ティラノサウルスの知能は、それほど高くなかったようだ。 昨年、ある神経科学者が「“恐竜の王様”ティラノサウルスは霊長類ヒヒほどの知能があり、問題解決能力があった」と主張していたが、新研究が否定するかたちとなった。 英ブリストル大学とサウサンプトン大学の研究者らが、ティラノサウルスの脳のサイズと構造を分析した結果、同種は現在のワニやトカゲと同じくらいの賢さだったという。 サウサンプトン大学の古生物学者のダレン・ナイシュ博士はこう話す。 「Tレックスがヒヒと同じくらいの知能があった可能性には魅了されますし、恐ろしいことです。私たちの過去の見解を見直す可能性を秘めています」 「しかし私たちの研究ですべてのデータがその説を否定するかたちとなっています」 「彼らは巨大な賢いワニといった具合でそれもまた魅了されることです」
ものの本によると、1957年(1959年とも)にITCから発売された1/25スケール(アメリカンカープラモ!)のティラノサウルス骨格が「世界初の恐竜プラモデル」だそう。実際のところはよくわかりませんが、パッケージを変えながら再販を繰り返し、90年代以降はグレンコモデルによって発売されているベストセラーには違いありません。現行バージョンはプラッツが輸入販売しており、通販やらなんやらで簡単に手に入ってしまうのです。売っているのを見ちゃったからにはもう……ネ……というわけで、宅配ピザみたいな箱が我が家にやってきました。 箱はこじんまりしていますが、「組むと長さ16インチになるよ」といったことが書かれています。ティラノサウルスの全長が15mとされていた時代の公称1/25スケール、実際には1/23くらい(筆者調べ)の大型キットなのです。 箱を開けると派手なパーティングラインやバリが襲いかかってきます
一度は行ってみたい!全国の恐竜がおすすめの博物館を厳選。全身骨格標本の展示や大型映像、動く恐竜ロボットなどで楽しみながら学べます。化石のクリーニング作業を見られるスポットや、化石に関するワークショップを開催しているスポットも。北海道で発掘されたカムイサウルス(むかわ竜)、福井県のフクイラプトル、兵庫県のタンバティタニス・アミキティアエ(丹波竜)など、ご当地の恐竜に会うのも楽しみです。 この12選のほかにも、るるぶKidsではおすすめの恐竜スポット約120件をエリアごとに紹介しています。夏休みの自由研究にピッタリのスポットも多数ありますので、チェックしてみてくださいね。 » 恐竜が大好き!! TOP 恐竜のおすすめ記事 教えて!恐竜くん / 名前の秘密 / 人気&話題の恐竜 むかわ町穂別博物館(北海道) ミュージアムパーク茨城県自然博物館(茨城県) 神流町恐竜センター(群馬県) 国立科学博物
小林快次の「極北の恐竜たち」連載スタート! 極圏の恐竜を追う! 今から何千万年も昔に、地球の陸上に君臨していた恐竜たち。シダ類やソテツ類の茂った暖かい地域で暮らしていたイメージがあるかもしれないが、彼らは地球上のあらゆるところに進出していた。南極大陸からも、北極圏からも恐竜の化石は発見されているのだ。 この連載では、北極圏のアラスカで15年以上にわたって調査を続ける筆者が、極圏での厳しい環境で、どのように恐竜たちが暮らしていたのか、その生態と進化の謎に挑むーー。 今回は、アラスカでの発掘・研究の意義についての解説をお届けしよう。 意外に身近なところ…「恐竜化石のメジャー産地」 いまから約2億3000万年前に誕生し、約6600万年前まで地球の陸上を支配していた恐竜は、それこそ北極圏から南極大陸まで、あらゆる陸地に生息していた。 とはいえ、恐竜化石が多産する国は、アメリカ、カナダ、中国、モンゴ
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(CNN) 約7500万年前の北米に生息していたティラノサウルス科の恐竜、ゴルゴサウルスの化石について、最後に食べた獲物が胃の中にそっくり保存されていることが分かった。 米科学誌サイエンス・アドバンシズに8日発表された新研究によると、最後の食事は幼体の恐竜2匹の後ろ脚だった。 恐竜の内臓や食生活の確固とした証拠が化石に残されているのは珍しく、ティラノサウルス科の胃の中身が見つかるのは初となる。 この思いがけない事実により、今回の発見が一層わくわくする内容になった――。そう話すのは論文の共同筆頭著者で、カナダ・アルバータ州にあるカルガリー大学の准教授(古生物学)を務めるダーラ・ゼレニツキー氏だ。 「ティラノサウルス科は白亜紀後期のアルバータ州を闊歩(かっぽ)していた大型捕食動物。映画や本、博物館で誰もが目にしたことのある象徴的な頂点捕食者だ。2本脚で歩行し、非常に短い腕も持っていた」(ゼレニ
炎から逃げようとするハドロサウルス類の群れ。ハドロサウルス類は草食恐竜で、北半球の白亜紀後期の化石産地からはよく見つかるが、南半球ではほとんど見つかっていない。(ILLUSTRATION BY DE AGOSTINI/GETTY IMAGES) 恐竜の全盛期は炎の中で終わった。約6600万年前、巨大な隕石が中米に落下して史上5回目の大量絶滅を引き起こし、地球上の生物種の約75%が死に絶えた。(参考記事:「小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に新事実、1600km先のガスが155℃に」) 地球の生命史におけるこの運命の瞬間について私たちが知っていることの大半は、北米で発見された恐竜化石、なかでも現在の米国西部に生息していたティラノサウルスやトリケラトプスの化石からもたらされた。しかし最近、アルゼンチン南部のパタゴニア地方で、恐竜時代の骨の破片や歯などを大量に含む層(骨層、ボーンベッド)が発見されたこと
恐竜の骨で作った彫刻。約5万ドル(約750万円)の値段が付けられていた。今回押収された、米ユタ州の公有地から違法に発掘された化石の1点。(PHOTOGRAPH BY BUREAU OF LAND MANAGEMENT) 米国ユタ州の連邦検察は2023年10月19日、大規模な恐竜化石密輸に関わった罪で4人を起訴したと発表した。 起訴状などによると、米国政府がユタ州に所有する土地から秘密裏に発掘された恐竜などの化石が、展示販売会などで売りさばかれたり、建築資材や宝石と偽って中国に輸出されたりしていた。違法な取引と虚偽の申告は2018年3月から2023年初めまで続いた。 「違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました。未来の世代はもう、これらの化石から科学的探究と驚きを体験することはできません」と、ユタ
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プシッタコサウルス(草食恐竜)とレペノマムス(肉食哺乳類)が格闘している状態の骨格が発見された。(PHOTOGRAPH BY GANG HAN) 中生代(約2億5200万年前~6600万年前)は、巨大な体を持つ堂々たる恐竜たちの時代だった。それに引き換え、同時代の哺乳類は、恐竜たちの陰で生きていた臆病な動物だと思われがちだ。しかし、中国北東部から出土した非常に保存状態の良い化石は、恐竜を襲う哺乳類もいたことを示した。(参考記事:「太古の「百獣の王」、新種の絶滅哺乳類を発見」) それは約1億2500万年前に生きていた2体の動物がからみあった化石で、どちらもほぼ完全な形の骨格が残されている。大きいほうの骨格は、プシッタコサウルス(Psittacosaurus lujiatunensis)というイヌほどの大きさの草食(植物食)恐竜だ。それに覆い被さっていた小さな骨格は、アナグマほどの大きさのレペ
世界初!! トリケラトプスの香箱座りマスコット付きコミックス『ディノサン』5巻・限定版 発売決定Twitterでプチバズ中の角折れ恐竜「マサル」がぬいぐるみに……!? 「現代に恐竜が現れたら……」という誰しもが一度は思い描いた夢を再現した、恐竜飼育マンガ『ディノサン』【著:木下いたる/監修:藤原慎一(名古屋大学博物館)、新潮社 月刊コミックバンチにて連載中】。 とある恐竜園を舞台に“普通の動物”として飼育される恐竜たちの姿が反響を呼び、amzonランキング恐竜部門第1位を獲得、恐竜イベントとコラボなど大人から子どもまで多くの注目を集めています。 そんな『ディノサン』のコミックス最新刊5巻と恐竜マスコット付き限定版が、12/8(金)に新潮社より刊行されます! 『ディノサン』5巻限定版の特典は、作中に登場する「トリケラトプスのマサル」がちょこんと座ったような姿が愛らしい、史上初の「恐竜の香箱座
きょう、4月17日は本格的な恐竜研究が始まったとされる「恐竜の日」※です。 この日にあわせ、この夏リニューアルオープンする恐竜博物館に展示する、皮膚の痕跡が残る恐竜のミイラ化石が、報道関係者に公開されました。 化石は、2000年にアメリカのモンタナ州で発掘された「ブラキロフォサウルス」という草食恐竜のもので、日本で公開されるのは今回が初めてです。 「レオナルド」の愛称が付いたこの化石は、皮膚の痕跡が残る実物のミイラ化石として知られ、保存状態の良さからギネスブックにも登録されています。 この夏の県立恐竜博物館のリニューアルオープンにあわせ、アメリカの博物館から10年間借り受けることになり、17日、福井市内の倉庫で、こん包されて運ばれてきた化石が報道関係者に公開されました。 化石は、全長がおよそ3.2メートルで、頭から後ろ足までほぼ全身の骨が残っています。 さらに、首から肩の部分にかけては筋肉
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:ソーセージみたいなおむすび「魚むすび」 > 個人サイト むかない安藤 Twitter 最近のティラノはちょっと違う ティラノサウルスといえば恐竜の王様で、本や映画にもよく登場する。 家にあったティラノのフィギュア。以前はだいたいこんな感じだったと思う。 このティラノサウルスだが、研究が進み、新しい事実がわかってくるにつれ、以前と様子が変わってきた。 とくにこの数年が一番変わった気がするのだ。 まず羽毛が生えた。 羽毛付きバージョン。 恐竜が進化していった先は鳥なので、ティラノのDNAにも羽毛が生える情報が刻み込まれていたはずだ、という理屈である。 ほんとだろうか。ケンタッキーフライドサウルスである。 そして長年研究者たちを悩ませているのが
フクイラプトルの大腿骨(左)の矢印部分を「スプリング8」の高エネルギーエックス線CTスキャンで撮影した画像(福井県立大恐竜学研究所提供) 福井県立大恐竜学研究所は7日、兵庫県の大型放射光施設「スプリング8」の高エネルギーエックス線CTスキャンを利用し、恐竜化石の骨組織の撮影に成功したと発表した。化石を切断せず高精度に観察できるのが特徴で、骨組織データから死亡時の年齢や成長速度などが分かるという。 福井県で発掘された獣脚類フクイラプトルの大腿(だいたい)骨をスキャンしたところ、化石の薄片を顕微鏡で観察する従来の手法に匹敵する結果が得られた。今井拓哉助教は「今回の手法で骨のあらゆる部分を観察すれば年齢判定の正確性が高まる。群れの年齢構成や生態を明らかにしたい」と意気込んだ。 スプリング8では、円形粒子加速器で電子を光とほぼ同じ速度まで加速し、磁石で軌道を曲げたときに発生する電磁波のうちエックス
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