尼僧でプロレスラーの雫有希(しずくあき)さん(28)が中心となり、乳児院などへの寄付を目的としたチャリティープロレス「きらきら太陽プロジェクトfor横須賀」が14日、神奈川県の横須賀市総合体育会館で行われた。 プロレスファンや招待された児童福祉施設の子どもら約600人が、試合を観戦した。 横須賀市は、雫さんが慶応大学レスリング部時代の一時期、防衛大学校レスリング部の練習に参加するために暮らしたゆかりの地。この日は防大と陸上自衛隊高等工科学校のレスリング部員計約30人が、会場のボランティアを買って出た。 雫さんは選手として5試合中2試合に出場。ダンプ松本選手とタッグを組んだ試合では、堀田祐美子選手と唯我選手ペア相手に、ラフファイトありユーモアありの戦いを展開した。 ダンプ選手は「苦労して、強くなって、上がってこい」と雫さんを激励。雫さんは「会場の皆さんから愛をいただいた」と感謝していた。