エムティーアイは、非可聴域の音波を利用した独自のスマートフォン向け「屋内測位システム」を開発したと発表した。このシステムは、GPS電波の届かない屋内や地下などで、スマートフォン内蔵のマイクを利用して非可聴音を受信することで、誤差約30センチメートルの範囲で現在位置がわかる高精度測位システム。 これまで、GPS電波が受信できない屋内や地下での位置測定はWi-Fiを利用したものが主流であったが、通常数メートルの誤差が生じるため、階数が混同して表示されやすい吹き抜けがあるビル内や、限られたスペースに数個のブースが並ぶイベント会場で位置表示をさせるには不向だった。 今回、同社が開発した「屋内測位システム」では、施設内に設置した信号源からの非可聴音をスマートフォンの内蔵マイクで受信するだけで、30センチメートル程度の誤差の位置測定を可能にした。 また、システムのために独自の「マップマッチング技術」も
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