宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成25年9月14日にイプシロンロケット試験機により打ち上げられた惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)に搭載された極端紫外線分光装置(EUV)による木星及び金星の分光観測を11月19日に行いました。その結果、極端紫外線分光装置(EUV)が正常に機能し、科学観測に供することができることを確認しました。 また、これに先立ち、視野ガイドカメラ(FOV)の機能確認を行い、対象天体を高精度に追尾する機能の正常動作を確認しています。 これにより、「ひさき」は初期の軌道上機能確認を終了し、定常観測運用を開始する予定です。 今後「ひさき」は世界で初めて極端紫外線で惑星を長期間にわたり観測し、惑星の環境に関する新たな知見を得ることにより、人類の知の増大に貢献することが期待されます。 図1:極端紫外線分光装置(EUV)で撮像した木星のスペクトル。 観測時刻は平成2
NHKと朝日新聞社は11月19日、宇宙開発の歴史や未来の宇宙の姿などを学べる展示会「宇宙博2014-NASA・JAXAの挑戦」を来年7月19日~9月23日に千葉・幕張メッセで開くと発表した。米航空宇宙局(NASA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)全面協力のもと、国内最大級の宇宙博になるという。 NASA、JAXAそれぞれの展示エリアと、火星探査展示エリア、未来の宇宙展示エリアを設置。NASAが進めてきた有人宇宙開発の歴史や、火星探査車「キュリオシティ」の実物大モデル機(NASA製作)などを紹介するほか、JAXAや国内宇宙関連機関の協力を得て、日本の宇宙開発への挑戦や天体観測への取り組みを、最先端の技術とともに紹介する。 「宇宙の神秘の姿を体感できる」というスーパーハイビジョンシアターも設置し、「これまでにないスケールで宇宙の魅力と人類の夢を紹介する」としている。 今年は新型ロケット「イプ
「i-Ball」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)3号機に搭載される新開発の“観測装置”である。このi-Ballは、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルのように、宇宙に行って地球に戻ってくる、いわば“小さな宇宙船”だ。 本稿では、このi-Ballについて詳しく見ていくことにする。 なお、HTVは、国際宇宙ステーション(ISS)に必要な実験装置や補給物資を運ぶために日本が開発した無人輸送機である。初フライトは2009年9月11日で、3号機は2012年7月21日にH-IIBロケット3号機で打ち上げられる予定だ。HTVについて、より詳しく知りたい方は、JAXAのWebサイトなどを参照してほしい。
JAXAは9月12日の宇宙の日を記念して、東急ハンズ渋谷店とコラボレーションした期間限定のカフェスタイルイベント「人工衛星 胸キュン♡カフェ」を東急ハンズ渋谷店「HINT7」ハンズカフェで開催します! 胸キュンカフェでは、宇宙をテーマに全5回のワークショップを開催するほか、本物の隕石や宇宙食など100種類以上の宇宙アイテムを販売。 また、漫画家の和田ラヂヲ氏がJAXAの人工衛星たちをキャラクター化した「人工衛星クラブ」の描き下ろしイラストや、人工衛星による貴重で美しい地球の画像を特別展示します。 オリジナルカフェメニューも展開予定ですので、渋谷にお越しの際にはぜひお茶をしに胸キュンカフェにお立ち寄りください。 私たちの暮らしを宇宙から見守る人工衛星の存在を身近に感じていただける空間になっていると思いますので、みなさまぜひお気軽に遊びに来てくださいね。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月30日、打ち上げを中止した新型ロケット「イプシロン」に関する記者会見を開催、これまでの原因調査状況について説明した。イプシロンは8月27日の打ち上げを予定していたが、打ち上げのわずか19秒前に異常が見つかり、打ち上げを中止していた。再打ち上げの日程は未定だ。 記者会見に出席したのは、JAXAの森田泰弘・イプシロンロケットプロジェクトマネージャと、長田弘幸・鹿児島宇宙センター射場技術開発室長(打上管制隊企画主任)。会見は内之浦宇宙空間観測所で開催され、JAXA東京事務所にも中継された。 なぜロール角がしきい値を超えたのか まずは改めて、8月27日に発生した事象を確認しておこう。 イプシロンは打ち上げ70秒前(X-70秒)より、自動カウントダウンシーケンスを開始する。これ以降は、あらかじめ設定されている通りの手順が自動で進行。カウントゼロで点火し、ロケット
プレスリリース JAXA|イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げ中止について(http://www.jaxa.jp/press/2013/08/20130827_epsilon_j.html) 参考リンク(8月28日追記) イプシロンロケット/惑星分光観測衛星(SPRINT-A)特設サイト | ファン!ファン!JAXA!(http://fanfun.jaxa.jp/countdown/epsilon/index.html) ISAS | イプシロンロケットが拓く新しい世界 / ISASコラム(http://www.isas.jaxa.jp/j/column/epsilon/index.shtml) 要約 打ち上げ直前に中止となったイプシロン - そのとき何が起きたのか | マイナビニュース(http://news.mynavi.jp/articles/2
惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を載せたイプシロンロケット試験機の打ち上げの模様を、内之浦宇宙空間観測所からライブ中継いたしました。 ご視聴いただき、ありがとうございました。 また、ミッションへの応援メッセージを、今月のお題、ツイッター(ハッシュタグ「#イプシロン応援」)にて募集いたしました。 ご声援いただきありがとうございました。
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イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPIRNT-A)の打ち上げは8月22日を予定しておりましたが、打ち上げ準備作業の関係により8月27日に延期することが決まりました。 打ち上げ予定日: 2013年8月27日(火) 打ち上げ予定時間帯: 13:45~14:30 イプシロンの打ち上げを応援してくださっている皆さまへ M-Vロケットの最終号機から7年間、これまで山あり谷ありの道のりでしたが、変わらぬ皆さまのご支援に後押しされながら、いよいよイプシロンの打ち上げが目前に迫ってまいりました。5月から始まった内之浦での準備作業はこれまで順調に進行し、7月31日にはロケットの全段が予定どおり整備塔内で無事に組み上がりました。 しかし、ロケットと地上系を組み合わせて発射状態を模擬した点検(この段階で初めてできる全系の通しの試験)を行ったところ、機体と結合する地上装置(信号中継装置)に、不適合
【慶應SDM】宙のがっこう 〜深海編〜 カリブ海とのライブ中継トークイベント 宇宙と深海はつながっている!しんかい6500&はやぶさ 生命の限界を探る壮大な夢を乗せて、日本の有人潜水調査船「しんかい6500」と支援母船「よこすか」 は、2013年1月から世界一周航海「QUELLE(クヴェレ) 2013」を行っています。 6月22日には、ニコニコ生放送で有人潜水調査船「しんかい6500」による深海5000メートルへの科学探査の全てがリアルタイムノーカットで生中継される予定です。 (詳しくは【こちら】をご覧ください。) そこで慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)と一般社団法人Think the Earthの共催で、有人潜水調査船「しんかい6500」を搭載した支援母船「よこすか」とのリアルタイム中継イベントを2013年7月1日(月)に実施します。 カリブ海域調査
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、内之浦宇宙空間観測所での「ホンモノ体験プログラム」として、イプシロンロケット試験機の打ち上げの様子を取材する「一日宇宙記者」を開催いたします。 「一日宇宙記者」はホンモノのロケット打ち上げの取材を始め、普段では体験できない活動をご用意する予定です。 この「一日宇宙記者」への参加者を全国から広く募集いたします。 主催:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 日時:平成25年8月21日(水)~8月23日(金)(2泊3日) 場所:JAXA内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町) 内容:「イプシロン」打ち上げ取材等 対象:高等学校、中等教育学校(後期課程)又は高等専門学校(1~3学年) 募集人数:5名程度 ※応募者多数の場合は、選考となります。 「参加するにあたっての意気込み」の内容を重視して選考を行います。 ※2学期が始まっている学校もあると思いますが、各学校長
なかむら・まさと。1959年、神奈川県生まれ。理学博士。東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了。ドイツ・マックスプランク研究所研究員、宇宙科学研究所助手、東京大学助教授を経て、2002年より現職。 「あかつき」は、2010年5月に打ち上げられましたが、12月に金星周回軌道への投入に失敗しました。2011年10月に姿勢制御用の小エンジンによって軌道変更を行い、現在は2015年末に金星周回軌道への投入に再挑戦できる軌道を飛行中です。 「あかつき」は太陽に0.7天文単位(au:1auは太陽─地球間の距離で約1億5000km)まで近づくことを想定して設計されています。しかし、現在の軌道は200日に一度、太陽に0.6 auまで接近してしまいます。衛星の許容温度を超えてしまうと機器が故障してしまうため、姿勢制御を行って危険な部位の温度上昇を抑える必要があります。これまでに4回を終えました
世界中の宇宙好きが、NASAやJAXAの提供データを下に、 地球や宇宙の生活向上のためのアプリケーションを開発するイベント開催! 皆さんはじめまして、Hack for Japanの関治之を申します。International Space Apps Challengeの運営委員を務めています。このイベントは、NASAやJAXAの提供するデータを元に、科学者がデータの解説や使い方を説明し、一般の市民やエンジニア、クリエイターが世界をより良くするハッカソン(アプリ開発)イベントです。昨年は、東京を含む世界中から20カ国、34都市が参加しました。今年はそれを大きく上回り、75都市が参加します。各都市で生まれたプロジェクトの中から、審査を通過した上位チームが国際コンペティションに参加し、グローバルに競うことになります。 皆様からの資金提供を元に、参加者が集中してハッカソンを行えるような準備を行います
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