、短編小説を30編集めたアンソロジーだ。少し昔、昭和の話が多く、そして「老い」が絡んでいるものが、後を引く。かつてのようにばくばくとうな重を、あるいはうな丼を平らげられないことを恨みつつも、しつこく求める。うなぎへの執

    SUNDAY LIBRARY:木村 衣有子・評『うなぎと日本人』伊集院静/選 日本ペンクラブ/編 | 毎日新聞
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/11/10
    ウナギ=精力史観からの脱却は必要かも>かつてのようにばくばくとうな重を、あるいはうな丼を平らげられないことを恨みつつも、しつこく求める。うなぎへの執着は、そのまま生、そして性への妄執に繋がっている
  • 今どきサイエンス:ウナギの保全生態学=鴨志田公男 - 毎日新聞

    そろそろ、ウナギが恋しい季節になってきた。 万葉集には、大伴家持が、夏痩せした友人に「夏痩せに よしというものぞ 鰻とりせ(うなぎをとってべたらいかが)」と呼びかける和歌が収録されている。かば焼きが登場したのは江戸時代のようだが、ウナギが古くからスタミナとして既に認識されていたことが分かる。 そのウナギが、乱獲などの影響で絶滅の危機にある。 2年前には、国際自然保護連合(IUCN)により、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定された。トキやラッコ、パンダなどと同じ1B類というランクだ。 この記事は有料記事です。 残り856文字(全文1101文字)

    今どきサイエンス:ウナギの保全生態学=鴨志田公男 - 毎日新聞
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/07/01
    海部健三先生はウナギに関わる諸問題に対峙している学舎の中では、一番社会面に踏み込んでいる人なので応援したい。せめてこの本に書かれている認識が世間の常識になって欲しい。
  • 「ウナギと人間」書評 日本人の知らない多彩な横顔|好書好日

    ウナギと人間 [著]ジェイムズ・プロセック 世界で一番ウナギをべているのは日人である。 だから、ウナギのことを一番知っているのも日人だとつい考えてしまいたくなる。 世界ではじめてウナギの産卵場所を特定したのも日の研究者だし、季節になると、みんな天然ウナギの激減を心配している。世界一のウナギ好きな国であっても不思議はない。 しかし、好きだという気持ちと、相手を理解できているかどうかはまた別の話でもある。 ウナギのおいしいべ方を知っているのは日人だけ、と思いがちだが、書にでてくる各国の料理をみていると、どうもそういうことはなさそうだ。 ウナギが川を下ってはるか海のかなたで卵を産むことは周知のとおり。 でも、そのウナギが何千匹という巨大な群れをなして川を遡(さかのぼ)ってくる地域があることはあまり知られていない。しかも、その移動はほんの数日の間に限られるという。 重箱や丼にのったウ

    「ウナギと人間」書評 日本人の知らない多彩な横顔|好書好日
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/06/22
    言われてみれば、日本のウナギの資源調査ってシラス漁をしている漁師のデータとかがベースだったりする。その辺のジレンマは日本のウナギ研究者もヒシヒシと感じてるらしいのだが……
  • 「うな丼の未来」書評 絶滅に瀕した稀少種どう食べる|好書好日

    うな丼の未来―ウナギの持続的利用は可能か [編]東アジア鰻資源協議会日支部 ついこの前までスーパーの惣菜(そうざい)コーナーにあると思っていたら、急に高騰したうなぎの蒲焼(かばや)き。養殖で安定供給されていると思い込んでいたニホンウナギが、絶滅の危機に瀕(ひん)しているという。一体どういうことなのか。 書は昨年7月に書名と同じタイトルで、東京大学にて開催されたシンポジウムでの講演やアンケートなどを忠実に再現したもの。 実は野性の稚魚を獲(と)ってきて大きく育てたものを「養殖」と呼んでいたことをはじめ、人工孵化(ふか)は、どこまで可能になってきたのか、そもそもどういう生態なのか、「絶滅危惧種」に指定されたらどうなるのかなどなど、ニホンウナギとうなぎにのしかかる現状と問題点が、22人の研究者、漁業関係者の発表から明らかになる。 稀少(きしょう)な野生種をあまりにも雑にべてきたことを反省

    「うな丼の未来」書評 絶滅に瀕した稀少種どう食べる|好書好日
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/01/25
    ウナギに関してはもう、ニホンウナギだけの問題ではないんですよねえ…
  • 『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』 東アジア鰻資源協議会日本支部編 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    丼のふたを開けると、きらきら輝いて艶めく鰻(うなぎ)の蒲焼(かばやき)。圧倒的な光景に一瞬くらっとし、香ばしさに酔いしれる。 そのうな丼の行方が危ない。今年二月、環境省はニホンウナギを絶滅危惧種に指定。IUCN(国際自然保護連合)もレッドリストへの記載を引き続き検討中である。わたしたちは、どうすればウナギを守れるのか。いま日人が知るべきこと、知りたいこと、知りたくなかったこと、書はウナギをめぐる現実を多角的に浮かび上がらせ、きわめて精度が高い。今年七月、土用丑(うし)の日に開催された画期的なシンポジウムを、異例の速さで編集してわずか四ヶ月めに刊行、ウナギと日人のありかたを世に問う。 シンポジウムの多彩な顔ぶれが、読みどころだ。ニホンウナギの産卵場所を世界で初めて解明した日大学・塚勝巳教授をはじめ、水産学者、増養殖の研究者、行政担当者、報道関係者、養鰻(ようまん)業者や蒲焼商など、

    『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』 東アジア鰻資源協議会日本支部編 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/12/09
    シンポジウムのまとめ本なので正直読みやすくはないのだが、ウナギに関する今後の動きを知るためには持っておきたい一冊
  • 今週の本棚・新刊:『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』=東アジア鰻資源協議会日本支部・編 - 毎日jp(毎日新聞)

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/11/25
    色々な視点からウナギ資源について論じているが、共通しているのは「このままではヤバい」。本当に、流通・小売り関係者が出席しなかったのは残念(そこだけが欠けていたのよね。まあ、誘っても来なかったんだけど)。
  • 【書評】「どうしたいか」を考える時 『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/11/25
    シンポジウムをそのまままとめた構成なので、すらすら読めるとは言いがたいが様々な視点からウナギの問題を取り扱っている。7月のシンポジウムをUST含めて見られなかった人に読んでもらいたい。
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