IoTベンチャーのMomo(モモ)は12月20日、センサーとWi-SUN(特定省電力無線)送信機/受信機、IoTアプリケーション開発用のモバイルアプリをセットで提供する、IoTフロントエンドプラットフォーム「Palette IoT」を発表した。IoTのビジネス活用を妨げる“スキル”や“コスト”のハードルを大きく引き下げ、幅広い業種でのIoT導入を支援する。2018年2月の発売予定で、すでに東京海上日動火災保険など複数企業との実証実験も決定している。 回線契約、クラウド、外部開発委託が“すべて不要”のIoT開発基盤 兵庫県神戸市を本社とするMomoは、ソフトウェアベンダーでMDM(モバイルデバイス管理)ツールの開発経験を持つ大津真人氏を代表とするスタートアップ。今年3月には「子どものスマホ利用を見守る」製品として、長時間使用や深夜使用を制限したり、歩きスマホを防止したりできるスマホケース型管