タグ

海と研究に関するkamei_rioのブックマーク (194)

  • シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋

    太平洋のシャチには、「オーシャニック(外洋)型」と呼ばれる第4のタイプが存在する可能性がある。画像は、米国カリフォルニアのモントレー湾を泳ぐオーシャニック型のシャチ。(PHOTOGRAPH BY SLATER MOORE PHOTOGRAPHY) シャチは通常、海岸線沿いにとどまる傾向にあるが、大海原をわたり、クジラなどの大きな獲物をとる新しいタイプの群れが新たに見つかったかもしれない。学術誌「Aquatic Mammals」に2024年3月14日付けで発表された研究によると、米オレゴンやカリフォルニアから遠く離れた外洋で、何度もシャチが目撃されているという。多くは大陸棚よりずっと沖合で、水深は約4500メートルに達する場合もある。 「少なくとも北太平洋では、これまでに外洋のシャチを対象とした格的な研究が行われた例はありません」と、研究リーダーを務めたカナダ、ブリティッシュ・コロンビア大

    シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/04
    "これらのシャチがトランジェント型のサブグループか、あるいは完全に独自の集団であることを意味するとマキネス氏は言う"
  • まるで「白無垢」姿の新種のヒラムシを発見、深海に沈んだ木から

    ヒラムシは主に浅瀬に生息するが、3000メートルの深海からも一部が発見されている雌雄同体で肉の生き物。プラナリアやサナダムシなどが仲間の扁形動物だ。 桜美林大学リベラルアーツ学群の大矢佑基助教(分類学・系統学)は日頃から野外調査に加え、「世界中のヒラムシを見つけたい」と、インターネットでも情報を集めている。2019年2月、三重県鳥羽市の鳥羽水族館のブログで、深海の沈木で発見されたという真っ白なヒラムシを見つけた。大矢助教は当時北海道大学の大学院生で、鳥羽水族館に頼んでこのヒラムシを北海道まで送ってもらい、標を作った。 観察した結果、ヒラムシの中でも世界で12種が報告されている「ペリケリス」という種類であることは分かったが、ペリケリスは派手な色味や模様がある種類も多い中で、今回は真っ白だった。深海域で発見されたのも初めてという。また、この種類に特有の目がなく、交接器の形状がこれまで報告さ

    まるで「白無垢」姿の新種のヒラムシを発見、深海に沈んだ木から
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/01
    "見た目の白さからラテン語で「雪のように白い」という意味を持つ「ニベア」を用いて、学名を「ペリケリスニベア(Pericelis nivea)」とした" ニベアフォーヒラムシ
  • 漁で死ぬサメは年間約8000万匹、フカヒレ漁規制するも増加、研究

    サメの種のおよそ3分の1が絶滅の危機に瀕している。にもかかわらず毎年、何数千万匹ものサメが、商業漁業が原因で死んでいる。(PHOTOGRAPH BY DAVID MAUPILE / LAIF / REDUX) 2019年、漁業が原因で死んだサメは少なくとも7900万匹に上った。その内、約2500万匹は絶滅が危惧されている種だった。漁業によって死ぬサメの数は、この10年間ほぼ横ばいで、むしろ増えてさえいる。 2024年1月11日付で学術誌「サイエンス」に掲載された論文によると、ヒレだけを切り落とし、あとは生きたまま海に捨てる「フィニング」という人間の行為で死ぬサメは、10年前に比べ減っている。フィニングは現在、海に面した国と地域の約7割で禁止されている。しかし、規制によってフィニングの件数が減っても、サメの命が救われているわけではないと、論文を書いた国際調査チームは訴える。 「世界的に見て、

    漁で死ぬサメは年間約8000万匹、フカヒレ漁規制するも増加、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/01/17
    "「フィニングが規制されたことで、むしろサメの利用のしかたが広がったのが理由の一つだと考えられます」" 人間に食料だと認識されるとかなりヤバい
  • 【動画】122匹のエイが延々と渦を巻く求愛行動、初の報告

    【動画】今回の研究では、122匹のムンクイトマキエイが「求愛の渦」を作る様子が観察された。交尾中にこうした行動が見られたのは初めてだ。エイたちは5時間にわたって旋回を続け、その間、求愛行動を行う集団が渦から出たり入ったりを繰り返していた。(VIDEO BY SHAWN HEINRICHS) 海面に上がる水しぶきが、その下で何かが起こっていることを知らせている。波の下では、100匹以上ものイトマキエイがぐるぐると渦を巻き、めまいのするようなダンスを何時間にもわたって続けているのだ。 この「求愛の渦」は、ムンクイトマキエイ(Mobula munkiana)の過去に報告例のなかった行動であり、保護活動の非営利団体(NPO)「マンタトラスト」が実施した調査において、今回初めて映像に収められ、2023年11月18日付で学術誌「Marine Biology」に論文が発表された。 メキシコのバハ・カリフ

    【動画】122匹のエイが延々と渦を巻く求愛行動、初の報告
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/11/24
    "イトマキエイの仲間は食事や休息の際に渦を作ることが知られているが、交尾のために渦を作るのが報告されたのは今回が初めてだ" エイ!
  • アジに寄生したアニサキスをパルス電流で“瞬殺”する技術、熊本大学がクラファン実施 「サバ、サケ、サンマにも」

    アジに寄生したアニサキスをパルス電流で“瞬殺”する技術、熊大学がクラファン実施 「サバ、サケ、サンマにも」 加熱も冷凍もせず、魚介類に潜む寄生虫のアニサキスを“瞬殺”する──そんな技術を開発した熊大学と福岡市の水産会社が、早期の社会実装を目指してクラウドファンディングを始めた。

    アジに寄生したアニサキスをパルス電流で“瞬殺”する技術、熊本大学がクラファン実施 「サバ、サケ、サンマにも」
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/11/15
    パルスでアジのアニサキスをフィーレからパージ
  • コンブを頭に載せるザトウクジラたち、遊び? スキンケア?

    南太平洋にあるクック諸島最大の島であるラロトンガ島沖を泳ぐザトウクジラの母子。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ザトウクジラ(Megaptera novaeangliae)は、毎年数千キロを移動し、魅惑的な歌を歌い、迫力あるジャンプを見せ、仲間同士協力して狩りをするなど、驚きの「文化」をもっている。そして最新の研究では、海に漂うコンブで遊ぶような行動を見せることも明らかになった。ひれとひれの間でコンブを動かしたり、コンブのなかで転げまわったり、何よりも興味深いのは、コンブを帽子のように頭に載せることもあるという。(参考記事:「ザトウクジラの定説覆す大移動が多数判明、最長移動記録も更新」) 2023年9月15日付で学術誌「Journal of Marine Science and Engineering」に掲載された

    コンブを頭に載せるザトウクジラたち、遊び? スキンケア?
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/12
    "この研究は、「クジラが頭にコンブを載せているのが面白いと思ってソーシャルメディアに投稿した一般の人たちがいなければ実現しませんでした」と、マイネッケ氏は言う"
  • 「真の北極点で写真を撮るのが困難」なワケ…多くの人が知らない、北極研究“現場あるある”の中身(菊地 隆)

    「真の北極点で写真を撮るのが困難」なワケ…多くの人が知らない、北極研究“現場あるある”の中身 私たちの知らない北極 日からおよそ5000キロメートルの距離にある氷の世界、北極。「とてつもなく遠い場所」「年中氷に覆われた地域」「ホッキョクグマのいるところ」――みなさんはどんなイメージを持っているでしょうか。 私たちにとって必ずしもなじみが深いとは言えない北極ですが、そんな氷の世界を“職場”にする人たちがいます。海洋研究開発機構(JAMSTEC)北極環境変動総合研究センターの研究者たちです。一面が氷と海に覆われた世界で2ヵ月以上に及ぶ観測・研究生活を送ることもあれば、海氷上に一泊二日で行って帰ってくることも! 「北極を知れば、地球環境の“これから”がわかるかも」と語る、同センターの菊地隆センター長に、わたしたちの知らない北極研究のリアルから、温暖化との関連、さらには北極の氷がとけたら日に何

    「真の北極点で写真を撮るのが困難」なワケ…多くの人が知らない、北極研究“現場あるある”の中身(菊地 隆)
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/09/26
    "南極大陸の氷床もわずかに動いてはいますが、年間数ミリの話なのでほとんど動いていないのと同じです。それに対して北極の海氷は風や海流の影響を受けて漂流しています。" 真の北極点で試されるぞ!
  • ペンギンが水中で素早く泳げる理由は特殊な「翼」にあるという研究結果

    ペンギンは鳥でありながら水中では非常に速いスピードで泳ぐことが可能であり、中でも南極周辺に生息するジェンツーペンギンは最高時速35kmにも達します。中国科学院やタイのモンクット王工科大学ラートクラバン校の研究チームが、ペンギンの翼を流体力学的に分析した結果から、「泳いでいる間に翼の角度を変える能力がペンギンの水泳能力にとって重要」だと報告しました。 Hydrodynamic performance of a penguin wing: Effect of feathering and flapping | Physics of Fluids | AIP Publishing https://doi.org/10.1063/5.0147776 Penguin Propulsion: The Physics Behind the World’s Fastest Swimming Birds -

    ペンギンが水中で素早く泳げる理由は特殊な「翼」にあるという研究結果
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/13
    そうじゃなかったら翼が可哀想すぎるので分かっていたこととはいえ裏付けはとても良いこと
  • 太古の海生爬虫類の長い首は「諸刃の剣」だった、斬首の跡を発見

    海生爬虫類タニストロフェウスの椎骨の化石を調べたところ、大型捕動物に首をいちぎられていたことがわかった。(ILLUSTRATION BY ROC OLIVÉ (INSTITUT CATALÀ DE PALEONTOLOGIA MIQUEL CRUSAFONT)/FECYT) 約2億4000万年前、三畳紀の海に生息していた海生爬虫類タニストロフェウスは、細長い首の先についた小さな頭と尖った歯を使い、獲物に気づかれないように近づいて捕していた。体のほかの部分は隠れたまま首だけを出して、無防備な魚やイカを素早くべていたようだ。(参考記事:「巨大な魚竜の化石が見つかる、英国最大、1億8000万年前」) しかし、最新の研究によって、実はその首がタニストロフェウスの弱点だったと指摘された。論文は、6月20日付けで学術誌「Current Biology」に発表された。 スイスのチューリッヒ大学に

    太古の海生爬虫類の長い首は「諸刃の剣」だった、斬首の跡を発見
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/12
    獄門、獄門の跡も探す
  • イルカも「母親語」で子に話す、発声の学習を促すためか、研究

    米国フロリダ州のクリアーウォータービーチで、海面からジャンプするハンドウイルカの親子。イルカが発するシグネチャーホイッスルは、個体によって異なり、名札のような役割を果たしている。(PHOTOGRAPH BY LYNN M. STONE, NATURE PICTURE LIBRARY) どんなに気難しい人間でも、赤ちゃんに話しかけるときには、そのふっくらした頬を見て、思わず顔が緩んでしまうものだ。 そして、短い文で、言葉を強調して、全体的に歌を歌っているようなリズムで話しかけてしまう。「赤ちゃん言葉」と言われることもあるが、研究者たちはこれを「マザリーズ(motherese、母親語)」、またはより専門的な言葉で「対乳児発話」などと呼ぶ。 人間以外で子どもに対して鳴き声を変化させる動物は、キンカンチョウ、アカゲザル、リスザルなどわずかしか確認されていない。ところが、米マサチューセッツ州にあるウ

    イルカも「母親語」で子に話す、発声の学習を促すためか、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/07
    "34年間で19頭のメスイルカの録音を分析した結果、母イルカが発するシグネチャーホイッスルは、子どもがそばにいるときには周波数の幅が広くなり、高い音はより高く、低い音はより低くなることが明らかになった"
  • 生命は深海底で生まれたのか!? ウォーター・パラドックスを解決する新説(渋谷 岳造)

    生命誕生の場所はどこなのか? 前編となる「最初の生命はどこで生まれたのか? 謎の解明に迫る「新説」とは」では、これまで考えられてきたさまざまな説、そしてその中でも有力とされる「陸上温泉説」と「海底熱水説」の2つを紹介しました。 それぞれの説には、これまで謎とされた弱点が存在しましたが、この「海底熱水説」の唯一最大の弱点が「ウォーター・パラドックス」でした。これは生命の材料を作る反応を大量の水が邪魔をしてしまうというものです。この「ウォーター・パラドックス」を解決する新説「液体/超臨界CO₂仮説」を海洋研究開発機構(JAMSTEC)の渋谷岳造主任研究員たちが提唱し、いま注目されています。 それはいったいどのような説なのか? そして生命誕生の場所はどこなのか? その研究の最前線を紹介します。 海底熱水説の弱点を克服する新たな仮説 ――2022年11月に、生命の起源に関する新たな説を発表されまし

    生命は深海底で生まれたのか!? ウォーター・パラドックスを解決する新説(渋谷 岳造)
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/06/28
    "水がない液体/超臨界CO₂の中で生命の材料を作る反応が進み、それらの材料を使って生命が誕生したあとは、となり合う海水や熱水の中でエネルギー代謝を行うことができます" という話
  • “超深海” 世界最深で泳ぐ魚の撮影に成功 東京海洋大など | NHK

    東京海洋大学や西オーストラリア大学などの国際研究グループが、伊豆・小笠原海溝の水深8336メートルの深海で、泳ぐ魚の姿の撮影に成功しました。 グループによりますと、これまでに最も深い場所で確認された魚になるということで、専門家は「魚がすむことができる限界に近い深さだと考えられる」としています。 撮影に成功したのは西オーストラリア大学のアラン・ジェイミソン教授や東京海洋大学などのグループで、調査航海にはNHKの自然番組「ダーウィンが来た!」の取材班も参加しました。 去年8月15日、カメラなどを搭載した観測装置を使って伊豆・小笠原海溝の海底付近、水深8336メートルで撮影を行ったところ、魚が泳いでいる姿を撮影することに成功したということです。 映像から、この魚は全身が乳白色で体長はおよそ30センチ「スネイルフィッシュ」と呼ばれる深海魚の仲間とみられるということです。 ヒレは、半透明で体は柔らか

    “超深海” 世界最深で泳ぐ魚の撮影に成功 東京海洋大など | NHK
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/04/03
    マリアナ海溝よりも158メートル深い水深8336メートルで確認できたという話
  • ロマン溢れる「海底遺跡」知られざる研究の世界

    車がなかったその昔。人類が乗り物で事故に遭うといえば、船の難破だ。「人類は農作物の作り方より前に、船の作り方や航海するすべを知っていた」と言われるだけあって、世界中の海底には少なく見積もっても300万隻の沈没船がゴロゴロ眠っているとされている。 こうした沈没船をはじめ水中遺跡の調査を行うのが、水中考古学だ。歴代の発見の一例では、水中考古学の父と呼ばれるジョージ・バス博士が、ツタンカーメンのもとへ向かっていたと思われる沈没船から金銀宝石類を見つけ、紀元前14世紀頃の貿易の様子を明らかにした。 日でも元寇の際の船が発見 またイギリスでは、1545年に沈没したイギリス艦隊の軍艦メアリー・ローズ号が見つかり、当時軍艦に使われていた大砲や火砲や弓矢といった武器に加え、人骨も回収され、チューダー王朝時代の生活を理解する手がかりとなった。 そして日では、長崎の海底で元寇の際の船が発見され、いかりや船

    ロマン溢れる「海底遺跡」知られざる研究の世界
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/03/31
    "新たな世代の研究者は、この分野を植民地主義の影響から解放しなければならないし、解放の仕方も慎重に検討する必要があります。" 人間の歴史は難しいな
  • 「サメカメラ」で世界最大の海草藻場を発見、バハマ諸島

    海草藻場は数百キロから数千キロにわたって広がっていることもある。太陽の光が届きやすい澄んだ海では、スキューバダイバーでも調査できない深さに生える場合がある。そこで、海洋科学者のオースティン・ギャラガー氏の研究チームは、ダイバーよりも潜水が得意なイタチザメにカメラを取り付けて、バハマ諸島の海に広がる海草藻場を調査することにした。 すると驚いたことに、ここには世界のどの海よりもはるかに多くの海草が生えていることがわかった。 膨大な量の映像から、バハマの海草藻場の面積は、少なくとも6万6000平方キロメートル(ほぼ東北地方の面積に相当)はあることが明らかになった。この結果からすれば、世界の海草藻場の面積は、これまでに記録されていたよりも41%拡大することになる。しかし研究者たちは、この海域の海草藻場はもっと広く、ポルトガルの面積に匹敵する9万2000平方キロメートルはあるだろうと考えている。この

    「サメカメラ」で世界最大の海草藻場を発見、バハマ諸島
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/03/27
    サンゴ礁より海藻より地味な海草の藻場をカメラ装備イタチザメで発見
  • 2021年に新種と判明したクジラ、残り約50頭で絶滅の危機

    メキシコ湾を泳ぐライスクジラ(Balaenoptera ricei)。以前はメキシコ湾ニタリクジラと呼ばれていた。(Photograph by NOAA Fisheries) 哺乳類の新種が発見されることは珍しい。ましてやそれが体長12メートルにもなるクジラとなればなおさらだ。 2021年、科学者らはクジラの新種を報告した。従来はニタリクジラの亜種と考えられていた「ライスクジラ」だ。 しかし、この胸躍るニュースは、悲しい知らせを伴っていた。メキシコ湾の一部に生息するこのヒゲクジラの仲間は、すでに絶滅の危機にあり、残る個体数は推定51頭だという。世界で最も希少な海洋哺乳類のひとつだ。 ライスクジラ(Balaenoptera ricei)の生息域は海上交通の往来が激しく、船の衝突や海洋汚染など常にいくつもの危険にさらされている。2010年のメキシコ湾原油流出事故では、生息域のほぼ半分が汚染され

    2021年に新種と判明したクジラ、残り約50頭で絶滅の危機
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/02/08
    "ライスクジラ(Balaenoptera ricei)の生息域は海上交通の往来が激しく、船の衝突や海洋汚染など常にいくつもの危険にさらされている。" 判明して即絶滅危機とか厳しすぎる
  • 謎の巨大エイに発信器を初めて装着、ベールを脱ぐ驚きの生態

    体長3メートルに達することもあるスモールアイ・スティングレイは、体のわりに小さな目を持つことからそう名付けられた。(PHOTOGRAPH BYANDREA MARSHALL) モザンビークの海で、研究者たちが初めて野生のスモールアイ・スティングレイ(Megatrygon microps)に発信器(タグ)を取り付けた。海にすむアカエイの仲間では世界最大で、体長が3メートルに達することもある。めったに姿を見せない希少な種で、絶滅の危機に瀕している可能性がある。 バザルト諸島沖で何週間もスモールアイを探していたアンドレア・マーシャル氏は、浅瀬でその姿を目にするとすぐに海に潜った。そして、長さ180センチの棒で体に軽く触れ、腹部から小さな皮膚サンプルを採取した。幸い、エイが強い反応を示すことはなかった。スモールアイには人間の前腕ほどの大きさの棘があり、少しでも動きを誤ると「こちらの命に関わります」

    謎の巨大エイに発信器を初めて装着、ベールを脱ぐ驚きの生態
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/01/31
    "スモールアイ・スティングレイ(Megatrygon microps)に発信器(タグ)を取り付けた。海にすむアカエイの仲間では世界最大で、体長が3メートルに達することもある。めったに姿を見せない希少な種"
  • 香港のイルカが17年で80%減少、海の騒音問題に注目集まる

    シナウスイロイルカ(ピンクがかった体色の個体もいる)は、エコーロケーションによって狩りを行う。水中の騒音公害は、こうしたイルカなどの動物に害を及ぼしている。(PHOTOGRAPH BY ROLAND SEITRE, MINDEN PICTURES) 香港の海は、騒音に満たされている。巨大な貨物船や高速フェリーがひっきりなしに行き交い、沿岸部では開発が果てしなく続けられている。ここは、地球上でもとりわけ都市化が進んだ地域のひとつだ。 一方で、珠江デルタと呼ばれるこの地域の海には、約2000頭のシナウスイロイルカ(Sousa chinensis)が暮らしており、おそらく世界最大の個体群と見られている。 ところが香港のイルカ(その大半がランタオ島の南の海に生息する)の数は、過去15年間で80%以上減少している。「イルカは人工の騒音に圧迫されているのです」と、WWF(世界自然保護基金)香港でクジラ

    香港のイルカが17年で80%減少、海の騒音問題に注目集まる
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/12/15
    "ニュージーランドでの同様の研究では、2020年3月のロックダウン(都市封鎖)の最中、船が航行するルートの環境音が低下し、魚やイルカがコミュニケーションできる範囲は最大65%拡大した" やめればすぐ戻ってくると
  • 侵略的外来種のミノカサゴ、ついにブラジル沿岸にも定着

    ミノカサゴはもともとはインド洋から太平洋にかけての海域に生息していたが、おそらく人が放流したせいで、現在はカリブ海と西大西洋の一部に定着している。今回ブラジル沿岸でも数を増やしていることが分かった。欲は旺盛で、(人間以外には)はこれといった天敵もいない。(PHOTOGRAPH BY HUMBERTO RAMIREZ, GETTY IMAGES 海を泳ぐ魚の中でおそらくもっとも有害で侵略的とされるミノカサゴ。破竹の勢いで拡大する生息域が、北中米のメキシコ湾やカリブ湾と同じように、はるか南のブラジルからも報告された。 ミノカサゴは何年もの間、拡大を続けてきた。ミノカサゴがメキシコ湾で初めて見つかったのは1985年のこと。放流された観賞魚だったと考えられたが、その後生息域を米国の東海岸沖やカリブ海にまで急速に広げ、2010年ごろには南米沿岸でも確認された。 しかし、ベネズエラやトリニダード・ト

    侵略的外来種のミノカサゴ、ついにブラジル沿岸にも定着
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/08/24
    "しかし、ベネズエラやトリニダード・トバゴ辺りで10年余り足止めを食らう。アマゾン川から大西洋に流れ出る淡水が海流と合流し、それが地理的なバリアとなって" しかし、遂にブラジルまで到達したと
  • 深海生態系の99%以上は謎なんです!(藤原 義弘)

    巨大ヨコヅナイワシの撮影成功! このニュースは、今年7月に大きな話題となりました。2000メートルより深い海に暮らす深海固有の硬骨魚類として「ヨコヅナイワシ」が世界最大であることが報じられた瞬間でもあります。 今回の大発見に至る経緯や研究の裏側、さらにそこから何がわかるのかを、JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の藤原 義弘  上席研究員に聞きました。 研究背景やヨコヅナイワシの謎、そこから見えてきたものは「深海生態系」という大きな謎の存在とそれに挑み続ける研究者の姿でした。 巨大ヨコヅナイワシの撮影についての〈Vol.1  深海の頂点捕者"ヨコヅナイワシ"撮影秘話!〉はこちら 鯨骨生物群集の謎 ――深海のトップ・プレデターを追う研究者として大活躍していますが、そもそも藤原先生が、研究対象として深海を選んだ理由はどこにあるのでしょうか? 大学時代に「海洋研究会」というサーク

    深海生態系の99%以上は謎なんです!(藤原 義弘)
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/08/22
    "譲り受けたクジラの遺骸を海底に沈めて人為的に鯨骨生物群集をつくり、どんな生物がやってくるかを観察することで、海の生態系を調べることができます。" なるほど
  • 深海の頂点捕食者“ヨコヅナイワシ”撮影秘話!(藤原 義弘)

    ヨコヅナイワシ撮影成功! このニュースは、今年7月に大きな話題となりました。2000メートルより深い海に暮らす深海固有種として「ヨコヅナイワシ」が世界最大の硬骨魚類であることが報じられた瞬間でもあります。 日の南方にある海山で生きる巨大なヨコヅナイワシ。深海生態系における物連鎖の頂点に君臨する「トップ・プレデター」(頂点捕者)。このヨコヅナイワシはこれまでに合計6匹しか採集に成功していないという、非常にレアな生き物です。 そこで、今回の大発見に至る経緯や研究の裏側、さらにそこから何がわかるのかを、JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の藤原義弘上席研究員に聞きました。 深海2091メートルに映った魚の正体は!? 2021年10月14日、私たちの研究グループは、伊豆半島から南に400キロメートルほどの沖合にある元禄海山の近くに到着したJAMSTECの研究船「かいめい」から、

    深海の頂点捕食者“ヨコヅナイワシ”撮影秘話!(藤原 義弘)
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/08/18
    撮影箇所を決めるぞ→環境DNA解析だ→深海に適用するには大量の海水が必要→海洋深層水の汲み上げ施設があるぞ!という話。なるほど