タグ

関連タグで絞り込む (328)

タグの絞り込みを解除

書評に関するkowyoshiのブックマーク (402)

  • 「いろいろこんがらがって…」玉さんが初めて明かす「ビートたけし」「水道橋博士」との離別 別居の妻とは修復中 | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    厄介すぎる芸名を背負って生きてきた男が、自らのデリケートゾーンに踏み込みまくる一冊。なにしろ帯文からこの調子である。 「殿(ビートたけし)と相棒(水道橋博士)と離れ、独りになった。コロナ禍で(自ら経営する)スナックには閑古鳥が鳴いた。初孫が誕生し、母親は施設に入った。カミさんは、オレに愛想を尽かして出て行っちまった」「それでもオレは、酒を呑んで、笑って、時に打ちひしがれながら、生きてゆく――」 前作『粋な男たち』の発売から5年半の間に起きた触れづらいエピソードの数々。それを、「オレが長年にわたり心血を注いできた漫才コンビ『浅草キッド』は、正式な解散宣言こそしていないものの、実質的な“解散状態”にある」「どうしてこんなことになっちゃったのかな? 自分でもよくわからないよ」「ふたりで漫才をすることが絶対に不可能ではないにせよ、かなり難しい状況であることは間違いない」「いまの状況はボタンの掛け違

    「いろいろこんがらがって…」玉さんが初めて明かす「ビートたけし」「水道橋博士」との離別 別居の妻とは修復中 | レビュー | Book Bang -ブックバン-
    kowyoshi
    kowyoshi 2024/05/01
    買って読んだけど切なかったわあ。
  • サザエさんと魚食の伝統:「大衆魚」の誕生を読んで|鷹 輝政

    歌詞に見る卓の情景「お魚くわえたドラ追っかけて はだしで駆けてく 陽気なサザエさん」 表記の一節は、日の国民的アニメ『サザエさん』のオープニングである。誰もが口ずさむことのできるこの曲は、1969年の放映開始当時から使用されていた。東名高速が完成しアポロが月へ行った、高度成長期も終焉を迎えつつある年のことである。 サザエさんが通う魚屋「魚徳」(長谷川町子美術館公式より)。この店は飲店として世田谷区に現存しているこの歌詞からは、当時の卓における魚の消費のされ方が浮かび上がってくる。主婦が家計をやりくりしながら、日々家族の好みにあわせた旬の材を鮮魚店で購入する。持ち帰ってそれを煮たり焼いたりしつつ、卓の準備をする。完成すると、親子三世代がちゃぶ台を囲んで事につく。 このように、明確な性別役割分業のもとで家事を中心となって担っていた女性たちが、不定形で多種多様、かつ調理に手間のか

    サザエさんと魚食の伝統:「大衆魚」の誕生を読んで|鷹 輝政
    kowyoshi
    kowyoshi 2024/03/01
    うーむ>日常的に水産物を口にする生活は、戦後の漁業生産力の大幅な拡大や、流通網の整備、所得の向上などによって日本全体に拡大していった
  • 「若い頃の自分に教えたいこと」を集めた名言集『他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食え』

    40~60代のおっさん達に、「もし若い頃の自分にアドバイスができるなら、何を伝える?」と聞きまくって集めた名言集。 聞いた場所も、東京なら赤羽・上野、大阪なら新世界、名古屋なら栄の飲み屋街に限定してる。出てきた答えは、下品で下世話で下半身ネタだらけだけれど、心底その通り!と言いたくなる名言ばかり。 誰も教えてくれなかったけれど、長いこと生きてきて、ようやく身に沁みて分かった、何気ない一言が集められている。職場呑みの宴席とか、独りで入った飲み屋のカウンターで、こっそり教わる人生の教訓だ。 わかる人には痛いほどわかるやつで、分からない人は、きっと、幸せな人生だと言えるだろう。 人は、傷ついた分だけ、性格が悪くなる ラブソングとかで、「傷ついた分だけ、人は優しくなれる」というフレーズがある。手垢にまみれまくっているが、これはウソ。 あんなの心地いいだけで、タワゴトです。真実は真逆で、傷ついた分だ

    「若い頃の自分に教えたいこと」を集めた名言集『他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食え』
    kowyoshi
    kowyoshi 2024/01/14
    駅前再開発で石神井公園の松屋もどうなるか…並びにあった富士そばは閉店したし…
  • ウニは本当に悪者か 「海の砂漠化」防ぐダイバーの挑戦|Biz|日経BizGate

    「磯焼け」という言葉をご存じだろうか。海底に海藻が少なくなって岩肌が露出し、生物多様性が失われる「海の砂漠化」と呼ばれる現象だ。近年、各地の海で問題になっている。 書『プロダイバーのウニ駆除クエスト 環境保全に取り組んでわかった海の面白い話』は、磯焼けを憂慮するプロダイバーで「スイチャンネル」を運営するYouTuberでもある中村拓朗氏が、海藻が繁茂する藻場を再生するために5年間にわたって繰り広げた試行錯誤の記録だ。 著者のクエスト(冒険)は、磯焼けの一因とされるウニの駆除から始まるのだが、進めるうちに、どうやらウニだけが犯人ではないとわかってくる。海の環境保全をテーマとしつつ、軽妙な文体でつづられる著者の奮闘ぶりや、犯人探しのような謎解きが面白い。 育てた1000匹のウニが全滅 主な舞台は、著者の故郷であり活動の拠点である長崎の角力(すもう)灘などの海だ。ダイビングが大好きな著者は、水

    ウニは本当に悪者か 「海の砂漠化」防ぐダイバーの挑戦|Biz|日経BizGate
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/11/07
    大変よね>海底に海藻の苗を設置する活動も始める。しかし、魚による食害で海藻を食べつくされるなど悪戦苦闘は終わらない。一度壊れた生態系を取り戻すのは想像以上に難しいようだ”
  • https://https//www.webdoku.jp/column/takanoSF/2023/0707_080000.html

    kowyoshi
    kowyoshi 2023/07/07
    な、なんだってー!>ハルヒシリーズはSFではない。現代最先端の思想書もしくは超絶ノンフィクション作品であると
  • 子どもの絵をコテンパンに叩きのめすヤバい本『よい絵 よくない絵事典』 | オモコロブロス!

    突然ですが、以下に示す2枚の絵、どちらが「よい絵」だと思いますか? どちらも2、3歳の子どもが描いたものです。 A B 引用:創美美育協会愛知支部 編(1989年)『原色よい絵よくない絵事典』p.11 どうでしょう? わかりましたか? 1989年に出版されたこちらの『原色よい絵よくない絵事典―幼児画・児童画の見方、導き方』によれば、この2枚の絵で「よい絵」は圧倒的にAです。 書かれている評価を見てみましょう。 Aの評価 引用:創美美育協会愛知支部 編(1989年)『原色よい絵よくない絵事典』p.11 Bの評価 引用:創美美育協会愛知支部 編(1989年)『原色よい絵よくない絵事典』p.11 感情のひからびた絵!? 2歳児になんてこと言うんだ!! 『よい絵よくない絵事典』 『原色よい絵よくない絵事典』、とっくに絶版なので入手は困難なのですが中古で手に入れました。 かなり前に書店で立ち読みし

    子どもの絵をコテンパンに叩きのめすヤバい本『よい絵 よくない絵事典』 | オモコロブロス!
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/05/22
    にょわー★
  • インカ帝国「が」スペインを侵略した架空の歴史を描く、読む『シヴィライゼーション』とでも言うべき改変歴史長篇──『文明交錯』 - 基本読書

    文明交錯 (海外文学セレクション) 作者:ローラン・ビネ東京創元社Amazonこの『文明交錯』は、スペインがインカ帝国を征服した史実を反転させ、逆にインカ帝国がスペインを征服していたら世界はどう変わっていったのかを描き出す歴史改変長篇だ。著者は『HHhH――1942年』などで知られるローラン・ビネ。 『HHhH』はメタ歴史小説とでもいうべき傑作で、作もその設定のキャッチーさからかなり期待して読み始めたが、期待以上のおもしろさだ。普通に考えたら資源にも装備にも劣るインカ帝国がスペインを征服できるはずはないのだが、何が起こったらそれが起こり得るのか? を追求していく手付きはまるでノンフィクションを読んでいるかのよう。そして、征服の過程、また征服を終えた後、反乱を抑え周辺諸国と渡り合っていくために内政をいちから整えていく様はまるでゲーム『シヴィライゼーション』をプレイしているかのようなスピード

    インカ帝国「が」スペインを侵略した架空の歴史を描く、読む『シヴィライゼーション』とでも言うべき改変歴史長篇──『文明交錯』 - 基本読書
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/04/15
    大サトーが生きてたら(ry
  • 言語の面白さを教えてくれる10冊 | たいせつな本 ―とっておきの10冊― | 高野秀行 | 連載 | 考える人 | 新潮社

    著者: 高野秀行 川添愛『言語学バーリ・トゥード AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか』(東京大学出版会) モハメド・オマル・アブディン(河路由佳/聞き手・構成)『日語とにらめっこ 見えないぼくの学習奮闘記』(白水社) 大西拓一郎『ことばの地理学 方言はなぜそこにあるのか』(大修館書店) 澁谷智子『コーダの世界 手話の文化と声の文化』(医学書院) 船山徹『仏典はどう漢訳されたのか スートラが経典になるとき』(岩波書店) 梶茂樹、中島由美、林徹編『事典 世界のことば141』(大修館書店) ダニエル・L・エヴェレット(屋代通子訳)『ピダハン 「言語能」を超える文化と世界観』(みすず書房) ケイレブ・エヴェレット(屋代通子訳)『数の発明 私たちは数をつくり、数につくられた』(みすず書房) 松敏治『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』(角川ソフィア文庫) 吉

    言語の面白さを教えてくれる10冊 | たいせつな本 ―とっておきの10冊― | 高野秀行 | 連載 | 考える人 | 新潮社
  • リアルロボットアニメとそのプラモデルの黄金時代はたった4年しか続かなかった、という話。 | 超音速備忘録

    昨年暮れ、いきなりゲラのpdfが送られてきた。 『'80sリアルロボットプラスチックモデル回顧録』と題されたそのは、 その名の通り、ガンプラブームに端を発したリアルロボットアニメとそれを取り巻くプラモデル文化の狂乱と、 そのあまりにもあっけない終焉(……そう、終焉だ)を網羅的かつ異常なテンションでまとめた一冊であった。 読んでいるだけで、いつもの調子で喋りまくるあさのまさひこの肉声が画面を通じて聞こえてくるようだった。 そして信じられないほど濃厚で、ありえないほど量の多い脚注。 左上に注記してあるとおり、このには写真やイラストといった図版はいっさいない。 画像なんてググればほとんど出てくるし、おそらくここに出てくる物体について断片的に記録された雑誌や書籍はゴマンとある。 しかし、書いてあることはググって出てくることとそうでないことがあり、ちゃんと全てが地続きに語られている。 これがマジ

    リアルロボットアニメとそのプラモデルの黄金時代はたった4年しか続かなかった、という話。 | 超音速備忘録
    kowyoshi
    kowyoshi 2022/01/14
    徹頭徹尾あさのまさひこ節だろうから、あさの嫌いが買うのは勇気いりそうだけど(俺含む)、史観としては俺も同じなんだよなあ…世代人だし
  • 404↓ - Underground Magazine Archives

    kowyoshi
    kowyoshi 2021/12/05
    この辺の同人文化は直接触れてない世代だけど、その影響を受けた(ロリコンの)友達は中高時代に結構いた。そして故・吉田正高先生の名前を見つけてしんみりする。
  • 大木毅書評:芝健介著『ヒトラー 虚像の独裁者』

    ──書評:芝健介著『ヒトラー──虚像の独裁者』岩波新書 大木 毅 若いころ、聖書についで、史上ナンバー・ツゥの部数を誇っているのはナポレオンの伝記だと聞いたことがある。もとより真偽をたしかめるすべもないが、東西のさまざまな国々で出版されたナポレオン伝の数を思い浮かべれば、なるほど説得力のある話ではあった。しかし、21世紀も四分の一近くが過ぎ去った今となっては、別の歴史的個性が、あるいはナポレオンへの関心を抜いたかとも思われる。それがヒトラーであることはいうまでもない。 このナチス・ドイツの独裁者については、ジャーナリスティックな読み物から学術研究に至るまで、ただごとでない量の文献が刊行されてきた。主たるものだけでも、コンラート・ハイデン、ヒュー・トレヴァ=ローパー、アラン・ブロック、ヨアヒム・フェスト、ジョン・トーランド、イアン・カーショーら、戦後それぞれの時代の花形ジャーナリストや代表的

    大木毅書評:芝健介著『ヒトラー 虚像の独裁者』
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/09/30
    興味深い
  • "Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan"はめちゃめちゃすごい本なので読んでほしいという|タサヤマ

    "Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan"はめちゃめちゃすごいなので読んでほしいという話 なんというか、ビビった。 読んでるときに何度か声を出して叫んでしまった。 同じ時代でほぼ同じテーマに取り組んでいる研究者のについてこれを言っていいのか分からないが、これまでに書かれた日の創価学会についての著作のほとんどを過去にするような著作だ。 言いすぎだと思う。 言い過ぎだと思うけれども、それくらい今回紹介するレヴィ・マクローリンさんの著作『Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan』は時代を画する一冊だと思う。 学術的にもきわめて興味深い分析を含んでいるのは言うまでもない

    "Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan"はめちゃめちゃすごい本なので読んでほしいという|タサヤマ
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/07/12
    おおー>選挙期間中の座談会という場所で「公明党支援がどのように語られてきたか」を記述した第6章、おそらく現時点ではここが研究上最も注目される箇所になると思う
  • 【試し読み】吉田豪著『書評の星座 紙プロ編』より、まえがきを公開!|HB ホーム社文芸図書WEBサイト

    吉田豪さんのプロレス・格闘技書評集の第2弾『書評の星座  紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技メッタ斬り 1995-2004』が、2月26日(金)に発売されました。 95年より04年まで『紙のプロレス』『紙のプロレスRADICAL』に掲載され、プロレス・格闘技界を騒然とさせた問題連載を完全収録した書より、吉田さんが当時を振り返った「はじめに」を公開します。はじめに  05年から03年までの『ゴング格闘技』での連載をまとめた単行書評の星座』が予想外に売れたらしくて、とうとうこんなまで出ることになってしまった……。『ゴン格』以前、判型の小さな『紙のプロレス』で 95年に連載が始まり、『紙プロ』休刊後は『紙のプロレスRADICAL』で復活したが、04年にトラブルで連載終了となった、オリジナル版『書評の星座』の単行化である(『Kamipro』でも連載していたつもりでいたけど、『紙のプロ

    【試し読み】吉田豪著『書評の星座 紙プロ編』より、まえがきを公開!|HB ホーム社文芸図書WEBサイト
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/02/26
    Me too(読者としてね)>言わば「ボクの紙プロ青春記」とでも表現すべき連載だ
  • 「これが令和の『耳をすませば』です」FANZAの良質なNTRエロ漫画には同じ人物による長文レビューがついている話

    青柳美帆子 @ao8l22 ライター(書評・レビュー・インタビュー):暮らし、エンタメ、金、自己啓発、旅に興味があります。お仕事の依頼はサイトのフォームからお願いします。 オススメ→ #今日の推し 質問箱→peing.net/ja/ao8l22 ao8l22.notion.site/ao8l22/6fcabdb

    「これが令和の『耳をすませば』です」FANZAの良質なNTRエロ漫画には同じ人物による長文レビューがついている話
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/02/18
    なるほど、ここは全盛期のターザン山本が書いた「ザッツ・レスラー」感ある>それにしてもNTR漫画には夕焼けがよく似合う
  • アフリカにも納豆が存在した! 民族植物学者が驚いた、発酵食文化の奥深さ | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    kowyoshi
    kowyoshi 2021/02/16
    ねー>韓国味噌(テンジャン)には、はじめのところで納豆菌も参加していて「ある程度は納豆」だ。味噌チゲを日本の味噌でつくっても味噌汁にしかならない。本場の味に近づけたければ隠し味に納豆を加える
  • 2020年12月16日号

    kowyoshi
    kowyoshi 2020/12/17
    「沢村忠に真空を飛ばせた男/昭和のプロモーター・野口修評伝」の熱い書評
  • 沢村忠デビュー前の「真空飛び膝蹴り」目撃、18歳の高田文夫

    放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、1970年頃に日中を熱狂させた“キックの鬼”こと沢村忠と高田氏の不思議な縁などについてお届けする。 * * * おそろしくパンチの効いた連続KOなが出たものだ。560ページもあるだけで凄いのに、1ページがすべて2段組み。書き込んでも書き込んでも収まり切らない、他人は知らない濃厚な男の人生がそこにはあった。 あの時代、男の子達の心をキャッチした最強の男と、その男を作り出した男のドキュメント。『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝』(細田昌志著・新潮社)である。野口修という途方もない男をとことん調べ、取材し、この1冊の為に10年という時間を費やしたという。“キックボクシング”という言葉を生み出し「キックボクシングを創設。沢村忠と一

    沢村忠デビュー前の「真空飛び膝蹴り」目撃、18歳の高田文夫
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/11/19
    買おう>おそろしくパンチの効いた連続KOな本が出たものだ。560ページもあるだけで凄いのに、1ページがすべて2段組み。書き込んでも書き込んでも収まり切らない、他人は知らない濃厚な男の人生がそこにはあった
  • メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか? - 伊野尾書店WEBかわら版

    ◯「メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか? 」鶴屋なこみん(KADOKAWA) コミックエッセイ。 著者の鶴屋なこみんさんはもともと時給730円の焼き鳥工場で働く、実家住まいのフリーターだった。 ところがある日、両親が家を手放すことになり、彼女は50万円を与えられて「あとは一人で生きていきなさい」と宣告される。 50万あっても、引っ越しをすればあっという間に消えていく。 一人暮らしで生活を成り立たせるには時給730円の仕事ではやっていけない。 かくしてなこみんさんは新しく仕事を探すのだが、そこで「時給4000円の仕事」を見つける。 それがメンズエステ嬢だった。 キャミソールとパレオをまとった格好で、四畳半くらいの個室で男性にオイルマッサージをする。 性的サービスはない。 風俗のようで、風俗じゃない。 それがメンズエステ。 客の男たちの中には性的サービスを求める人間が少なくない。 エ

    メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか? - 伊野尾書店WEBかわら版
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/11/19
    興味深い>『メンズエステ嬢~』はずっと自分語りで構成されているけど、これは個人でなく社会を描いた本だ。現代社会の冷たい壁に押し潰されそうになってる、か弱き個人の声。
  • 暗い時代の明るい笑顔 吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」(第119回)|好書好日

    泥臭くレトロなタッチで描く『ブラック・ジャック創作秘話』(原作・宮﨑克)など、エモいノンフィクションマンガで知られる吉浩二。そこそこ売れっ子であるはずの彼のこづかいは月わずか2万1000円だという。以前は3万円だったのだが、2人目の子どもができて「3割カット」されたらしい。第一線で活躍する40代半ばのマンガ家が、193円のお菓子を買うべきか全身を震わせて悩んでいる描写はあまりにも強烈だった。小学生か! 「モーニング」(講談社)で月イチ連載中の『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』は、最初に作者自身のこづかい事情が描かれ、第3話以降は同じく2万円前後の「低額こづかい」でやりくりしている実在の中年男性たちが次々と登場する異色のノンフィクションだ。恐ろしいことに自宅で昼を取る作者以外は、ほぼ全員がこの金額に昼代も含まれている。83年製のホンダGB250クラブマンを愛する佐野さ

    暗い時代の明るい笑顔 吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」(第119回)|好書好日
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/11/10
    大東京ビンボー生活マニュアルは牛丼ガイジと呼ばれ、こづかい万歳はこづかい怪人と呼ばれ…一部の漫画の読み手の性根はすっかり…だなあとは思う
  • 『日本沈没2020』のノベライズにツッコミを入れてみた(ネタバレあり・長文) - 日本沈没2020 など - シミルボン

    沈没2020 / 小松 左京/吉高寿男 などの紹介コラム。はじめに 書はNetflixで配信予定のアニメ『日沈没2020』の、脚家自身によるノベライズである。言うまでもなく小松左京『日沈没』が原作であり、そのようにクレジットされている。 さて、いきなり話が変わるようだが、筆者はシミルボンのことを「好きが集まって面白いの情報を交換する場」だと個人的に認識している。だから否定的な評価のについては、これまで言及することを極力避けてきた。だ

    kowyoshi
    kowyoshi 2020/07/15
    擬音だらけのシーンに「谷恒生の架空戦記?」と思ったわw