穂別地球体験館、今月で閉館 地震で被災復旧費が重荷 むかわ町は、穂別地球体験館を3月末で閉館することを決めた。昨年9月の胆振東部地震で建物や設備が被害に遭い、復旧に多額の費用が掛かることが理由。4日に開かれた…
苫小牧海上保安署は23日、苫小牧港・西港南方沖合約25キロの海面にクジラの死骸が漂流しているのを発見した。死骸は長さ約15メートル、幅約4メートルあり腹部を上にして浮かんでいた。腐敗が進み、周囲に異臭も漂っており、付近を航行する船舶に注意を呼び掛けている。 同海保によると、同日午後0時3分ごろ、付近を航行中の貨物船がクジラの死骸を見つけ第1管区海上保安本部(小樽)に通報。直ちに同海保の巡視艇が現場に向かい午後1時22分ごろクジラを確認した。 死骸は腐敗によるガスの発生でパンパンに膨らんでおり、船でえい航すると爆発の危険性があるため回収を断念。死骸は北方向に漂流する可能性が高く、同署は航行警報などで関係各所に周知するとともに警戒を続ける方針だ。
白老町の市街地に16日、雪虫が大量に飛び回り、まるで吹雪や濃霧のような光景が広がった。道行く人々は、目や口の中に飛び込んでくる不快な虫に悲鳴を上げた。苫小牧市でも17日にかけて、街に大量の雪虫が飛んだ。 雪虫はアブラムシ科の仲間で、主に目にする種はトドノネオオワタムシ。雪が降る前、産卵のため移動する習性があり、冬の訪れを告げる虫として知られる。 昆虫に詳しい、ゆうふつ原野自然情報センターの村井雅之さんは「気象条件にもよるが、1週間程度は雪虫の多い状況が続くのでは」と話す。大発生については「今年は低温の日が少なく、成長しやすい気象条件だったのでは」と推測。16日は風がなく、気温も高く経過したことで「雪虫にとって移動しやすい環境だったと考えられる」と言う。 白老町の中心部では、見通しが悪くなるほど雪虫が飛び回り、傘を広げて飛んでくる雪虫を防いだり、上着を頭からかぶって身を守る人の姿も。自転車で
むかわ町立穂別博物館は23日、同館前の化石学習館作業場で、同町穂別地区の発掘調査で採取されたハドロサウルス科恐竜化石が入っていると思われる石こうジャケットを開封するといったクリーニング作業を報道関係者に公開した。 開封されたジャケットは120センチ×70センチ×40センチほどの大きさで、重さは約300キロ。昨年の第2次化石発掘調査で採取されたもので、これまでに発掘された中では5、6番目のサイズとなる。昨年、公表された上顎骨が見つかった部分の近くに位置する所で採取しており、首の骨や頭骨の一部が元の場所からずれて、入っている可能性もあるという。 作業では、岩石を包んでいた石こうを染み込ませた布の部分を機械で切って剥がし、岩石の表面を露出させた。今後、岩石を少しずつ機械で砕いていくといった地道な作業を続けて中にある化石を取り出していく。この岩石のクリーニング作業は、臨時職員の高橋孝さん(66)が
週刊ヤングジャンプで好評連載している主人公の男とアイヌ民族の少女が奮闘する姿を描いた漫画「ゴールデンカムイ」(集英社刊)。明治末期の戦時中の北海道を舞台にした作品になっており、アイヌ民族の言葉や文化にも触れることができる貴重な作品として注目される。担当者は「新たな文化、狩猟知識を得る楽しさやおいしいものを食べるわくわく感を体感してほしい」とアピールする。 作者の野田サトルさんは北広島市出身。2003年に読み切り「恭子さんの凶という今日」でデビューし、06年に「ゴーリーは前しか向かない」で新人賞に当たるちばてつや賞ヤング部門大賞を獲得。11~12年にかけては苫小牧を舞台にしたアイスホッケー漫画「スピナマラダ!」(全6巻)を同誌で連載した。 今回の作品を書くに当たり、「地に足の着いた作品をつくりたい」との思いから、シーンの中で既に登場した博物館網走監獄をはじめ、円山動物園、留萌管内苫前町の三毛
苫小牧港・西港漁港区で6日、体長約1メートル、重さ13.8キロの大型ヒラメが水揚げされた。漁業関係者は「今まで見たことがない大きさ」とびっくり。7日朝、苫小牧市公設地方卸売市場・水産市場で競りに掛けられ、キロ当たり1600円の値が付いた。 大型ヒラメを水揚げしたのは、苫小牧漁協所属の第18漁星丸(南敏之船長)。6日、苫小牧川の河口から南西約2キロ沖の漁場でカレイの刺し網漁をしていたところ、網に掛かったという。南船長は「最初はベニア板かと思った。漁業を始めて20年目になるが、こんなに大きいものは初めて見た」と驚く。 市場関係者によると、通常競りに掛けられるヒラメは重さ2~4キロで、今回の大物は「刺し身にすると40人前になるのでは」。苫小牧漁協では、過去に7~8キロのヒラメが水揚げされたこともあるが、「10キロを超えるのは非常に珍しい」と言う。
来年2月のソチ冬季五輪に出場するアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」は11日夜、苫小牧市白鳥アリーナで高校男子チームの駒大苫小牧との練習試合に挑んだ。 苫小牧で行われている強化合宿の一環。高校ナンバーワンとの注目の一戦とあって多数の市民も訪れ、熱い声援を送った。 試合は、スピードとパワーに勝る駒大苫小牧が主導権を握り、スマイルジャパンは1―12で敗れた。しかし、終盤には待望のゴールを奪い、おなじみの「おじぎパフォーマンス」を披露。会場を沸かせた。 飯塚祐司監督は「五輪では準決勝以上にいかないと、こういうチームとは当たらないが、いい経験になった」と話した。 13日にも、苫小牧東高と対戦する。
苫小牧市王子町の老舗ラーメン店「満龍」が27日の営業をもって46年の歴史に幕を下ろす。人気メニューの「味噌カレーラーメン」を中心に、昔ながらのラーメン店として多くの市民に親しまれ続けてきた。経営する竹山(本社苫小牧)の竹山小由紀社長は「来店者が減っている中での苦渋の決断。長い間利用していただき感謝の気持ちでいっぱい」と話している。 店は1968年7月にオープンした。前社長の故竹山健氏が店を切り盛りし、中心部に足を運ぶ学生や家族連れなどでにぎわう老舗ラーメン店に成長した。当時としては珍しい味噌カレーラーメンを食べに店の外まで利用者の列ができるほどで、竹山前社長が「安く家族で食べてもらいたい」と割引券をたくさん配布していたことも人気の一つだった。 ただ、時代の流れとともに中心市街地に足を運ぶ買い物客が減少。「この場所は苫小牧創業の地でもあり、満龍ののれんをなくすのは寂しい。でも来店者は減ってお
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