現在放送中の夏ドラマの中で、意外な高評価を得ているのがテレビ東京系の深夜ドラマ『アオイホノオ』だ。 「原作者の漫画家、島本和彦氏の自伝的な学園コメディーで、主演を地上波の連続ドラマ初主演となる柳楽優弥さんが熱演しています。1980年代が舞台で、柳楽さん演じる主人公・焔モユルの同級生には、後に『新世紀ヱヴァンゲリオン』を監督する庵野秀明氏や、アニメ会社『ガイナックス』の社長になる山賀博之氏、『めぞん一刻』の作者・高橋留美子氏らも登場します」(芸能事務所関係者) ヒロインには山本美月が抜擢されたのだが、このキャスティングは原作者である島本氏の強い要望だったという。 「どうやら島本さんは、自分を演じる柳楽さんにはあまり興味がなかったようで、とにかく『ヒロインは山本美月さんで!』と、福田雄一監督に頼み込んだようです(苦笑)。福田さんとは映画『逆境ナイン』でもタッグを組んでいるため、気心が知れており