乾物のスルメといえば、スルメイカやヤリイカが一般的に使われているが、最高のスルメを作るべく、贅沢にアオリイカでスルメ作りに挑んでみることにした。 まずはアオリイカを釣ってくるところから 今年の正月の目標は、コタツに入って猫を撫でながら、日本酒をチビチビとやることである。我が家にはコタツも猫も存在しないが、実家に帰れば両方揃っている。 その際に用意したいつまみこそが、今回チャレンジする最高のスルメだ。「肴は炙ったイカでいい」とうい歌の文句があるけれど、個人的には「肴は炙ったイカがいい」と歌ってほしいくらいである。 アオリイカという肉厚で甘みの強い高級なイカを使えば、きっと最高のスルメができるはず。そこで生きたアオリイカを確保するべく、船に乗ってアオリイカ釣りに挑戦したのだが、この日は残念ながらモンゴウイカ(正式名称はカミナリイカ)しか釣れなかった。 しかし、このモンゴウもアオリイカ以上に肉厚