石川県が仮設住宅115戸の着工へ 早ければ1か月ほどで完成の見通し 能登半島地震 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市と珠洲市で、県は12日、仮設住宅100戸あまりの建設を始め…
東京都の猪瀬直樹前知事(67)が医療法人「徳洲会」グループから5千万円を受け取っていた問題で、東京地検特捜部は28日、猪瀬氏を公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記載)の罪で東京簡裁に略式起訴し、発表した。簡裁は求刑通り虚偽記載罪の罰金刑の上限50万円の支払いを命じた。今後5年間、公民権が停止される。 猪瀬氏は即日納付し、記者会見。「どうしてこんなことをしてしまったのか、日々後悔と反省にさいなまれている」と謝罪した。都選挙管理委員会に提出している選挙運動費用の収支報告書も訂正した。特捜部は、ほかに告発されていた同法(明細書の提出義務)違反、政治資金規正法(寄付の量的制限)違反、収賄の各容疑については嫌疑不十分で不起訴処分にした。 起訴状によると、猪瀬氏は都知事選告示前の2012年11月20日、グループ創始者の徳田虎雄前理事長(76)の次男毅(たけし)前衆院議員(42)から、選挙資金5千万円を借
猪瀬直樹・前東京都知事(67)が2012年12月の知事選前、医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取った問題で、猪瀬前知事が東京地検特捜部の事情聴取に「選挙資金だと言われても仕方がない」と、公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記入)容疑を大筋で認める供述をしていることが、関係者への取材でわかった。 特捜部は、猪瀬前知事を在宅のまま刑事責任を問う方向で最高検などと協議する。 猪瀬前知事は昨年11月の問題発覚後、都議会などで「5000万円は個人的に借り入れた。選挙とは関係ない」と説明。特捜部の事情聴取にも「選挙資金ではない」と供述していた。
東京都の猪瀬前知事が徳洲会グループから現金5000万円を受け取った問題で、徳洲会の徳田虎雄前理事長が東京地検特捜部の事情聴取を受け、現金の趣旨について「当然、選挙資金が前提だと思っている」と説明し、徳田毅前衆議院議員も「選挙資金として用立てた」という調書に署名したことがわかりました。 東京都の猪瀬前知事がおととしの都知事選挙の直前、徳洲会側から現金5000万円を受け取った問題で、東京地検特捜部は公職選挙法違反などの疑いがあるとして、捜査を進めています。 この問題で、19日初めて徳田虎雄前理事長に対する任意の事情聴取を、神奈川県の病院に録音録画用の機材を持ち込んで行いました。 関係者によりますと、この中で徳田前理事長は「妻から電話で『猪瀬さんが1億円貸してくれと言っている』と相談された。高いなと思い『5000万円にしろ』と指示した。時期が時期なので当然、選挙資金が前提だと思っている」と説明し
「徳洲会」グループによる選挙違反事件は、31日から裁判が始まります。 東京地検特捜部は不正な選挙運動の経緯や準備された裏金の使いみちをほぼ解明したとして、詳しい内容を裁判で明らかにしていく方針です。 徳洲会グループの選挙違反事件では、おととしの衆議院選挙で徳田毅議員が立候補した鹿児島2区に全国の病院などから職員およそ600人を違法に派遣したほか、選挙に使う裏金を準備したとして合わせて10人が公職選挙法違反の罪で起訴されていて、31日から徳田議員の姉のスターン美千代被告(46)の裁判が始まります。 東京地検特捜部は、裁判で捜査で判明したとする選挙運動の経緯や裏金の使いみちを明らかにする方針ですが、その詳しい内容が関係者への取材で分かりました。 それによりますと、不正を主導したとされる徳田虎雄前理事長(75)が衆議院の解散当日に美千代被告に対し、選挙資金をどこから出すかを徳田議員と話し合って決
東京都の猪瀬直樹前知事(67)が医療法人「徳洲会」グループから五千万円を受け取っていた問題で、双方を仲介した右翼団体代表の木村三浩(みつひろ)氏は十八日、知事選直後の二〇一二年十二月下旬、五千万円のうち五百万円を猪瀬氏側から受け取っていたことを明らかにした。猪瀬氏はこれまで「五千万円は借入金で、一切手を付けていない」と主張しており、双方の話は矛盾している。 木村氏によると、一二年十二月十六日の知事選直後、猪瀬氏の妻に「選挙で五千万円は必要なかったのだから、こちらに貸してほしい」と依頼。その後、猪瀬氏の妻から五百万円を受け取った。猪瀬氏が都議会に提出した資料には、知事選二日後の同月十八日、猪瀬氏が五千万円を保管したと主張する貸金庫の利用記録があり、この日以降に五百万円が渡ったとみられる。
医療法人「徳洲会」グループからの5000万円提供問題で辞任表明した猪瀬直樹都知事に辞職を促した日本維新の会共同代表で衆院議員の石原慎太郎前都知事は、以前から徳洲会の徳田虎雄前理事長との深いつながりが指摘されてきました。 出馬表明前夜虎雄氏と会う 1999年3月、石原氏が都知事選に出馬表明する前夜に都内のホテルで会っていた相手は虎雄氏です。 就任後の対談で 都知事に就任直後、『新潮45』(99年12月号)で、虎雄氏と対談。「公約で一つだけなかなか手のつかないのが医療」だとし、「日本の大病院でまともなのは、徳洲会だけ」と天まで持ち上げ、「徳洲会の病院を都内に作んなさいよ」と、東京進出を次のように持ちかけています。 「民営化だかPFI(公共施設の建設、運営などを民間企業に一括して委託すること)だか知らんけどね、どこかどうしょうもない都立病院を見つけてきて、徳洲会に任すかな」 「ほんとに手頃なサン
東京都議会の議会運営委員会は20日午前、2日前に合意した百条委員会設置を撤回することを正式に決めた。「許せない」。共産党の委員から声が上がる中、起立採決となった。 都議会で、5千万円授受の目的や経緯について調査する機会はなくなった。議運委員長の吉原修自民党幹事長は「説明は不十分だが、もう都知事ではなくなる。我々は捜査機関ではない」と話した。 この日の委員会では、臨時議会を24日に開き、猪瀬氏の辞職を認めることも決まった。 都によると、在職月数13カ月の猪瀬知事には、条例に従って約1千万円の退職金が支払われる。退職金の返上は、公職選挙法の「自治体への寄付」に触れるため、難しいという。猪瀬氏は2007年6月から12年11月までの副知事時代、約3700万円の退職金を受け取っている。
東京都の猪瀬知事は、「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題の責任を取りたいとして来年1年間の給料を返上する条例の改正案を都議会に提出していましたが、辞職することを受けて、条例案を撤回する考えを議会側に伝えました。 猪瀬知事は、「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題の責任を取りたいとして、来年1年間の650万円分の賞与を除く1年間の知事の給料と手当を返上する条例の改正案を、都議会に提出しました。 これに対して各会派は、「疑惑の究明が終わっていないのに先に決めることはできない」などとして、今月13日に開かれた本会議では採決せず、継続審議にすることを決めました。 猪瀬知事は、19日に記者会見を開き辞職する意向を表明したことを受けて、20日、条例案を撤回する考えを議会側に伝えました。この条例案は来週の24日に開かれる臨時議会で、猪瀬知事の辞職願いとともに認められる予定です。
東京都の猪瀬知事は19日、緊急の記者会見を開くことになり、この中で、大手医療法人「徳洲会」グループ側から5000万円を受け取っていた問題を受けて辞職する考えを明らかにするものとみられます。
猪瀬知事は自発的辞任を=「五輪招致の功績、台無しに」−高村自民副総裁 自民党の高村正彦副総裁は18日午前、猪瀬直樹東京都知事が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題について「出処進退を決断するのに十分だ」と述べ、自発的辞任を求めた。党本部で記者団に語った。自民党幹部が猪瀬氏辞任に公然と言及したのは初めて。今後、政界に同様の声が広がる可能性がある。 〔写真特集〕猪瀬直樹氏〜5000万円入れたかばんも〜 高村氏は、猪瀬氏が副知事時代に医療行政を担当していたことを念頭に「職務権限に関係する人から5000万円を受け取ったという外形的事実だけで進退を決断すべきだ」と指摘。その上で「決断が遅れ、五輪の準備に支障が出るなら、招致に成功した大きな功績を台無しにすることになる」と述べ、速やかな辞任を促した。 一方、菅義偉官房長官は午前の記者会見で、猪瀬氏の進退について「都知事ご自身
東京都の猪瀬直樹知事が医療法人「徳洲会」グループから五千万円を受け取った問題を審議する都議会総務委員会で、都側は十七日、徳洲会側が買収に意欲を示していた「東京電力病院」(新宿区)に関し、全面を黒く塗りつぶした資料六枚を提出した。質問に立った民主党の小山有彦(くにひこ)副委員長が「資料はまったく黒塗り。委員会に対する答えはこういう答えなのかと、残念に思う」とただした。 都側がこの日、追加提出した資料はA4サイズの計約五十枚で、全面黒塗りはそのうち六枚。「東電病院入札に関し都庁が有する資料」と題され、一枚は紙全体が完全に黒く塗りつぶされていた。他にも、片隅に「2012年6月21日」という日付が入る以外すべて黒塗りのものもある。都が東電側に病院の処分方針などについてやりとりしたメールなどとみられるが、はっきりしない。 東電病院をめぐっては、東電の主要株主の都を代表し、猪瀬知事が、経営改善の一環と
5千万円に見立てた箱を、実際に使ったかばんに入れて説明する猪瀬都知事(右)(16日夜、東京都庁で)=川口正峰撮影 東京都の猪瀬直樹知事(67)が昨年12月の知事選前に医療グループ「徳洲会」側から現金5000万円を受け取った問題を巡り、都議会閉会後も継続審議となった総務委員会の集中審議が16日から再開された。 貸金庫で保管していた5000万円について、これまでは「一切、手を付けていない」と主張していたが、この日の質疑で今年5月に港区内の貸金庫から町田市内の貸金庫に移動していたことが判明。猪瀬知事は、「知事になって生活の中心が(自宅のある)町田になり、いつでも返せるよう移した」と説明した。 また、これまで「9月26日」と主張していた5000万円の返却日を、秘書の記憶違いだったとして「25日」に訂正。昨年の都知事選で、選挙運動費用収支報告書に事実とは異なる記載をしていた問題についても質問が相次い
猪瀬知事は16日に行われた集中審議で、徳田毅衆議院議員から受け取った5000万円を入れたかばんを公開しました。 当時の状況について猪瀬知事は「金は紙袋に入っている状態で、そのまま自分のかばんに入れた。紙袋は残っていないが、かばんはふだん使っているかばんだ」と述べました。 質問に立った公明党の長橋桂一議員が、5000万円に相当する大きさの紙の箱を公開されたかばんに詰めながら、「このかばんでは5000万円は入らない」と追及しました。 これに対して猪瀬知事は「入るはずだ」と反論し、紙の箱をかばんに入れましたが、ファスナーは完全には閉まりませんでした。
東京都の猪瀬直樹知事側が、昨年12月の知事選に関して提出した選挙運動費用収支報告書で、運動員らの宿泊費や人件費(報酬)の領収書を一部、偽造していたことが分かった。宿泊費は運動員に全く支払われておらず、都選挙管理委員会は「公職選挙法違反(虚偽記載)の可能性がある」としている。
猪瀬直樹都知事(67)の妻ゆり子さんは、亡くなる前の昨年12月9日付の東京新聞で、〈(猪瀬の)記憶力がすごいのに驚く〉〈普段あまり連絡を取らない親戚の電話番号をパッと思い出す〉などと話していた。 ところが、5000万円の徳洲会マネーをめぐり、都議会で突き上げを食らった猪瀬知事は、カネを受け取った経緯について「詳しく覚えていない」「記憶にない」を連発。記憶力まで衰えてきたのだろうが、心配する必要はない。 猪瀬は、副知事時代の07年に発行された「人生を変える手帳術」(朝日新聞出版)に、“手帳達人”として登場。愛用しているスケッチブック大の無印良品の週間カレンダーを示しながら、こんな話をしている。 <僕はもう10年以上もこれを使っています。誰に会って何をしたか、何時、誰から電話がかかってきたかとか、果ては犬の散歩まで、僕の行動とその日1日にあった出来事のすべてがここにあるんです>
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