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かつて一世を風靡した�薔薇族映画�の専門館、上野の不忍池のほとりにある世界傑作劇場が、3月1日で休館する。スタームービー、日本名画劇場、それに世界傑作劇場の3館が営業しているビルが古くなったためで、2010年夏には新築オープンするというが、そこでゲイ・ピンクの専門館が再開される保証はない。とりあえず、現状の世界傑作劇場は3月1日で終焉する。 わたしはピンク映画監督だが、薔薇族映画監督として、より多くのプライドを感じてきた。90年代前半のゲイ・ブームの頃、撮り始めたばかりの作品2本の上映会を、世界傑作劇場で行ったことがある。『プライベート・ゲイ・ライフ』を上梓したばかりの伏見憲明さんをゲストに迎え、『ぴあ』などもイベントコーナーで紹介してくれたため、驚くような人が集まった。あの夜が、ささやかなわたしの監督人生の、実質的なスタート地点であったと思っている。 どういう巡り合わせか、1月末に撮った
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