熊本県警は22日、7月の参院選で運動員に報酬計約30万円を支払ったとして、公選法違反(買収)の疑いで、自民党の藤木真也参院議員の後援会事務局長木下龍一容疑者(62)=熊本市南区=を逮捕した。県警によると「報酬を支払ったことは間違いない」と話しているという。 逮捕容疑は、選挙期間中の7月1日から8日にかけて、電話で投票を呼び掛けた選挙運動への報酬として40~60代の女性4人にそれぞれ現金5万~10万円を手渡した疑い。 藤木議員はJAかみましき(熊本県甲佐町)の組合長経験者。7月の参院選に自民党の比例候補として出馬し初当選した。