未公開株をめぐる金銭トラブルを「週刊文春」に報じられ、自民党を離党に追い込まれた武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)は26日午後、国会内で釈明の記者会見を開いた。 会場入りする際は、5人の警備担当者に守られて歩いた。 会見には、一般紙やテレビ、ラジオ、スポーツ紙、週刊誌の記者やカメラマンが詰めかけたが、武藤氏の事務所は、自民党の記者クラブに加盟した社以外の社の出席を認めず、会見場から閉め出した。 事務所は「(記者クラブ関係者に限って出席可能という)ご案内を出しており、変更できない」と、日刊スポーツ記者らに説明した。トラブルを報じた週刊文春も、出席を断られた。 安全保障関連法案に反対する学生グループの抗議活動を、「利己的個人主義」と指摘したことも批判された武藤氏だが、釈明会見はまさに、「利己的」な対応になった。 週刊誌報道によると、武藤氏は昨年、ソフトウエア会社の未公開株を「国会議員枠で買える