Webアプリケーションを開発する際に,対象ユーザーを考慮することの大切さについて見てきました。今回は,ユーザー・インタフェース(UI)設計にも,マーケティング感覚が必要なことを考えてみましょう。 UIの問題点を改善していく手順 例によって航空券の予約をサンプルに使います。下記の画面をご覧ください。このWebアプリケーションには,様々なオプションを付け加えることができます。しかし,必要最小限の情報は,「搭乗日」と「出発地」と「到着地」の三項目だけです。このUIに,どこか問題はないでしょうか。 (1) 日付部分への改良 まず注目してほしいのは,搭乗日という日付情報をユーザーにすべて入力させている点です。日付情報をユーザーにまかせ切ってしまうと,表記が統一されず,結局のところシステムでそれを補う処理が発生してしまいます(たとえ「2006/08/02」などと「例」を明記しても,半角文字と倍角文字と
8/2、ボクシングの 亀田興毅 選手が世界チャンピオンになりました。 その試合は私は生で見ることはできませんでしたが、 結果的には「誰もが疑惑に思う判定」で 勝利を手にしたと報じられています。 ■TAKUの日記「亀田、今夏世界王者へ!(もちろん八百長)」 http://taku71-diary.at.webry.info/200605/article_4.html (今の亀田論争を2ヶ月以上前に予想していた方の記事です。) ガッツ石松さん、具志堅用高さん、ファイティング原田さんらが この 判定に不快感 を示している一方、渡嘉敷さん、鬼塚さんら 協栄ジムの先輩陣が判定擁護に回りました。 TBSに近しいメディアは「亀田世界獲り!」を強調し、 朝日系列は徹底的に「判定の不自然さ」をアピール、 そのほかのメディアも立ち位置を決めるのが面倒なのか、 亀田兄弟の話題そのものが腫れ物に触るかのような扱い
始めに断っておくと、試写会は逝かず、公開後も本作品は観てない。なので、作品がどうであるかは語れない。というか、仮に観ていたとしても亀田さんの世界戦同様、意味のないあーだこーだ論になるので書かない。が、その周辺は何となく分かる。表題は『ゲド戦記』になってるが、別にこれは『日本沈没』@TBSでも構わない。起こしている構造は似ているようだから。 言いたいことは、昨今どうも「瞬間風速型大作志向」が炸裂してそうな点。これは、私の周囲で『涼宮ハルヒの憂鬱』にハマった某汐留の広告代理店の人が、アニヲタ以外にもブームを広げようと一般人に対し私的に奨励したところ「つまらん」という一致した反応を受け挫折した件と好対照である。かつて、『air』だったか名作18禁ゲームの非エロ映像作品にハマってた中堅作家が、同様に周囲に奨めまくってウザがられたのと大差ない。特定の層にガッチリとした人気を確保したタイトルが、マイ
8月10日(木)から、2003年度から2005年度までの「苦情・クレーム博覧会」に登録されている苦情やクレームを無料で閲覧できるそうです。 詳細は以下の通り。 苦情クレーム博覧会2005:福井商工会議所があなたの苦情を買います。 http://www.kujou906.com/ 2003年度から2005年度までの苦情・クレームが登録ユーザーに限り、無料で閲覧可能。登録は無料。過去の苦情・クレームは役に立ったかどうかの投票対象にはなっていないものの、コメントの書き込みは可能。なお、無料ユーザーは苦情の検索機能が限定されるらしい。 ただし2006年度の分を閲覧するには1050円の支払いが必要。 現在は無料で登録するとタイトルだけ検索できるのですが、なかなか変わったのが多いです。殿堂入りしたものを並べるとこんな感じ。 苦情クレーム博覧会2005:殿堂入り http://www.kujou906.
インフォプラントは、同社が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」において、12歳(小学生は除く)以上のインターネットユーザーに対して実施したブログに関する調査の結果を発表した。調査期間は7月10日から12日、有効回答数は1500人だった。 調査によれば、ブログを「知らない」と回答したのは、わずかに1%だった。2005年9月にC-NEWSが行ったブログに関する調査と比べると、ブログの認知度は2ポイントアップし、ほぼ100%になった。また、ブログの開設経験を聞くと、4割弱が「ある」と回答した。 ブログを見たことがきっかけで商品の購買やサービスの利用に至ったことがあるかという質問に対しては、1割弱が「ある」と回答し、「購入・利用したいと思ったことはある」が3割強だった。ブログのどのような書き込みを見て商品の購入やサービスの利用をしたくなるかを複数回答形式で尋ねたところ、ト
2.ビジネスリサーチの情報収集 デスクトップ調査 の基本〜アニュアルレポートなど公開情報から… デスクトップ調査 とは、主にインターネットなどを使用して、公開情報を調査して整理・分析を行うものです。「CIAも収集する情報の95%が公開情報」ということで、情報不足とい… 2021.01.28 2021.05.13 1915 view コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 295 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 日常的な情報収集・整理術(Feedly+Dropbox) 【 ビジネス 情報収集 と 情報整理 の基本 】いま目の前にあるリサー
2.ビジネスリサーチの情報収集 デスクトップ調査 の基本〜アニュアルレポートなど公開情報から… デスクトップ調査 とは、主にインターネットなどを使用して、公開情報を調査して整理・分析を行うものです。「CIAも収集する情報の95%が公開情報」ということで、情報不足とい… 2021.01.28 2021.05.13 1915 view コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 295 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 日常的な情報収集・整理術(Feedly+Dropbox) 【 ビジネス 情報収集 と 情報整理 の基本 】いま目の前にあるリサー
技術セミナーに参加すべくホテルのロビーを歩いていると、中央に設置されたディスプレイにセミナーが行われる会議室や時間などの案内が掲示されている。講演が終了し、帰りに何気なく同じディスプレイを見ると、ブッフェで開催中のフェアの案内に切り替わっていた。最近、デジタル案内板がいろいろなところで増えている。 それだけでなく、会社の受け付けで、液晶テレビにその会社の事業概要をまとめた静止画が表示されていたり、病院の待合室にあるテレビ画面の下に診察番号がテロップで流れる。 日立アドバンストデジタル(日立AD)では、このように多用途で用いることができる電子看板システムに2002年から取り組んでいる。 紙の掲示板に比べるとリアルタイムで張り替え作業も入らない便利なシステムだが、同社が電子看板システム「Digital Signage System」(DSS)を開発するきっかけになったのは、それまで主流を占めて
いつも興味深く読ませていただいている池田信夫氏のブログだが、一昨日にちょっと首肯しかねるエントリが上がったのでそれについて。 マルクスとロングテール(池田信夫Blog) 最近よく聞くのだが、どうもあちこちでロングテール論を悪用する人たちが増えているようで、ITの時代に入った途端に突然あらゆるところでパレート法則が無効になってしまったかのような物言いがされる。んなわきゃーない。ニハチの法則はいつまでたってもニハチなのだし、だいたいたまたま自分がニハチのニだからって偉そうに「キミたちもぜひハチでもロングテールに」とか言わないでくださいよお願いします。 池田氏のコラムについての反論は、山形浩生氏の「ネットワークのオプション価値」という、古い論文でも見ていただければ十分ではと思う。ロングテールはテールにあるものがある日何かの弾みにヘッドのほうに飛び上がってくる「可能性」において成り立っている。山形
実は俺、プロモーションって言葉が大嫌いなんだよ ちょっと、本日は、発熱地帯さんところの記事にからんで、ゲームとイノベーションのジレンマの話再び。 もう半年以上前に書いたコラムの補足的なものなんだけども、前回のコラムでイノベーションのジレンマにまつわる幾つかの重要な概念をすっ飛ばしていたので、それの補足的に。 「イノベーションのジレンマ」は、大企業が滅ぶのは、重要な顧客の声に耳を傾け、最も収益性の高い分野に投資するという健全な経営手段に端を発しているという事をハードディスク業界や他のさまざまな業界の研究を通じてあらわされた理論。 顧客の声に耳を傾ける、収益性の高い分野に投資する、健全に企業を経営する。 どれも、正しく思える事ばかりだが、そこにある落とし穴を指摘したのが、「イノベーションのジレンマ」。 企業の多くは、顧客のニーズに応えるため、より高品質な商品の開発に力を入れる。 この機能改善、
「はてなは全然初心者にやさしくないしむしろ敷居が高い」という批判に対応するには、どうすればいいのか。「なんでユーザーがわざわざそんなこと……」というひともいるかもしれませんが、こういうのは頭の体操みたいなものです。ちょっと考えてみましょう。 二階建てにすべき理由とは さて、なんとなくイメージから入りますが、はてなは「二階建て」にすべきではないかと。 二階建てというのはつまり 一階 人力検索 はてなアンテナ はてなダイアリー 二階 はてなRSS はてなブックマーク ダイアリーなどを補強するツール類(F、G、カウンターなどなど) もっとも、どういうふうに分けるかは、はてな次第なわけですが。 でもってイラストにすると こういう感じ*1。 これがどういうことかというと、 一階の入り口の部分は徹底的に簡単にする。 人力、アンテナ、ダイアリーに絞る ユーザーインターフェイスやヘルプの改良はここらへんを
Web2.0を語る際の論点を整理してみた Web2.0の話をしろという打診をいただいたりしているのだけど、「Web2.0」の全体をふんわりと捉えて話しても、具体性に欠け、今の時期にしてはあまり実りのある話にならないだろう。だからといって、事例にこだわりすぎるのも視野が狭まりそうで、あまり好みでない。今後生まれる新しい「Web2.0的なもの」について思考を巡らせることこそが有意義だと思うので。両者を横断しつつ、うまいネタを出せたら、と思う。 なので、ここで論点となるものを整理してみる。 ■視点が違うと、Web2.0として見えてくるものが異なるWeb2.0を語るときには、大きく技術論とマーケティング論に分けて別々に論じた方が、混乱が少ないだろう。この段階に入るにはリアルユーザー視点からのWeb2.0に関する基本的な知識が前提として必要となる。 拙著でもまとめている通り、企画から広報、宣伝まで含
デジタルガレージ、ぴあ、カカクコムの3社による共同出資会社、WEB2.0は7月11日、消費者向け情報共有サイト「PingKing(ピングキング)」のベータ版を報道関係者に公開した。同日中に一般公開する予定だ(なお、11日午後7時現在、サイトにアクセスしようとすると認証を求められる)。 WEB2.0は2005年11月に設立した。出資金5000万円のうち、デジタルガレージが76%、ぴあが14%、デジタルガレージ傘下のカカクコムが10%を所有する。 今回の発表された新サイトは消費者参加型の情報共有サイトで、商品情報に対してユーザーが自由にコメントをし、その情報を他のユーザーと共有したりさらに意見を付加したりすることで情報価値を高めていくというコンセプト。現在、注目されているブログやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)といった「Web 2.0」の概念を、使いやすいインターフェースを提供する
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