空港のラウンジと言えば、カレーを思い浮かべるビジネスマンが多いのではないだろうか。ビールやシャンパンとともにラウンジのカレーをスマートフォンで撮影し、おじさんがSNSに投稿する様を嘲笑する「エアポートおじさん」というワードが数年前にバズったが、人様に自慢するかは別として、海外出張などに出かける際は、しばらく食べられない本格的な日本のカレーを食べたいというのは、多くの人にとって自然な欲求ではないだろうか。 我が家で調理したJAL特製オリジナルビーフカレー。私は左利きなので右利きとは盛り付けが逆かもしれません=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire 中でも日本航空(JAL/JL、9201)が羽田と成田両空港の国際線ラウンジで提供している「JAL特製オリジナルビーフカレー」はファンが多い。一方で、広く一般にこのカレーをJALが自社販売することはなかったため