ニュージーランドで起きた銃乱射事件について、オーストラリアの国会議員がイスラム教徒に対する差別的な声明を発表し、これに抗議する少年から生卵を投げつけられる騒ぎがありました。 議員はすぐに平手打ちで返し、少年はその場で取り押さえられました。 生卵をぶつけられたのはフレーザー・アニング上院議員で、銃乱射事件の直後には「事件の本当の原因はイスラム教の狂信者を受け入れたニュージーランドの移民政策にある。彼らこそが信仰の名のもとに人を殺している犯人だ」と、イスラム教徒に対する差別的な声明を出していました。 この声明には世界中から厳しい批判が向けられていて、インターネット上では、少年が卵で攻撃したことには賛成できないが、議員の声明は放置できないとして、少年の行動に共感を示すコメントが多く投稿されています。
日本に住んでいるわれわれが歴史を通して抱え、いまだ克服できていない闇、部落差別。今回は長野市で発生し、長年ある一家を苦しめている隣人部落差別事件をとりあげる。2007年に20歳で兵庫県加古川市の屠場を舞台にドキュメンタリー映画『にくのひと』を撮った満若勇咲が、この事件をテキストと動画でレポート。満若へのインタビューと合わせ、ここに公開する。 § 長野県隣人部落差別事件レポート Text by 満若勇咲 長野県に住むある家族が近隣トラブルに巻き込まれ、7年に渡って悩まされている。隣人の嫌がらせに耐え続けるなかで、事態は部落差別事件へと発展した。 〈部落〉。果たしてこの言葉を聞いてピンとくる人はどれだけいるだろうか? これまでの反差別運動や人権意識の高まりにより、20〜30年前と比べれば、目に見える直接的な差別事件は減少しており、法務局の人権侵犯事件の救済手続き件数も減少傾向にある。苛烈な部落
浦和 報告書は不十分で却下 村井チェアマン「一刻一刻、信用を失っている」 3月8日の鳥栖戦で円陣を組む浦和イレブン Photo By スポニチ Jリーグの村井満チェアマン(54)は12日、8日の鳥栖戦で浦和の一部サポーターが掲げた「JAPANESE ONLY」(日本人以外お断り)の横断幕を差別的な表現と認め、厳罰を下す意向を示した。 浦和の淵田敬三社長(59)は「クラブの危機と認識している。Jリーグの処分に従います」としたが、既に10日にJリーグに出向いて報告書を提出。だが、村井チェアマンによれば、その内容はお粗末で不十分。「一刻一刻、信用を失っている。全てを開示してほしい」と却下。浦和側は早速、新たな報告書の作成に着手し、13日にも再提出することになった。 本来なら裁定委員会が開かれる事案。だが、村井チェアマンは各裁定委員のスケジュールを調整する時間さえ、惜しいと判断した。世界的にも
ドイツ東部ドレスデンで7月、「テロリスト」などと侮辱されたとして近所のドイツ人の男を告訴していたエジプト人女性が、訴えを審理中の法廷で男に刺殺された。この事件で殺人罪などに問われた男の公判が10月26日、同じドレスデンの裁判所で始まり、男が出廷。検察側は動機として、男の人種差別的な思想を指摘した。エジプトなどイスラム諸国では事件後、ドイツに対する非難が高まっており、ドイツ当局側も、裁判の行方次第では反ドイツの動きが加速する恐れがあると神経をとがらせている。(大内清)素顔を見せず この日の初公判。目深にかぶった野球帽の上にフードをかぶり、サングラスとマスクを着けて完全に顔を隠して入廷した男が、両手両足を厳重に拘束されて被告人席に座った。ロシア生まれのドイツ人で、名前はアレックス・ビーンズ(28)。 裁判は、ビーンズ被告がサングラスをはずすことをかたくなに拒否し、裁判官から50ユーロ(約67
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