hiroki.kanaの何気ない日常
by Hiroki Ide 2013/7/18 仮想化全盛の今日において、足枷となっていたネットワークをプログラマブルに制御できるという事で 「SDN」というキーワードが注目を浴びています。 その「SDN」を具体化する1つの技術要素である OpenFlow の動作検証を行いましたので 簡単にご紹介させて頂きます。 動作の確認は、以下の必要最低限の環境で行いました。 OS:Ubuntu 13.04 スイッチ:Open vSwitch 1.10.0 コントローラー:Ryu 2.1 1.基本動作 OpenFlow スイッチは単体でも動作可能ですが、OpenFlow コントローラーと接続する事で コントローラー側からの一元管理が可能となります。 コントローラーとの接続はデフォルトでTCP port 6633 で行い この際にスイッチ、コントローラー間でサポートしているOpenFlow のバージョン
Ryu3.4でルールおよびアクションの実装をまとめました。スイッチはOpenvSwitchを利用しています。 ソースコードにはマッチとアクションのみを記載しました。実際にスイッチにフローエントリを書き込むには、Ryuのフローエントリ書き込みAPIであるparser.OFPFlowModの引数にマッチとアクションおよびその他必要な引数を指定します。 APIへの使用例 matchおよびactionsは下の例のように指定する。datapath,priorityは環境に応じて適切なものを設定する。 inst = [parser.OFPInstructionActions(ofproto.OFPIT_APPLY_ACTIONS, actions)] mod = parser.OFPFlowMod(datapath=datapath, priority=priority, match=match, i
OpenFlow の動作確認に便利な Mininet というツールがある。 今回は Mininet のごく簡単な紹介と、それを OpenFlow 1.3 で使う方法について書く。 Mininet の公式サイトは以下。 http://mininet.org/ Mininet は OpenFlow コントローラや OpenFlow スイッチを組み合わせて箱庭ネットワークを作り、そこにトラフィックを流して動作確認が行えるという代物だ。 Mininet 本体は Python で書かれていて、幾つかの組み込みの OpenFlow コントローラや OpenFlow スイッチなどをオプションでインストールして使うことができる。 Mininet の提供形態は二通りある。一つ目が、あらかじめ諸々がインストールされた VM テンプレートを使うやり方で、二つ目が自分で OS にインストールするやり方だ。 今回は
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