茨城県大洗町の水族館で、この正月に生まれたばかりのミズダコの赤ちゃんがお披露目され、人気を集めています。 大洗町の水族館でお披露目されたのは、今月2日以降、卵からかえったミズダコの赤ちゃん45匹です。 ミズダコは成長すると大きいもので3メートルほどになる世界最大級のタコで、生まれたばかりの赤ちゃんは体長およそ1センチと小さいながらも吸盤がある8本の腕を持っています。 訪れた人は、水槽の中をのぞき込んで活発に泳ぎ回る姿に見入ったり、写真を撮ったりしていました。都内から家族で訪れた10歳の男の子は「初めてタコの赤ちゃんを見ました。とてもかわいかったです」と話していました。 飼育を担当する「アクアワールド茨城県大洗水族館」の江美敦子主任は「この水族館でミズダコがふ化するのは2例目と珍しいので、ぜひ大勢の人に楽しんでもらいたい」と話していました。