新日本プロレス創立50周年を記念して行われる3・1『旗揚げ記念日』日本武道館大会。メインイベントはNJPW旗揚げ50周年記念試合として、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&藤波辰爾の歴代IWGP王者トリオが、ザック・セイバーJr.&鈴木みのる&藤原喜明という新旧サブミッションマスターと対戦することが発表された。 新日本の歴史を感じさせる豪華6人タッグマッチ。キャリアの長いファンにとっての注目はやはり、新日本の黎明期を知る大ベテラン藤波と藤原の出場だろう。とくに藤波は今から50年前の1972年3月6日、大田区体育館で行われた旗揚げ戦にも出場したオリジナルメンバー。旗揚げ当時の新日本を知っているということは、新日本がもっとも苦しかった時代を知っているということでもある。 今でこそ業界ナンバーワンの地位を確固たるものにして久しい新日本だが、旗揚げ当時はアントニオ猪木という金看板があるとはいえ、いつ潰れて