貧困労働者の諸君。 私はサヨクだ。今日は諸君にお別れを言いに来た。 諸君がいうようにサヨクは諸君を助けない。無力ゆえに助けられないからだ。 労働者の待遇改善を求め、社会保障の充実を求め、貧困層に負担を押し付ける政策には反対してきたが、格差は広がる一方だ。貧困者の支援活動にしてもホームレスの部分的支援が精一杯。私はあまりにも無力だ。 諸君の救済を願い活動してきたが、挙句の果てがこのざまだ。私はメシアにはなれない。「戦争」だの「ひっぱたきたい」だのと尻を叩かれて嗾けられても諸君を助けることはできない。諦めてくれ。 私は諸君がサヨクを叩くのはサヨクに救済を期待しているがゆえのことだと聞いた。それが真実であるならば、諸君の期待に添えなくて本当に申し訳ないと思う。非難されても仕方がない。 私には何もできない。何もできないものが居ても仕方がない。だから私は去ることにした。 これからはサヨクをあてにする