EUによるGDPR(一般データ保護規則)の施行後、EUが同時採択を目指していた「ePrivacy Regulation」への注目が高まっている。 欧州連合(EU)は、GDPR(一般データ保護規則)とともに、もう1つの個人データ保護規則を提案している。「Regulation on Privacy and Electronic Communications」(略称「ePrivacy Regulation」)は2017年1月10日に欧州委員会が公表し、GDPR施行日の5月25日までの採択を目指していたが、現在EU理事会内での審議が続いている。 ePrivacy Regulationは、従来の電気通信事業者を対象とするプライバシー規則「ePrivacy Directive」に代わる規則という位置付け。欧州の電子通信が、使用されている技術に関係なく機密であることを保証するために提案されたもので、GD