戦国武将・石田三成の名を冠した「三成めし」。ゆかりの長浜、米原、彦根市がご当地ならではのグルメで盛り上げを、と仕掛けて1年半になる。ただ、知名度の浸透はこれから。映画「関ケ原」が26日に公開となるのを起爆剤に、一気に名乗りを上げたいところだ。 三成めしは昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放映に合わせ、三市でつくる「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」が始めた。三献の茶の「抹茶」や、死刑の直前に食べなかった「柿」など逸話にちなんだり、旗印やかぶとをデザインしたり、三成の名をそのまま商品名にしたりと、認定基準は緩やかだ。