殺傷能力のある改造拳銃を自宅で所持していたとして、警視庁と徳島県警は、銃刀法違反容疑で、徳島県鳴門市撫養町黒崎磯崎の無職、森田潤一郎容疑者(50)を逮捕した。警視庁組織犯罪対策5課によると「漫画の『ドーベルマン刑事』を見て興味を持った。10代のころからモデルガンを集め3、4年前から改造を始めた」などと供述、容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年12月14日、自宅で殺傷能力のある回転弾倉式改造拳銃14丁を所持したとしている。このほか、自宅には発射できない模造拳銃が58丁あり、これらの所持についても同法違反容疑で立件する方針。 同課によると、森田容疑者はインターネットの販売サイトで模造拳銃を買い、ドリルで銃口に穴を開けるなどして改造していた。銃は部屋のショーケースなどに並べ、観賞用として持っていたとみられる。