お菓子で作った食堂メニュー=高崎市南大類町 群馬県高崎市内の洋菓子店が、「食堂シリーズ」としてラーメンやカツ丼などとそっくりの新作菓子を売り出したところ、パーティー向けに人気を集めている。 洋菓子店「まちのくまさん」(同市南大類町)の市川健さん(48)、孝子さん(41)夫妻は、インスタントラーメンの袋を見た時に「そっくりに作れそう」とアイデアが浮かんだ。 栗とカボチャを材料にしてモンブランのクリームのような「麺」を作り、紅茶のゼリーを「スープ」にした。この試作品が、高校生と小学生の自分たちの子どもに大受けだった。思い切って、2月上旬から店頭で販売を始めた。 ラーメンの実物大で、数人で楽しめる。誕生会や食事会向けに注文が相次いだ。メニューも、新たに開発したざるそば、カツ丼、茶わん蒸しの3点を加え、四つに増やした。価格は400〜1500円。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには