少し昔、ラーメンブームが起こり、カップ麺のフタにラーメン屋名物店主の顔写真が入りはじめた。永井ミキジさんがこれを「顔ジャケラーメン」として集めはじめたのをデイリーポータルZでも記事にした。 あれから10年、偶然再会したミキジさんが「まだ集めつづけてんですよ」という。ラーメンブームが落ち着き我々がそんなことを忘れていた頃、ミキジさんは一人集め続けていた。 空白の10年間、南洋の島に取り残された日本兵を迎えに行くつもりでミキジさんをたずねた。
身の回りにいそうでいない、ちょっと変わったことをしている人や、面白そうな場所に、文筆家のやきそばかおるが直撃取材! 店主の顔写真が載っているカップ麺のフタを集めている人がいる。名前は永井ミキジさん。「なぜ、そんなものを集めようと思ったのか?」という素朴な疑問を抱いた私は、彼に会いに池袋へ向かった。 永井ミキジさん(以下「ミ」) 「これが、『顔ジャケラーメン』のファイルです」 やきそば(以下「や」) 「こんなにブ厚くて、こんなにたくさんあるんですか!! いきなり本題に入りますが、なぜ『顔ジャケラーメン』を集めようと?」 ミ 「10年ほど前、コンビニに『顔ジャケラーメン』が並び始め、ある日、気になって買ってみたんです。初めて買ったのが、コチラの『なんつッ亭 黒マー油豚骨』で」 や 「パンチが効いてますね~(笑)」 ミ 「コレクター仲間の先輩も気になってたみたいで、お互いに顔ジャケの話で盛り上が
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