土山しげる、中堅編集者のシメの一品描く新作グルメマンガをアクションで 2016年2月2日 11:56 51 6 コミックナタリー編集部
『怒りのグルメ』(土山しげる)ロングレビュー! 庶民のささやかな幸福=食をないがしろにする輩は許さねえ! 噴飯男(フンパンマン)、怒る!! ロングレビュー土山しげる実話BUNKAタブー怒りのグルメ 2015/08/19 『怒りのグルメ』 土山しげる コアマガジン \583+税 (2015年6月22日発売) 潤いのない都会のジャングルで、食べ歩きはつかの間の心のオアシス。ふらりと入ってみたお店の料理に喜んだりガッカリしたりする日常グルメマンガは、いつの時代も途切れることのないひとつのジャンルだ。 実写ドラマ版が人気の『孤独のグルメ』も、10数年前から深く静かに広がっていた人気に、深夜テレビでうまそうなものを喰う「飯テロ」の爆発力が重なったかたちだ。 そういう作品では、「ガッカリ」はあっても「怒り」はない。 お店選びがスリルがあるのは、当たり外れのバクチ性があるから。見た目で選んだ自分が悪い、
「先食! 宮川食聖。愛用の螺鈿細工の箸を手に まずは…わさびか…? 小皿の醤油に…溶かし入れた! 行ったぁ! 鮪の刺身を一片取り…わさび醤油に付けました! 再び御飯に乗せて御飯と一緒に持ち上げ…宮川食聖 今マグロ丼を食しました!」 「こ…この口の動き…これは鮪の脂を味わう動き…! 大トロ丼ですな!」 漫画アクション2013年1号から連載が開始された土山しげるの「闘飯」は、前代未聞の料理漫画とも言う作品になっています。 何がすごいか。それは、あたかも熱戦が繰り広げられているであろう冒頭の引用部分では、実際に料理を食べていないのです。本当なの? と思われた方はこちらから第一話を試し読みすることができます。 落語の名人が食べる演技をすると、本当に食べているように見えます。その芸のみを磨き上げた「闘飯師」が、互いに食勝負をする。それが「闘飯」なのです。 実際に食べずに、食べている演技で圧倒するので
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