実は私自身、(特に日本語での)用語の表記には全くと言っていいほど頓着のないタイプでして…また、基本的には「既に浸透している用語」を無理に変えるのも好きではなかったりします。例えば「草食×→植物食○」とか「ティラノ×→ティランノ○」にすべき!といった見解にも、特に肯定も否定もせず…といったスタンスです。 ただ、一応疑問にお答えしますと、 > 昔の爬虫類学者が「これは肋骨ではないが、腹部にある肋骨みたいな骨という意味で、「腹肋骨」と訳すのが一番イメージしやすいだろう」と考えた結果、つけられた名称でしょう。 まずこの部分ですが、実際のところ「腹肋骨」はズバリ「Abdominal ribs(以後A. ribs)」を直訳したものであり、特に日本の学者さんが考案されたものではないと思われます。 一方、語源の「A. ribs」は、まさにtheropodさんの仰る「肋骨と相同ではないが、腹部にあり、内臓等