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ブックマーク / coralcap.co (107)

  • 私が考える今後の3つのトレンド | Coral Capital

    Coral Capitalでは、特定の業界や、最新の注目トレンドなどにあまりこだわりません。それよりも、全てのスタートアップ機会を可能性として検討できるようなフレームワークで投資判断を行うようにしています。そのうちの1つが、「Directionally Right(方向性の正しさ)」でスタートアップを判断するというものです。簡単に言うと、私たちが予想している世界の発展の方向性と、そのスタートアップの基的な方向性がマッチしているかどうかを1つの基準にしているのです。私たちが投資するようなアーリーステージでは、スタートアップが最初に始めたビジネスも、最終的な形に落ち着くまで徐々に進化していくものだからです。 例えば、私たちがGrafferへ投資したとき、彼らのGovTechへの取り組み方が当にベストかどうかわかりませんでした。しかし、行政のデジタルトランスフォーメーション自体が今後進むこと

    私が考える今後の3つのトレンド | Coral Capital
  • コロナ禍で伸びる旅行系スタートアップ「Sherpa」とは? | Coral Capital

    Coral Capitalでは、常にグローバル視点で最新のスタートアップ機会を把握するように心がけています。また、不定期ですが、それらの機会をディスカッション形式で紹介する取り組みも行っています。 つい最近では、Sherpaというスタートアップに個人的に非常に興味を惹かれました。Sherpaは渡航規制についての最新情報を提供するスタートアップで、ビザやパスポート、隔離期間、新型コロナウイルス検査などの情報をまとめています。それらの情報をAPIと埋め込み用スニペットを介して旅行会社に提供することで、エンドユーザーが最新かつ信頼できる情報を渡航前に入手できるようになるのです。また、SherpaのプラットフォームではeVisaやeTAの申請や支払いも可能で、健康状態のオンライン自己申告制度(eHealth Declaration)にも対応しています。 渡航規制というと、このブログを読んでいる読者

    コロナ禍で伸びる旅行系スタートアップ「Sherpa」とは? | Coral Capital
  • IPOで3兆円超の時価総額、ルーマニア発のUiPathから日本が学べること | Coral Capital

    先週に続いて、今週もまた数百億ドル規模のIPOが出ました。4月20日にUiPathが新規上場により13億ドル(約1,400億円)調達し、時価総額がおよそ300億ドル(約3兆2,400億円)まで上昇する結果となったのです。UiPathはロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の世界的なリーディングカンパニーで、世界のRPA市場のおよそ3分の1というシェアを獲得しています。SECに提出されたフォームS1によると、同社は全収益のうち14%を日で上げているそうです。つまり、日RPA市場でおそらく約85億円ものARR(年間経常収益)を得ていることになります。日に進出しはじめたのが2017年頃であったことを考えると、とんでもない業績です。さらに最近では「デジタル・トランスフォーメーション」が日の経営陣やメディアの間でバズワードになるといった追い風もあり、同社の伸び代には今後も大いに

    IPOで3兆円超の時価総額、ルーマニア発のUiPathから日本が学べること | Coral Capital
  • 「もう受託は嫌、自社SaaSをやりたい」という相談が増えるワケ | Coral Capital

    「もう受託は嫌なんです、自社でSaaSをやりたい」という相談を受けることが増えてきました。比較的小規模なソフトウェア開発会社を経営して数年とか10年という経営者の方からの相談で、ベンチャーキャピタルから資金調達をして自社SaaSプロダクトを主軸に転換したいという内容です。 そのほとんどは数人から十数人いる社員と、その家族が十分に幸せに暮らしていけるような、うまく行っている開発会社です。過去の社歴の中でキャッシュアウトや組織上の修羅場もありつつ、現状ではうまく行っていることがほとんど。それでも「モチベーション的につらい」と言う経営者の方が少なくありません。顧客の課題に耳を傾けて開発・納品しても、継続的に価値を生み続けるようメンテナンスを続けることが難しく、結果として数年で使われなくなるシステムを作り続けることがあるから、と言います。 受託からSaaSへの転換の背景にあるもの 受託開発で納品し

    「もう受託は嫌、自社SaaSをやりたい」という相談が増えるワケ | Coral Capital
    rytich
    rytich 2021/04/15
    15年以上このクライアントワークor自社サービスのジレンマの渦中にいる身として、”既存事業がイヤだ”というモチベーションより”どうしてもこの顧客課題を解決したい”の方が大きなTAMとも向き合える気がしている
  • 自分の会社を大事にしたいなら、創業者はまず自分自身を大切に | Coral Capital

    多くのプレッシャーを抱え、混沌とした環境の中で膨大な仕事量に日々追われるスタートアップの起業家は、自分たち自身のことをつい蔑ろにしてしまいがちです。私が起業家としてスタートアップを立ち上げたときもそうでした。夜遅くまで働き続け、ほとんど運動もせず、睡眠をおろそかにし、事もコンビニで適当に済ませていました。このようなライフスタイルの結果、仕事のパフォーマンスが落ちただけではなく、バーンアウトするところまで自分を追い込んでしまいました。スタートアップはマラソンなのに、私はそれをまるで短距離走のように考えていたのです。 ですので、以前の私のように間違った走り方をしている起業家を見かけたときは、「何よりもまず、自分のことを大切にしたほうが、結果的にスタートアップを大切にすることにもつながる」とアドバイスすることがあります。彼らの良きパートナーとしての忠告というだけではなく、そうしたほうが彼らのみ

    自分の会社を大事にしたいなら、創業者はまず自分自身を大切に | Coral Capital
    rytich
    rytich 2021/03/25
    完全に共感します。運動!食事!瞑想!睡眠!
  • 大企業のほうがスタートアップよりリモートワークが得意なワケ | Coral Capital

    フルでリモートワークをはじめるとなると、大きな組織のほうがスタートアップのような小さな組織と比べて導入が難しそうな印象があるかもしれません。しかし、難しさの理由が異なるだけで、実はスタートアップにとっても完全リモートへの移行は同じくらい高いハードルになり得ます。 ある程度の大きさ以上に成長した組織では、何十人とか何百人、さらに大きければ何千人もの人たちの間で連携を取り、情報を共有しなければならないため、様々な方針や手順の策定が必要になってきます。こうした組織では、全員が同じオフィス内で働いていたとしても、常に他の部署の人たちと連携を取らなければなりません。そういった意味では、すでに「リモートワーク」をしているとも言えます。しかも、実際は離れた場所同士で連携することのほうが多いので、その場合、場所が自宅やカフェではないというだけで、まさにリモートワークそのものです。 このような複雑さに対応す

    大企業のほうがスタートアップよりリモートワークが得意なワケ | Coral Capital
  • 【調査】ピッチ大会で優勝したスタートアップは成功してるか? 過去10年分を調べてみた | Coral Capital

    スタートアップがピッチ大会で勝つことは成功に寄与するでしょうか? Coral Insightsでは2011年にまでさかのぼり、過去10年に渡って主要な4つの国内スタートアップイベントに登壇した約400社のその後について、分かる限りで、ぜんぶ調べました。 調査したのは以下の4つのイベントです。 ※調査概要:今回のデータは、イベント公式サイトや大会動画、TechCrunchやBRIDGEの記事で公表されている情報を元にしています。また、資金調達額については各種データベースとプレスリリースで分かるものだけを対象としました。登壇企業のうち大企業子会社や海外で登記された企業は除外してあります。また、ICC Tokyo 2016など一部の大会は順位が確認できなかったため除外してあります。また、ICCのリアルテック・カタパルトやカタパルト・グランプリは調査対象外です。調査は東京大学で情報科学を専攻する江

    【調査】ピッチ大会で優勝したスタートアップは成功してるか? 過去10年分を調べてみた | Coral Capital
    rytich
    rytich 2021/03/09
    “「対外的に明確にサービスの終了を宣言しているスタートアップ企業の成功率が高いように見える」”
  • デスクレスSaaSのカミナシに11億円のシリーズAで追加出資しました | Coral Capital

    この度、株式会社カミナシの11億円のシリーズAをALL STAR SAAS FUNDさんと共同でリードする形で出資させていただいたことをご報告いたします。2017年にシードラウンドで出資させていただいて以来、カミナシのチームやマーケット、機会についてより一層理解を深めることができました。その結果、十分な確信が得られたため、今回のラウンドでCoral Capitalは前回の8倍の投資額で投資を実行しました。 カミナシはワークフロー管理のワンストップ・ソリューションを工場や飲店、小売などの「ノンデスクワーカー」が活躍する産業に向けて提供するスタートアップです。今存在するSaaS企業の大半は、机に座って仕事をするホワイトカラーの労働者によって立ち上げられ、同じくホワイトカラー向けのプロダクトを主に提供しています。しかし、実際はホワイトカラー以外の労働者が世の中のほとんどを占めています。現場で働

    デスクレスSaaSのカミナシに11億円のシリーズAで追加出資しました | Coral Capital
  • 資金調達の回数より本質的なスタートアップの3つの「ステージ」 | Coral Capital

    スタートアップ業界では、一般的にスタートアップの成長をシード、シリーズA、シリーズB……、などの段階ごとに考えます。これは発行した株式の種類や、エクイティ・ファイナンスを行った回数などで、企業の成長ステージを定義するやり方です。しかし、ビジネスというのはたいてい、他と根的に異なるため、この分け方ではそれこそ「リンゴとオレンジを比べる」くらい無意味な比較になってしまうことが多々あります。 企業はそれぞれ違った速さで成長し、資金調達面でも異なるニーズに直面します。例えば、ディープテック系のスタートアップの中には、プロダクト開発を継続するためにより多くのエンジニアの採用が必要となり、シリーズAで大型の資金調達を行わなければならない企業もあります。また、レガシー業界のスタートアップでは、ライセンス認可や、様々な規制上の要件を満たすために通常より多くの資金が必要となるケースもあります。このように各

    資金調達の回数より本質的なスタートアップの3つの「ステージ」 | Coral Capital
  • 私が日本のスタートアップ投資の魅力を海外に伝えるときに話すこと | Coral Capital

    ベンチャーキャピタルのCEOとしての私の主な仕事の1つが、スタートアップやファンドのために資金を調達することです。そのために業界内外の人たちとコンタクトを取っているのですが、日のスタートアップエコシステムにはまだ私のような外国人や英語ネイティブが少ないことから、必然的に海外投資家とのやり取りが多くなっています。日について情報を得るための問い合わせが来ることもあれば、私のほうから日のスタートアップを売り込みに行くこともあります。 日のスタートアップエコシステムが海外でも広く認識されるようになるにつれて、この資金調達の業務もよりスムーズに進められるようになりました。海外投資家からのコンタクトが増え、こちら側からコンタクトした場合も以前より前向きな反応が得られるようになってきています。しかし、このように環境が改善している中でも、頻繁に聞かれるのが、「Why Japan?」という質問です。

    私が日本のスタートアップ投資の魅力を海外に伝えるときに話すこと | Coral Capital
  • 起業家から投資家に希望バリュエーションを伝えるべきか? | Coral Capital

    エクイティによる資金調達のニュース記事ではあまり出てくる数字ではありませんが、資金調達のラウンドに際して重要な数字として、そのラウンドの合計調達金額のほかに、その会社の評価額であるバリュエーションがあります。 例えば5,000万円を調達するとき、資金調達後のバリュエーションが5億円であれば10%の株式を投資家などに引き受けてもらうということになります。これが同じ5,000万円の調達額であってもバリュエーションが3億円であれば、16%の放出となり、全く意味が異なります。仮に創業者が100%の株式を所有してスタートを切っているとすると、それぞれ持ち分が90%に減るか、84%に減るかという話になります。 バリュエーションは「会社の値段」とも言えますから、高く値付けして、それから投資してもらうのが創業メンバーにとっては有利です。実態にそぐわず高すぎるバリュエーションで調達することにはリスクもあると

    起業家から投資家に希望バリュエーションを伝えるべきか? | Coral Capital
  • Apple、Tesla、SalesforceのCEOたちが実践する組織モチベーションを上げる方法 | Coral Capital

    広報やPR目的というだけではなく組織を牽引する上でも効果的な方法として、Elon MuskやSteve Jobs、Marc Benioffといった起業家たちが共通して実践しているのが「イベント型アプローチ」です。イベント型というのはつまり、年1回もしくは数回のあらかじめ設定した日程に記者や顧客、ステークホルダーなどを一同に招待し、その機会に公式発表をまとめて行うことです。とてもシンプルな方法ですが、実は彼らのビジネスの成功に欠かせない様々な重要な効果を生み出してきたのです。 まず、なにか新しい発表があるたびにプレスリリースを行い、メディア等の反応に対応するよりもよほど効果的かつ効率的に情報を発信することができます。イベント型アプローチでは来なら年に何回も行われるはずの個々の発表をいくつかの大きなイベントに集約します。その結果、一大イベントに向けて周囲の期待も高まり、より大きな注目を集める

    Apple、Tesla、SalesforceのCEOたちが実践する組織モチベーションを上げる方法 | Coral Capital
  • オズの魔法使いから考える起業家の適性とは | Coral Capital

    先日、Zillowの共同創業者兼CEOであるRichard Barton氏がポッドキャストで創業にまつわる興味深い話をしていました。ちなみに、Zillowは米国最大の不動産データベース・検索システムのプロバイダーなのですが、Barton氏はさらにExpediaとGlassdoor(リクルートが約1,300億円で買収)の創業者でもあり、Netflixの取締役も兼任していて、トップベンチャーキャピタルの1つであるBenchmarkでパートナーを務めた経験もあります。経歴が凄すぎて、誰であろうと自分がいかに何も為していないかを思い知らされる。そんな人物がいるとしたら、まさに彼がそうです。 そんなBarton氏のポッドキャストで個人的に特に印象に残ったのが、「オズの魔法使い」の教訓を応用して創業者のポテンシャルを見極めるという考え方です。 あまり覚えていない方のためにまとめると、「オズの魔法使い」

    オズの魔法使いから考える起業家の適性とは | Coral Capital
  • 日本でもダイレクトリスティングが始まる条件は、そろいつつある | Coral Capital

    伝統的なIPOプロセスを経ずに上場する方法として、近年、ダイレクトリスティングとSPACに注目が集まっています。ダイレクトリスティングについては2週間前の記事で紹介させていただき、SPACについても編集長のKenがその翌日の記事で取り上げました。 ダイレクトリスティングの記事を公開して以来、日におけるダイレクトリスティングの可能性についてたくさんの方からご意見をいただきました。監査法人やプライベート・エクイティ・ファーム、大学関係者、投資銀行、ベンチャーキャピタルなど、様々な業界の方々から貴重な見解を得ることができて、とても感謝しています。お忙しい中、このテーマについて真剣に考えていただき、誠にありがとうございました。 皆様のご協力のおかげで、様々な新しい知見を得ることができました。中でも特に重要だと思ったのが、日でもダイレクトリスティングによる上場が可能だという事実です。実際、199

    日本でもダイレクトリスティングが始まる条件は、そろいつつある | Coral Capital
  • リリースの7段階でPMMの役割を理解する―、SmartHRに聞いた【後編】 | Coral Capital

    まだ比較的新しく、耳慣れない人も多いかもしれないPMM(Product Marketing Manager)。比較的早期からPMMを役職として作り、体制・組織づくりに取り組んできたSmartHRPMMを務める重松裕三さんに話をお聞きました。記事の前編ではPMMの役割や、PMPdM)との違いについて解説していただきました。後編となる記事では、PMMの具体的な仕事内容について、SmartHRが9月にローンチした新規HR関連サービス「従業員サーベイ」で重松さんが行ったことを実例に、PMMがどのようなことをするのかについて解説いただきました。 新規プロダクトリリースまでの7段階 ――プロダクトを「売る」部分に責任を持つPMMですが、実務的にはどのようなことをするのでしょうか。 具体的なタスクを洗い出すと、以下の図にもあるようにプロダクトのローンチ前は、ポジショニング・メッセージング・顧客から

    リリースの7段階でPMMの役割を理解する―、SmartHRに聞いた【後編】 | Coral Capital
  • うまく行かなかった投資 | Coral Capital

    ブログはニューヨークのベンチャーキャピタルUnion Square Venturesでパートナーを務める、Fred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏のブログ「AVC」の投稿、「Investments That Don’t Work」を翻訳したものです。 昨夜、Turntable.fmと非常によく似たゲームをプレイしている夢を見ました。ソーシャルな音楽体験を作ろうとしたTurntable.fmは、2011年に一時人気を博したものの、失敗しています。私はUnion Square VenturesでTurntable.fmに出資していました。夢の中で、誰かがTurntable.fmと同じ内容のゲームを作っていました。このゲームは、2011年当時のTurntable.fmと同じくらい楽しいものでした。新しいゲームを作った人たちは、すでにベンチャーキャピタルから資金調達し、事業化するというこ

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  • なぜAsanaやPalantir、Spotify、Slackは伝統的IPOを回避したのか? | Coral Capital

    先週の木曜日、AsanaとPalantirというシリコンバレーで最も有名な2つのユニコーン企業が上場しました。両社はまったく別のビジネスを展開していますが、上場においては2つの共通点がありました。まず、どちらも上場初日に株価が急騰したこと。そして、両方ともダイレクトリスティング(直接上場)で上場したことです。 ダイレクトリスティングは近年注目を集めている上場方法で、テック界のトッププレイヤーの間でも魅力的な上場手段として選ばれるようになってきています。先陣を切ったのはNetflixの元CFOでもあるBarry McCarthy氏で、当時のSpotifyのCFOとしてまさにこの異例の方法でSpotifyを上場させたのです。これに続いてSlackもダイレクトリスティングで上場し、さらにAirbnbやGitlab、Coinbaseも同様な形の上場を検討していると報じられました。最近ではベンチャー

    なぜAsanaやPalantir、Spotify、Slackは伝統的IPOを回避したのか? | Coral Capital
  • ユニコーン仲間入りのクラウド監視カメラ「Verkada」、海外注目スタートアップ紹介(6) | Coral Capital

    Coral Capital創業パートナーCEOのジェームス・ライニー(James Riney)が紹介する海外スタートアップシリーズの第6弾は、名門VCのSequoia Capitalも出資する法人向けIoT監視カメラを提供するスタートアップ「Verkada」です。創業は2016年で、コロナ直前の2020年1月にSequioia Capital、Felicis VenturesなどからシリーズCで8,000万ドル(約85億円)調達しています。このときのバリュエーションは16億ドル(約1,700億円)となりユニコーン企業の仲間入りをしています。 Verkadaの創業は2016年ですが、それ以前にコンシューマー向けの監視カメラではイノベーションが起こっています。ジェームスは以下のように背景を説明します。 「Googleは2014年に家庭向け監視カメラのDropcamと、スマートホームのNestを

    ユニコーン仲間入りのクラウド監視カメラ「Verkada」、海外注目スタートアップ紹介(6) | Coral Capital
  • 「エンジェル投資家」でない人がエンジェル投資するということ | Coral Capital

    先週、フルタイムの会社員かつ比較的若手でありながらスタートアップへのエンジェル投資をしている坂達夫さんのインタビュー記事を掲載したところ、たくさんの反響をいただきました。1件あたり数十万円という小さな単位で始められるのなら、自分も興味があるという声も多く聞こえてきました。新しい会社が立ち上がるところで、できることなら自分も支援したいという人が多いと改めて気づきました。 日ではエンジェル投資の層が薄く、より多くの人が関心をもってスタートアップ・エコシステムを支えるのはプラスのことだと思います。一方で、エンジェル投資について、あまり知られていない実状があるようにも思えたので、少し一般論を書いてみたいと思います。 日米差がきわめて大きいエンジェル投資 スタートアップ・エコシステムにおいてエンジェル投資家の果たす役割は小さくありません。スタートアップ先進国の米国ではエンジェル投資家の投資額は2

    「エンジェル投資家」でない人がエンジェル投資するということ | Coral Capital
  • CEOのパフォーマンスを評価する | Coral Capital

    ブログはニューヨークのベンチャーキャピタルUnion Square Venturesでパートナーを務める、Fred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏のブログ「AVC」の投稿、「Reviewing The CEO’S Performance」を翻訳したものです。 パフォーマンス評価の中でもCEOの評価は少し事情が違います。CEO仕事は会社全体のマネジメントであり、より具体的に言えばシニアリーダーシップチームのマネジメントをすることです。そしてCEOは1人の上司に報告するのではなく、取締役会に報告します。その取締役会はCEOのパフォーマンスについて、CEOが率いるチーム同様、異なる見解を持っていることがあります。 経営者の中には、社内のマネジメントは得意でも、取締役会の対応は苦手という人がいます。逆に、取締役会の対応は得意でも、社内のマネジメントは苦手という人もいます。 CEOのパフ

    CEOのパフォーマンスを評価する | Coral Capital