今が旬のタケノコを動物たちにも味わってもうらおうという催しが、福岡市動物園で行われました。 福岡市中央区の福岡市動物園では27日朝、開園前に職員が園内の竹林で急斜面に生えているタケノコを収穫して回りました。 そして午前9時に開園すると、まずレッサーパンダ2頭に収穫したばかりのタケノコが与えられ、2頭は早速かぶりついていました。また、サル山にもタケノコが投げ入れられ、中には器用に皮をむいて中身だけを食べるサルもいました。 動物園では、今月初めごろから週に2、3回、タケノコをレッサーパンダやサル、マレーグマなどに与えていますが、動物たちはその日の朝に収穫したタケノコしか口にしないということです。 家族連れなどはタケノコを食べる動物たちをじっくりと観察していました。 福岡市動物園の広報担当の濱田洋輔さんは「動物たちにも旬の物を食べてもらいたいと思い、タケノコをあげている。お客さんには動物がどのよ