東芝は一般家庭用のHEMS製品に改善を加えて、2013年11月に販売を開始する。Wi-Fi接続だけに対応したタブレット端末が利用できる他、そもそもインターネット接続環境がない家庭でもそのまま導入できる。 東芝がHEMS機器とサービスを改良する。例えば、Wi-Fiを使ってタブレット端末から家庭内の電力状況を見ることができ、家電を操作できるようにした。インターネット接続環境がない家庭でもこの機能を利用できる。 同社は2012年にHEMS製品を市場に投入している。2つの機器からなり、1つは住宅内で消費する電力を計測する「エネルギー計測ユニット」、もう1つは計測した結果をインターネット経由で東芝のデータセンターとやりとりする「ITアクセスポイント」だ。 2013年11月に同社が販売するHEMS製品も2つの機器からなり、機能もよく似ている。「エネルギー計測ユニットS」は家庭内の分電盤と接続して使う。