この記事のタグ: タイ / ミズオオトカゲ / 爬虫類 今月20日、バンコク中心部に位置するルンピニー公園で、園内で過剰に繁殖したミズオオトカゲ(Varanus salvator)の捕獲作業が行われた。 ミズオオトカゲは東南アジア各地に広く分布するオオトカゲ科の爬虫類。 様々な環境に適応することができるため、バンコクをはじめ都市部でも多く見られる。いわば野良犬、野良猫のような生物である。 バンコク市内、市街地の水路で日光浴中の個体。 観光地としても知られるルンピニ公園は敷地内に豊かな緑と人工池を湛え、特にミズオオトカゲの生息に適した環境となっている。 園内での殺生および採集活動は基本的に禁じられているため本種が盛んに繁殖、400匹ほどにまで個体数を増やしていたという。 ワニを思わせる恐ろし気な姿だが、こちらから手出しをしない限りは無害な生物で、ルンピニー公園の名物として市民に親しまれていた