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日本で働きながら技術を学ぶ「外国人技能実習生」がいる全国の事業所を対象に、去年、厚生労働省が立ち入り調査した結果、7割以上の事業所で違法な長時間労働や賃金の未払いなどの違反が見つかりました。 このうち違法な長時間労働など労働時間に関係する違反が31.6%と最も多く、次いで、職場の安全管理の違反が29.1%、残業代の未払いが20.9%などとなっていて、複数の違反が見つかった事業所もありました。 なかには違法に月100時間を超える残業をさせたうえ、1時間当たり300円から500円程度の賃金しか支払っていないケースもあったということです。 外国人技能実習制度をめぐっては違反が相次いだため、実習先の事業所を指導・監督する新たな機関の設置などを盛り込んだ法案が国会に提出されています。 厚生労働省は「悪質な事案に対しては刑事事件として扱うなど厳正に対処したい」としています。
ジョーイを追って第1回:取材の発端 ヤギだった ジョーイを追って 整列するヤギさん除草隊=美濃加茂市 小林孝也記者 すべてのはじまりはヤギだった。外国人技能実習生の取材のきっかけとなったのは、昨年12月4日、県警からファクスで届いた1枚の発表文。 「ヤギを盗んだベトナム国籍の男を窃盗容疑で逮捕」。のどかな事件だと思った。それでも、なぜヤギを盗んだのか、気になり、県警に問い合わせた。 逮捕されたのは、外国…続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。PR情報
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