「猪瀬流」への不満表面化も=過半数の自公が影響力−都議選 「猪瀬流」への不満表面化も=過半数の自公が影響力−都議選 23日投開票の東京都議選は自民、公明両党が過半数を確保した。両党は昨年12月の知事選で猪瀬直樹知事を支援したが、議会の頭越しに政策を打ち上げる「猪瀬流」の政治手法に不満もくすぶる。今後は知事の都政運営に注文を付けるなど自公両党の影響力が増しそうだ。 石原慎太郎前知事が後継指名した猪瀬氏は、過去最多の434万票を得て初当選した。圧倒的な都民の支持を前にして、都議会はほぼ「オール与党化」。猪瀬知事が編成した2013年度当初予算は共産を除く各党が賛成した。 4月の米国出張では六本木−渋谷間の都営バス24時間運行を表明。しかし、都議会に十分根回しした形跡はなく、自民党の幹部は「24時間化のイメージが湧かない」と一蹴。力を入れる都営地下鉄と東京メトロの一元化に関しても、「知事がどん