山形県の秋の郷土料理として知られる芋煮を直径6メートルの大鍋で作る「日本一の芋煮会」が山形市で開かれました。
芋煮会発祥の地を自任する山形県中山町で13日、「第7回元祖芋煮会in中山」が開かれる。ことしは町制60周年を記念し「日本三大芋煮」と銘打って県内外の芋煮を振る舞う。実行委は「日本各地の芋煮を味わえる機会。味の違いを楽しんでもらいたい」とPRする。 芋煮会の始まりは江戸時代、最上川の舟運に携わる船頭や商人が荷受けの時間などに、棒ダラと里芋などを使って、中山町の川岸の松の枝に鍋を引っ掛けて食べたこととされている。 目玉として振る舞われる「芋棒煮」は、同町の食生活改善推進協議会が当時の味を再現し、1996年から普及活動などに取り組んできた。牛肉が入る現在の山形風芋煮よりもさっぱりとした味わいだという。 油揚げや鶏肉を使った愛媛県大洲市の伝統料理「いもたき」、昆布だしの汁に小さなタイなどを具材にした島根県津和野町の郷土料理「芋煮」をセットにし、400人分を無料で提供する。 会場の最上川せせ
【動画】昨年の「第24回日本一の芋煮会フェスティバル」の様子山形市で9月にあった「日本一の芋煮会フェスティバル」大勢の来場者でにぎわう「日本一の芋煮会フェスティバル」会場 【松本紗知】「みそに豚肉、そして里芋と決まっておるじゃろう!」「里芋・牛肉・こんにゃく・長ねぎのしょうゆ味だべ!」――。何のことかさっぱり、という方もいらっしゃるかと思います。実はこれ、東北の秋の風物詩「芋煮」についてのツイッター上の論争なんです。「#芋煮戦争」のハッシュタグまで登場し、地元の誇りをかけた熱い戦いがくり広げられています。 河川敷で楽しむ芋煮のルーツは諸説ありますが、最上川の船着き場があった山形県中山町で、船頭たちが積み荷の棒鱈(ぼうだら)と地元の里芋を一緒に煮たのが始まりといわれています。地域によって味付けや具材が異なり、山形県内陸部では「しょうゆ味に牛肉」、同じ山形でも日本海側の庄内地方や、宮城県、
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