橋下徹大阪市長(43)の従軍慰安婦、風俗発言で国内外から火だるまになっている日本維新の会で、小沢鋭仁国会対策委員長(58)が22日、議員生活20周年の政治資金パーティーを開催した。 橋下発言でみんなの党は6月の都議選及び7月の参院選で、維新との選挙協力の解消を決定。西村真悟衆院議員(64)は売春婦発言で除名処分され、歴史認識をめぐっても橋下氏と石原慎太郎共同代表(80)との間に違いが露呈し、維新は空中分裂どころか消滅危機さえもささやかれる始末だ。 挨拶に立った維新の松野頼久国会議員団幹事長(52)は「(みんなとの協力解消は)仲の良かった友人におなかを蹴られた気分」と泣きが入り、主役である小沢氏は「橋下さんは言い方がきついが、しっかり説明していけば、国民の方々の理解は得られる」と平身低頭で釈明に追われるばかりだった。 党代表の石原氏も姿を見せないまま、乾杯の挨拶をしたのがサプライズで登場した