インドネシア・スラウェシ島の市場で販売されるコウモリ(2020年2月8日撮影)。(c)Ronny Adolof Buol / AFP 【2月13日 AFP】インドネシア・スラウェシ(Sulawesi)島北東部トモホン(Tomohon)の野生動物市場では、新型コロナウイルスとの関連を恐れた当局からの販売中止要請が無視され、今もコウモリやネズミ、ヘビなどが売買されている。販売業者らによれば、商売は繁盛しているという。 新型ウイルスの発生源は流行の中心地となっている中国・武漢(Wuhan)の野生動物市場だったとされ、ウイルスの由来はコウモリだったとみられている。 トモホンの市場でコウモリを販売する男性(45)はAFPの記者に対し、地元の名物料理に使われるコウモリをキロ当たり最高6万ルピア(約480円)で販売しており、「日に40~60キロ売れる」と語った。「売り上げにウイルスの影響は出ていない。客