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社会と書評に関するkowyoshiのブックマーク (13)

  • メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか? - 伊野尾書店WEBかわら版

    ◯「メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか? 」鶴屋なこみん(KADOKAWA) コミックエッセイ。 著者の鶴屋なこみんさんはもともと時給730円の焼き鳥工場で働く、実家住まいのフリーターだった。 ところがある日、両親が家を手放すことになり、彼女は50万円を与えられて「あとは一人で生きていきなさい」と宣告される。 50万あっても、引っ越しをすればあっという間に消えていく。 一人暮らしで生活を成り立たせるには時給730円の仕事ではやっていけない。 かくしてなこみんさんは新しく仕事を探すのだが、そこで「時給4000円の仕事」を見つける。 それがメンズエステ嬢だった。 キャミソールとパレオをまとった格好で、四畳半くらいの個室で男性にオイルマッサージをする。 性的サービスはない。 風俗のようで、風俗じゃない。 それがメンズエステ。 客の男たちの中には性的サービスを求める人間が少なくない。 エ

    メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか? - 伊野尾書店WEBかわら版
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/11/19
    興味深い>『メンズエステ嬢~』はずっと自分語りで構成されているけど、これは個人でなく社会を描いた本だ。現代社会の冷たい壁に押し潰されそうになってる、か弱き個人の声。
  • 暗い時代の明るい笑顔 吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」(第119回)|好書好日

    泥臭くレトロなタッチで描く『ブラック・ジャック創作秘話』(原作・宮﨑克)など、エモいノンフィクションマンガで知られる吉浩二。そこそこ売れっ子であるはずの彼のこづかいは月わずか2万1000円だという。以前は3万円だったのだが、2人目の子どもができて「3割カット」されたらしい。第一線で活躍する40代半ばのマンガ家が、193円のお菓子を買うべきか全身を震わせて悩んでいる描写はあまりにも強烈だった。小学生か! 「モーニング」(講談社)で月イチ連載中の『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』は、最初に作者自身のこづかい事情が描かれ、第3話以降は同じく2万円前後の「低額こづかい」でやりくりしている実在の中年男性たちが次々と登場する異色のノンフィクションだ。恐ろしいことに自宅で昼を取る作者以外は、ほぼ全員がこの金額に昼代も含まれている。83年製のホンダGB250クラブマンを愛する佐野さ

    暗い時代の明るい笑顔 吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」(第119回)|好書好日
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/11/10
    大東京ビンボー生活マニュアルは牛丼ガイジと呼ばれ、こづかい万歳はこづかい怪人と呼ばれ…一部の漫画の読み手の性根はすっかり…だなあとは思う
  • イギリスの「チャヴ」が暗示する日本の末路

    『チャヴ』、聞き慣れない言葉である。もとはロマ族の「子供」を指す言葉「チャヴィ」から来た、英国において用いられる「粗野な下流階級」を指す蔑称である。いくつかの英語辞典を調べてみると、「生意気で粗野な態度によって類型化される若年下流階級(オクスフォード英語辞典)」、「教養の欠如や下流階級であることを、その衣服や話し方、行動があらわすような人を示す蔑称。通常は若者を指す。(ケンブリッジ英語辞典)」、「たとえ高価であっても、その趣味が低俗であるとされる若い労働者階級(コービルド英語辞典)」などとある。 さんざんな物言いである。しかし、これらの定義を全部あわせても、チャヴという言葉を正しく理解するには足りないようだ。そこには「公営住宅に住んで暴力的」「中流階級の謙虚さや上品さがなく、悪趣味で品のないことにばかりカネを使う浪費家」、さらには、「暴力、怠惰、十代での妊娠、人種差別、アルコール依存」とい

    イギリスの「チャヴ」が暗示する日本の末路
    kowyoshi
    kowyoshi 2017/11/19
    すでに日本もそうなってるよな…やはりネオコン・ネオリベは社会を滅ぼすのだという思いに…
  • 日本の貧困の最底辺 「出会い系」で売春するシングルマザーたち

    現代日における深刻な問題のひとつである、シングルマザーの経済的困窮。昨年夏に話題を呼んだ、シングルマザーの過酷な生活を描いたテレビドラマ「Woman」(日テレビ系列、2013年7月から9月に放送)を見て、問題意識を持った人も多いのではないでしょうか。 そんなシングルマザーの闇に焦点を当てて...

    日本の貧困の最底辺 「出会い系」で売春するシングルマザーたち
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/04/22
    多分、こういう傾向は今の政権下では加速すると思う>出会い系サイトで売春するシングルマザーたちの、圧倒的な貧困。彼女たちの実態は自己責任論だけで片付けられるものでは決してありません。
  • 戒名自作で僧侶の形相が激変 「弔い」の意味を探究したルポ

    書評】『父の戒名をつけてみました』/朝山実/中央公論新社/1575円 【評者】鳥海美奈子(ジャーナリスト) * * * 家族が亡くなったとき、多くの人はお寺に払う葬儀費用が高額なことに驚く。お布施に加えて、戒名料も「お気持ち」で渡さなければならない。しかし、初めてであれば相場も段取りもわからないのが一般的だ。不満や疑問を抱えつつも、葬儀社や檀那寺に言われるままに物事を進める人が大半なのではないだろうか。 著者は父の訃報に接し、戒名を自分でつけてみようと考える。書はそんな出来心が引き起こした、父の葬儀にまつわる1年半の体験を綴ったルポルタージュである。 父は日頃から、「葬式なんかいらん」と断言していた。実家へ向かう新幹線のなかで生前の姿を想いつつ、戒名を決める。きょうだいと話し合い、喪主となった著者は家族葬を行うことにした。それ以外にも、多くの決断を迫られる。父を預けていた介護施設から家

    戒名自作で僧侶の形相が激変 「弔い」の意味を探究したルポ
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/03/25
    自分死んだら、戒名どうしてもらおうかしら
  • 【書評】日本の景気は賃金が決める – 橘玲 公式BLOG

    エコノミストの吉佳生氏は、スタバの価格から世界経済まで、あらゆる経済現象をわかりやすく解説することで人気がある。だがいちばんの魅力は、経済統計などの基礎データを徹底的に読み込んで、そこから思いもよらない結論を導き出す手際の鮮やさだ。 『日経済の奇妙な常識』はそうした特徴がよく出た一冊で、あまりに驚いたので「日銀の金融緩和がデフレ不況を生み出した」で紹介した。新刊『日の景気は賃金が決める』はその続編というか、「アベノミクス版」だ。 最近になってようやく経済メディアでも話題にされるようになったが、吉氏は前著で、「日の不況の質は賃金デフレだ」ということをいち早く指摘している。投機マネーによる資源価格の高騰で輸入物価が大きく上昇したものの、中小企業はそれを価格に転嫁できず、従業員の賃金を減らして生き残ろうとしたのだ。 その結果なにが起きたかを、このではさまざまな国際比較によって明解に

    【書評】日本の景気は賃金が決める – 橘玲 公式BLOG
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/04/24
    なんせ竹中平蔵とかが、未だにぬくぬくと生きていやがるからなあ>驚くべきは、こうした悲惨な状況を日本国が意図的につくりだしていることだ
  • 『【C83サークルペーパー】2012年・今年のベスト/ワースト』

    後藤和智事務所OffLine サークルブログ(旧)同人サークル「後藤和智事務所OffLine」のサークルブログは下記に移転しました。>http://kazugoto.hatenablog.com/ 著者サイトはこちら:http://www45.atwiki.jp/kazugoto/ Twitter:@kazugoto 「コミックマーケット88」1日目東「D」25a。 ※「コミックマーケット83」(2012年12月31日・東京ビッグサイト)で配布したサークルペーパーです。 10回目のコミケとなります、後藤和智です。コミケの初参加が2007年の冬コミ(C73)で、あれから同人活動をやってちょうど5年になるのだと考えると感慨深いです。来年は私が『ケータイを持ったサル』で若者論オタクに目覚めて10年になりますね。最近また若者バッシングの勢いが強まってきたのと同時に、星海社新書やディスカヴァー21の

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    kowyoshi 2013/01/07
    ワースト次点に納得の思想地図β
  • 辛辣の裏にある「痛み」―余華「ほんとうの中国の話をしよう」 - takamm’s diary

    アマゾンのサイトで「中国」と打ち込んで検索すると、「2014年、中国は崩壊する」とか「中国危機」、「捏造」、「策動」「中国に立ち向かう・・・」など、1ページ目から中国に対し、悪意や敵意をむき出しにしたが何冊も出てくる。「人気度」で検索し直してもその幾つかは上位に来るから、それなりに読まれているのだろう。そういう人たちはどういう読後感を持つのだろうか。「2014年、中国は崩壊する」という題名などは典型的だと思うが、荒唐無稽だったり、そうでなくても事実に基づかない煽りや罵倒が繰り広げられていると思われるこれらの書物を読んでも、たぶん何も身にはつかない。とすると、やはり憎しみや怒りを発散させたり、嗜虐性を満たしたりして、溜飲を下げたくて読んでいるのだろうか。 中国へは、20年前(広州〜貴陽)と昨年(上海)と、2回行った。短い旅行だから深くは接していないが、外国でいつも感じるのは、自分と大して違

    辛辣の裏にある「痛み」―余華「ほんとうの中国の話をしよう」 - takamm’s diary
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/12/24
    興味深い本
  • 『困ってるひと』再び

    私の記念すべきプロデュース第一作、大野更紗『困ってるひと』(ポプラ社)が文庫化された。 たった一年でなぜ文庫?と思われるだろう。私にもよくわからない。 なにしろ、このは発売直後から大爆発し、あっという間にベストセラー入り(最終的には15万部以上売れた)、 大野さんはあちこちに引っ張りだこで、糸井重里氏や五木寛之氏など各界著名人と対談し、朝日や読売でも識者として社会問題にコメントを求められる売れっ子となった。 とっくに私の手から離れて、というか手の届かないような存在となってしまったわけだ。 今回の文庫の帯は「しょこたん」こと中川翔子という人の写真とコメントだが、当然のように私はこの中川さんというのがどういう人か知らない。 超人気ブロガーでマルチタレントというが、正直、なんだかさっぱり…である。 というわけで、私が書を今さら宣伝する意味はないのだけど(逆に私のに大野さんから推薦のコメント

    kowyoshi
    kowyoshi 2012/06/22
    大野更紗をプロデュースした高野秀行から、的外れな外野からの批判への回答。ていうか、村上春樹が「困ってるひと」をDISSっているって初めて知ったわ。
  • 阿部彩『弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂 』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ということで、OECD報告とぴたりタイミングが合いましたが、日貧困・格差問題に関心が湧いたら、このを。 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2881357 著者の阿部彩さんは、いうまでもなく国立社会保障・人口問題研究所で、貧困問題を研究している方で、岩波から出た『子どもの貧困』は大変話題になりました。 書は、子どもに限らず、女性や高齢者など、貧困全般のわかりやすい解説書です。「弱者の居場所がない社会」というちょっとひねったタイトルは、編集担当の堀沢加奈さんによると、 http://twitter.com/#!/gorikichi/status/141323372373086208 >「社会的排除」と「社会的包摂」についての12月刊新書を校了中。著者は阿部彩さん。タイトルは「社会的包摂」が見慣れない硬

    阿部彩『弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂 』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/12/17
    これは読んでみようと思う
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……

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    kowyoshi
    kowyoshi 2011/11/15
    安易に死刑にしろと連呼する人に読んでほしい本(たとえば、大阪市長候補の前府知事とか)
  • yomoyomoの読書記録 - 速水健朗『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)

    速水健朗『ラーメンと愛国』(講談社現代新書) なぜ近頃のラーメン屋の店員は作務衣を着るのか(書では「作務衣系」という造語が使われている)、店内に相田みつを風の手書きの人生訓が飾られるのか問題については、確か『自分探しが止まらない』の頃から著者は言及していたはずで、新刊がラーメンをテーマにしていると知ったとき、今回はその線からの『自分探しが止まらない』の続編的な内容なのかなと予想していた。 しかし、書はラーメンの普及と変化を通し、グローバリゼーションにおけるローカライズ、日人にとってのもの作り、そしてナショナリズムまで論じる紛れもない日文化論である。帯にある「ラーメンから現代史を読み解くスリリングな試み!」は大げさではなく、いささか強引な展開を感じさせるところもあるが、些細な手がかりからぐいぐい引っ張り読ませるところなど『ケータイ小説的。 "再ヤンキー化"時代の少女たち』を思い出させ

    kowyoshi
    kowyoshi 2011/11/10
    「ラーメンと愛国」の書評
  • 大野更紗「困ってるひと」 - 信天翁の熟睡

    新年あけましておめでとう (たんぽぽのなみだ~運営日誌) あけましておめでとう (たんぽぽのなみだ~運営日誌) 明けましておめでとう (たんぽぽのなみだ~運営日誌) 明けましておめでとう (たんぽぽのなみだ~運営日誌) BUNTENさんのエントリーが注目を集めているので (しいたげられたしいたけ) 美容液ファンデーション (美容液ファンデーション) 定額給付金の使い道って、どうすんだ? (ダイビングと旅行) 私信 (MOJIMOJI's BLOG) 村上春樹、エルサレム賞授賞式でイスラエルを批判 (モジモジ君の日記。みたいな。) [メモ]村上春樹とサッカー選手はどちらが知識人にふさわしいか(ガザ攻撃に抗議したサッカー選手) (zames_makiの日記) ウェブサイトで連載されていた大野さんの戦いの記。ウェブで読んで、でも読んで、何度でも読みたいでした。 このが素晴らしいのは軽妙な語

    大野更紗「困ってるひと」 - 信天翁の熟睡
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/09/13
    福祉は甘えとかほざく連中に読んでもらいたい。けど、そういう連中って(ry
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