イギリスの大英自然史博物館が所蔵する貴重な標本の展示会が、18日から東京・上野で始まり、最古の鳥で恐竜のような特徴も持った始祖鳥の化石などが公開されます。 このうち、大英自然史博物館の館外での展示は世界で初めてという、最古の鳥、始祖鳥の化石は、1億4700万年前に生息し、鳥が恐竜から進化したことを示す恐竜のような爪と、鳥のような翼や羽毛の両方を持った特徴を残しています。 このほか、生物の進化論を提唱し、自然科学の常識を大きく変えた、イギリスの科学者、チャールズ・ダーウィンの著書「種の起源」の手書きの原稿や、1881年に大英自然史博物館が開館した当時、呼び物となった南米産のハチドリの剥製も展示されています。 大英自然史博物館のマイケル・ディクソン館長は「門外不出の標本でも、科学の進歩に重要な役割を果たした標本を、多くの人に知ってもらおうと、大きな決断をして、日本での展示にこぎ着けた。自然の歴