俳優の高嶋政宏(50歳)が、5月3日に放送されたトーク番組「チマタの噺」(テレビ東京系)に出演。世間で軽々しく「ドS」「ドM」といった言葉が使われていることに苦言を呈した。 この日、「最近ですね、『私ってドSなの』とか、『私Mなの』とかって言うじゃないですか」と、落ち着いた口調で語り始めた高嶋。「あれってね、結局『私カワイイでしょ』とかっていうことじゃないですか」と、自分アピールにSやMといった言葉が使われることが納得いかないようで、「SMっていうのは、マリー・アントワネットがタンプル塔でね、ずっと監禁されてて、ギロチンで断頭台に登るその頃に、マルキ・ド・サドという公爵が使用人を殺害したという理由で指名手配されて。ずっと逃げ回ってたんだけど実は、その使用人はそうされたかった。殺されたかった。そうしたマルキ・ド・サドから取ってサディズムという言葉が生まれた。ヨーロッパの伝統文化なんですよ」と