デラウェア州ドーバーのファイアフライ・ミュージック・フェスティバル Photographer: Kevin Mazur/Getty Images for Firefly 米テネシー州の音楽ファンは過去40年間、夏のリバーベンド・フェスティバルを楽しみにしてきた。これまでにライオネル・リッチーやZZトップなどをラインアップに迎えた音楽の祭典は、今年は開かれない。 「リバーベンドは将来に成功するため、その価値を見直しつつ再編成を行っている」と主催者はウェブサイトで説明した。 音楽フェスティバルは長年の成長期を経て、一部が衰退しつつある。ブルームバーグの調査によると、米国では今年キャンセルになった音楽フェスは10を下らない。消費者のコスト意識が敏感になったことも一因だが、スタッフやステージ、そして出演者にかかるコストの上昇も大きい。 「何もかもが高くなった。アーティストもそうだ」と音楽フェスを主
キム・ゴードン(Kim Gordon)はまだノイズを出し終えていない。挑戦的なソロ2作目『The Collective』を3月8日にリリースし、フジロック出演も決定している元ソニック・ユースのメンバーが、最新アルバムや過去にまつわる話、時事的なトピックなどへの見解を率直に語った。本記事の翻訳は、回顧録『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』(DU BOOKS刊・2015年)の訳者・野中モモ。 キム・ゴードンはソニック・ユースでの30年に及ぶ活動で、ロックの可能性を広げるのに貢献した。たとえばその不安を掻き立てる声と地下鉄が響かせる重低音の如きベース演奏から、自身のフェミニズムとアートスクール教育のバックグラウンドをバンドの歌詞と精神に組み込む手法に至るまで。現在、ソニック・ユース解散後2枚目のソロアルバム『The Collective』を引っ提げてのツアーを準備中のゴードンは、
ビリー・アイリッシュ、マーク・ラファロ、エバ・デュバーネイ オスカー授賞式の出席者が着けていた赤いピンバッジの意味は (CNN) ビリー・アイリッシュ、フィニアス、マーク・ラファロ、エバ・デュバーネイ、ラミー・ユセフ、クアナ・チェイズングホースが他のスターに倣い、襟元に赤いピンバッジを着けてレッドカーペットを歩いた。アカデミー賞授賞式での出来事だ。俳優のマハーシャラ・アリはレッドカーペットには姿を見せなかったものの、最優秀助演賞のノミネート紹介でやはり赤いピンを着けていた。いったいどんな意味が込められているのだろう? 黒いハートの周りに手のひらの輪郭をあしらったピンバッジは、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦を訴えるメッセージだ。パレスチナ保健当局によると、イスラエルとハマスの戦闘で、昨年10月以来、パレスチナ自治区ガザ地区では3万人以上が命を落とした。昨年10月、公開書簡で米連邦議会と
リナ・サワヤマは新たなインタヴューで「現在の状況では」次のアルバムをリリースできないと語っている。 リナ・サワヤマは3月8日の国際女性デーに際して音楽業界における性差別や女性蔑視に対する経験をテーマにした『インディペンデント』紙のインタヴューで新作の状況について語っている。 リナ・サワヤマはここ1年、「メンタル・ヘルスはひどい状況だった」として次のように語っている。「自分のビジネスを続けて、自分自身や自分のチームを支える方法を見つけられたことは幸運だったけど、新曲ということについては現在の状況では次のアルバムをリリースできない」 「追い詰められていて、どうすればいいか分からない」 リナ・サワヤマはザ・1975のマネージャーであるジェイミー・オーボーンが共同設立したレーベルのダーティ・ヒットと対立することとなっている。マット・ヒーリーによるポッドキャスト『アダム・フリードランド・ショウ』での
ARCH ENEMYのアリッサ・ホワイト・グルーズ<vo>が、祖国カナダのドキュメンタリー映画『ENDING REAL FUR』(2023年)に提供した楽曲”A Song To Save Us All”をシングルとしてリリースし、そのMVを公開した。 『ENDING REAL FUR』は、動物への惨い虐待によって成立している毛皮産業の実態を探ったドキュメンタリー映画。この映画のサウンドトラックに提供された”A Song To Save Us All”は、昨年アリッサのPatreon(ファンクラブ)限定でリリースされていたが、今回改めて一般リリースされることになった。 この曲について、アリッサはこうコメントしている。 「”A Song To Save Us All”は、声なき者たちを擁護するための音楽のパワーを証明するものです。動物の権利を守ることがいかに大切かを人々に想起させるこの曲は、私
アイルランド出身の歌手・活動家で昨年死去したシニード・オコナーさんのレコード会社が、トランプ前米大統領に対して政治集会でオコナーさんの楽曲を使用しないよう求めた。写真はオコナーさんの壁画。ダブリンで昨年7月撮影(2024年 ロイター/DAMIEN STORAN) [ロンドン 4日 ロイター] - アイルランド出身の歌手・活動家で昨年死去したシニード・オコナーさんのレコード会社が、トランプ前米大統領に対して政治集会でオコナーさんの楽曲を使用しないよう求めた。 クリサリス・レコードと遺産管理団体は、米大統領選の共和党指名争いでリードするトランプ氏が政治集会でオコナーさんのヒット曲「愛の哀しみ(Nothing Compares 2 U)」を使用したことに「憤慨」を表明。
今回から半年の契約で連載をすることになった田中フミヤといいます。 サッカーに例えると、冬のマーケットでレンタル移籍してきた外国人選手という位置づけですが、おそらく期待通りの働きが出来ないお荷物助っ人としてここを去っていくのではないかと思います。 短い間になるかもしれませんが、お付き合い頂けると幸いです。 まずは今回の執筆経緯について少し触れておきたいと思います。 依頼があったのは在日ドイツ大使館の広報担当者からで、依頼内容にオンライン上でリサーチしたところ見つけたと書いてあります。 ドイツでアートや音楽活動をされている方を見つけるには、自分でも現在の状況を知ることが重要ではないかと思い、色んなキーワードで検索してみたところ、華々しい経歴や活動をされているアーティストやミュージシャンがいることを知ることができます。 目につくのはクラシック音楽や現代アートに特化した方々で、こういう方々がドイツ
エイフェックス・ツインは陰謀説を助長するかのような昔のメモが再び話題になったことを受け、ワクチンに対する自身の見解をもう一度明らかにしている。 あるレディット・ユーザーは本名をリチャード・D・ジェームスというエイフェックス・ツインが2014年に書いたID3タグ(※MP3のファイルに付与された付加的な情報)に注目している。「ワクチンは有毒であり、水銀やアルミニウムは自閉症やガンを誘発する」このID3タグでは他にも9・11やケムトレイルといった陰謀論にも言及されている。 それを受けてリチャード・D・ジェームスはサウンドクラウドでこの件について言及している。「こんにちは。私がID3タグに書いたとされる文章についていくつかのメッセージをもらった」 「ID3タグにはランダムなことを入れたりもするんだけど、ワクチンに関するものは変えられたんだ。人に知られるようになると、陥れられるのが付き物だったりする
そこで調子に乗って、このアルバムリリース直後に、バンドメンバーに日本の音楽誌がインタビューしたという想定で、ChatGPTに受け答えしてもらいました。その結果がこちら。 The Midnight Odyssey - 「The Odyssey of Echoes」リリース直後のインタビューインタビュアー: 鷹野隼人(Cosmic Prog Chronicles) ――まずは、素晴らしいアルバム「The Odyssey of Echoes」のリリースおめでとうございます。このアルバムを通じて表現したかった主なテーマは何ですか? ジェイク・ハーパー (リードボーカル & ギター)ありがとうございます。このアルバムでは、時間と空間を超えた旅、そして内面の探求をテーマにしています。私たちは、聴き手に音楽を通じて冒険を体験してもらいたいと考えています。 アルバム「The Odyssey of Echo
レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドは“268 Years of Reverb”と題した8時間に及ぶオルガンの楽曲を発表することが決定している。 この1日がかりの大作はノーフォーク&ノーリッジ・フェスティバルの一環でノーリッジにあるオクタゴン・チャペルでジェイムス・マクヴィニーとエリザ・マッカーシーによって5月18日に演奏される予定となっている。 ジョニー・グリーンウッドは声明で次のように述べている。「オルガンは設置されている建物の肺であり、声です。古い教会では何世紀にもわたって聴衆が体験してきたのと同じ空間で同じパイプで雰囲気を体験することができます。教会のオルガンを聴くのはある種時間の旅であり、古代の音を忠実に再現することに最も近いものです」 「オクタゴン・チャペルでは268年という歳月になります。同じレコーディングされたサウンドに対して祝い、悲しみ、賛辞を送り、嘆いたりしながら季
先日お伝えしたように、戸川純が出演するジェフ・ミルズによる舞台作品『THE TRIP -Enter The Black Hole-』が4月1日に上演されるわけですけれども、そのサウンドトラックから先行シングルが発売されます。ジェフ・ミルズと戸川純のダブルネームによる “矛盾 - アートマン・イン・ブラフマン (Radio Edit)” は3月13日、Apple MusicおよびiTunesにて先行リリース。ちなみに明日2月29日、J-WAVE「Grand Marquee」にて初オンエア予定とのことです。いったいどんな音楽に仕上がっているのか、楽しみにしていましょう。以下、詳細です。 ブラックホールの先に響く、未知の音の世界 - ジェフ・ミルズと戸川純の究極のサウンドトリップ 「矛盾 - アートマン・イン・ブラフマン (Radio Edit)」が3月13日 Apple Musicにて先行配信
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