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映画と考察に関するkowyoshiのブックマーク (4)

  • アオサギの話しかしない『君たちはどう生きるか』考察&感想&レビュー - 沼の見える街

    アオサギという鳥が好きだ。日中で見ることのできる、とても身近な野鳥でありながら、大きな体をもち、翼を広げれば全長は1.5メートルにもなる。あまり人や外敵を恐れぬ泰然とした佇まいにも目を奪われる。目元から冠羽へとつながる濃紺の模様や、長い首を彩る斑点、くすんだ青灰色の色合い…。いわゆる「サギ」として連想する真っ白な羽のシラサギ(実はこれは種の名前ではなく、ダイサギ・チュウサギ・コサギらをまとめた通称なのだが)とは一線を画する、野性的な美をアオサギはその身にまとっている。 そのルックスに恥じず、アオサギの暮らしはワイルドだ。魚や虫や甲殻類だけでなく、時には同じ鳥類や小型哺乳類まで捕する。「張り詰めた弓」のようにジッと動かないかと思えば、突如として矢のような瞬発がひらめく。長い首を素早くのばし、鋭いくちばしで獲物を捉えるのだ。堂々たる巨体の優雅さと、刃物のような攻撃性を兼ね備えたアオサギを眺

    アオサギの話しかしない『君たちはどう生きるか』考察&感想&レビュー - 沼の見える街
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/07/29
    アオサギ論(現実と「君たちはどう生きるか」のあいつ込み込みで)
  • 『この世界の片隅に』と、「右手」が持つ魔法の力 - 日々の音色とことば

    今日は、映画『この世界の片隅に』についての話。 もうすでにいろんなところで評判になっている。たくさんの人が心を揺り動かされている。絶賛されている。「映画館で観るべきだ」って言っている。僕も同意。名作だと思う。だから付け加えることはないかなとも思ったんだけど、やっぱり自分が感じたことを書いておこう。 僕は試写のときと、公開翌日と、2回観た。どちらも、途中から気付いたら涙ぐんでいた。なんと言うか、「感動を体感する」ってこういうことなんだと思った。原作は読んでいたから話の筋はわかっていたけれど、そういうこととは関係なしに、伝わってくるものがあった。物語というものの持つ質的な力に触れたような感覚があった。 最初の感想ツイートは以下。 『この世界の片隅に』観てきました。試写含めて2度目だったけどやっぱり涙ぐんでしまった。「描く」ということについて徹底的に貫いた作品だと思った。すずさんが絵を描く人だ

    『この世界の片隅に』と、「右手」が持つ魔法の力 - 日々の音色とことば
  • 【連載4】大阪人はどうやってトライポッドを倒したのか - 宇宙戦争 など - シミルボン

    宇宙戦争 / H.G. ウェルズ/Wells Herbert George/中村 融 などの紹介コラム。今、ここにある未来  突然ですが、「『どこかな?』ごっこ遊び」というものをご存知でしょうか?  まず、子供にこういう紙芝居(あるいは人形劇)を見せます。 ①キャラクターAがある人形を大切にしている。 ②Aはその人形をタンスに入れ、部屋を出ていく。 ③Aがいない間に、もう一人のキャラクターBがやってきて、タンスから人形を取り出し、別の箱の中に入れてしまう。 ④そこにAが戻ってきて、人形を探そうと

    【連載4】大阪人はどうやってトライポッドを倒したのか - 宇宙戦争 など - シミルボン
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/11/05
    ああ、太平洋戦争での対戦車戦のようにトライポッドに突っ込む日本兵(自衛隊員)とか…言われたらなんとなく想像はできる
  • かぐや姫の物語(ネタバレ)/ めぐれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ - 雲の上を真夜中が通る

    ■まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ 日最古の物語『竹取物語』に大胆な解釈を持ち込んだ作品。古典の授業、久々に思い出したぞー(笑)。 作品中何度も登場する、子供たちが歌うわらべ歌と、月人(とりあえずこう書いておきます。月の住人が何であるかは後ほど触れます)が哀しげに口ずさんでいた歌の虜となったかぐや姫。歌詞が違っているんですが、作の要とも言えるので、書きだしておきます。 ※わらべ歌 まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ まわって お日さん 連れてこい 鳥 虫 けもの 草 木 花 春 夏 秋 冬 呼んでこい ※月の女性(三保の松原の天女)が唄っていた、悲しげな調べの歌 めぐれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ めぐって 心を 連れてゆけ 鳥 虫 けもの 草 木 花 人の情けを はぐくみて まつとしきかば 今かへりこむ 月世界ではタブーとされている地球に憧れたことがかぐや姫が犯した「罪」で

    かぐや姫の物語(ネタバレ)/ めぐれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ - 雲の上を真夜中が通る
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